視界&見切りはどうだった?エクストレイルの試乗の感想

日産 新型 エクストレイル 2017

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オフロードでの走破性に定評のある日産のタフギア新型エクストレイルが、
2017年6月にビックマイナーチェンジを行いましたね。

先日、この新型モデルのガソリン車の試乗に行ってきたのですが、先代モデルと
比較して乗り心地が良くなった感じが…。また、今回のマイナーチェンジで搭載された
自動運転技術のプロパイロット機能にも大満足でした。

このように乗り心地や加速力は良かった新型エクストレイル(X-TRAIL)ですが、
試乗をしていて気になったのは、視界性&見切り。

この新型モデルの運転席からの視界性に関しては、先代モデルと同様に
あまり良いとは思いませんでした。

今回マイナーチェンジをして新発売された日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の
前方&後方の視界性は、どのような感じだったのか?

この新型モデルを試乗した時に視界性や見切りについて確認してきたので、
実際に私が撮った写真を使って、紹介したいと思います。2017/6/28
Chapter
新型エクストレイルの試乗の感想:視界性レビュー
その1:見切り&車体感覚の掴みにくさ
車体感覚も掴みにくい
その2:左前方の視界の悪さ

新型エクストレイルの試乗の感想:視界性レビュー

今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
運転席は、このようなデザインになっています。
このクルマは、本格的なオフロード走行にも対応しているクルマと言う事もあり、
フロアや運転席は、比較的高め。

なので、運転席に座ってみると、SUVらしい着座位置と視線の高さを感じます。

このように視界の高さ(アイポイント)の高さを感じる事はできる日産の本格派SUV
新型エクストレイル(X-TRAIL)ですが、試乗をしていて、運転がしやすいとは
感じる事はできませんでした。

今回マイナーチェンジをして新発売された日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)を
試乗していて、視界性に関して、気になった2つの事を紹介したいと思います。

その1:見切り&車体感覚の掴みにくさ

今回、新型エクストレイル(X-TRAIL)の試乗をしていて気になったのは、見切りの悪さ。

実際にこのクルマの運転席から前方の視界を確認してみると、このような感じ。

■新型エクストレイル運転席から見た前方視界
今回はあえていつも以上に運転席を高めに設定をしてみたのですが、
実際に運転をしていると、ボンネットの半分ちょっと先くらいまでしか
確認をする事ができませんでした。

また、今回新発売された日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)は、
マイナーチェンジ前のモデルと同様に丸くなったデザインをしているので、
左前方の見切りもイマイチ…。最先端を確認する事はできません。
■新型エクストレイルの左前方の視界
のち程詳しく説明詳しくしますが、左前方の視界の悪さを相まって、
左折する時は、細心の注意が必要なのかなと思いました。

車体感覚も掴みにくい

また、マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)を
試乗していて気になったのは、車体感覚が掴みにくさ。

居住性や快適性の事を考えると良いのですが、このクルマに乗りこんでみると、
なぜか実際のボディサイズ以上に大きく感じます。

今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)は、
競合車・ライバル車の一つでもあるトヨタのハリアー(Harrier)よりも
ボディサイズは小さいはずなのに、実際に乗ってみると一回り大きい感じが…。
■新型エクストレイルのボディサイズ
・全長:4,690mm
・全幅:1,820mm
・全高:1,740mm

■新型ハリアーのボディサイズ
・全長:4,725mm
・全幅:1,835mm
・全高:1,690mm

また、私がこの新型エクストレイル(X-TRAIL)を試乗していて、特に気になったのは、
左側の車体感覚の掴みにくさ。

このクルマのサイドミラーは小さく、死角が多い事も影響していると思いますが、
競合車・ライバル車と比較して、左側の車体感覚は掴みにくいです。

今回の試乗は、広い市街地&高速道路のコースがメインだったので、運転を
していて怖いと感じる場面は一度もありませんでした。ただ、狭い路地での
取り回しや縦列駐車には、注意が必要なのかなと思いました。

また、新型エクストレイル(X-TRAIL)は左側の視認性があまり良く無いので、
左側の視認性をサポートしてくれるアラウンドビューモニターの装備は、
必須なのかなと思いました。
■アラウンドビューモニター画面


その2:左前方の視界の悪さ

また、今回マイナーチェンジをした日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)を
試乗していて気になったのは、斜め前方の視界性。

このクルマのAピラーは、このように競合車・ライバル車よりも太め。
■新型エクストレイルのAピラー
また、実際に運転席から左前方を確認してみると、このようにAピラーと
サイドミラーが重なってしまい、死角が大きくなっています。
■新型エエクストレイルの斜め前方の視界性
左折をする際など、この大きな死角に歩行者が入りこみやすい感じが…。

私もこのクルマを試乗中に横断歩道を渡っている歩行者が、この死角に
完全に入り込んでしまいヒヤっとしました…。

このようにボディサイズも大きく、また、左前方の視界が悪いのは、
新型エクストレイル(X-TRAIL)の欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。

ちなみに、このクルマで左前方の視界を確認する際は、もたれたままではなく、
シートから背中を離して、前後に体を振って、視界に人がいないかしっかりと
確認した方が良いのかなと思いました。
今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
視界は、このようになっていました。

乗り心地や加速力、自動運転機能のプロパイロット機能などは概ね
満足できる出来だったのですが、このクルマの視界性に関してはイマイチ…。

競合車・ライバル車のトヨタのハリアーやスバルのフォレスターよりも
新型エクストレイル(X-TRAIL)の視界は、悪いように感じました。

視界の良し悪しは、運転のしやすさや安全面にも大きくかかわります。
もしこのクルマを試乗する際は、しっかりと確認をしてみてくださいね。


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