スバリストの誇り!水平対向エンジンを搭載する3つのメリットとは?

水平対向エンジンとは?

水平対向エンジンとは、ピストンを左右かつ水平に配置した形式です。

これに対してV型および直列エンジンは、ピストンが上向きで、上下に動くために振動が起こります。その点、水平対向エンジンは、低振動かつ回転バランスに優れています。V型エンジンよりも低重心に搭載できることで、優れた走行安定性を生み出します。

さらに、衝突安全性能への配慮にまでおよびます。水平対向エンジンはV型エンジンと比較して、どんなメリットがあるのでしょうか?

①水平対向エンジンは振動が少ない

まずは振動の少なさです。

4気筒エンジンを例に挙げた場合、直列エンジンは1列にピストンが並びます。

一方、水平対向エンジンの場合、ピストンは水平(横向き)かつ互い違いに配置されるため、各ピストンが動くことで発生する振動を打ち消す作用があり、結果的にスムーズな回転運動を実現します。

②水平対向エンジンならではの低重心を実現

水平対向エンジンは「フラットエンジン」とも呼ばれます。ポルシェ911に搭載された空冷6気筒エンジンが「フラットシックス」と呼ばれる所以はここにあります。

ピストンが上下動するV型および直列エンジンに対し、左右に動く水平対向エンジンは、重心を低くすることが可能となります。

③水平対向エンジンならではの音色

「ボクサーサウンド」に代表されるように、水平対向エンジンならではの「音」に親しみを持つファンの方も多いことでしょう。かつてのスバル車、さらに社外マフラーに交換したクルマはこの音がより強調されていました。

しかし近年は、このボクサーサウンドを抑える傾向なのか、特徴的な音があまり聞こえないチューニングが施されているようです。

2010年には従来の水平対向エンジンから約20年ぶりに新規のエンジンが登場しました!発表されたエンジンは常識を覆すロングストロークのエンジン。

従来はショートストロークの水平対向エンジンが一般的でしたが、革新的なエンジンの開発に努めています。

近年になり、スバルに続いて水平対向エンジンを搭載したモデルを発売した自動車メーカーがあります。それはトヨタです。

スバルにとってはBRZ、トヨタにとっては「86」がそれにあたります。2社が共同開発したことで、トヨタの直噴エンジン「D-4S」と、スバルの水平対向エンジンが融合した「FA20型エンジンが」誕生しました。ミニバンや軽自動車に比べ、販売台数が見込めないはずのスポーツカーを新たに世に送り出した、スバルとトヨタの英断に感謝したいですね。

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