火の用心!愛車が燃えたらどうする?いざという時のための傾向と対策

冬の自動車火災の主な原因は?

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年間を通じて発生する自動車火災。冬場のおもな原因は、燃料漏れ、各種オイル漏れ、バッテリーターミナルの緩み、電装系のショート、極度のエンジン空ぶかしなどです。

最近の自動車は、エンジンカバーが装着されていることも多く、エンジン本体に触れる機会こそ減りましたが、清掃やオイル交換時に使うウェスをエンジンルーム内の置き忘れ、走行中にエンジンの高熱により発火することが考えられます。

自動車火災の対策

冬はバッテリーの性能が低下する季節です。すでにバッテリーのメンテナンスは済んでいると思いますが、いま一度ターミナルが緩んでいないか確認しましょう。

自動車火災の対策として有効なのは、定期的に愛車を点検することです。1年に1度は整備工場で点検を行い、車両全体のチェックを行いたいもの。燃料タンクの亀裂、各種オイルパンやホースの亀裂や損傷、電気配線のショートなど、一般的なドライバーでは気づかない不具合箇所を早期発見修理ができます。

定期的に同じ整備工場で点検を受けていれば、ほんの少しの気になる点も気軽に相談でき、このちょっとした違和感が後の大きな不具合防止につながることもあります。愛車の点検がご無沙汰の方は、早めに受けておきましょう。

また、これからの時期にありがちなのが、スキー場に深夜から早朝に到着し、エアコンで暖を取ろうとエンジンをかけっぱなしにして運転席で仮眠することです。自分の足とはいえ睡眠中には制御できず、誤ってアクセルを踏んでしまうこともあります。

回転を上げて回り続けることで、エンジンが高温になり、火災を誘発します。車内で仮眠をとる場合は、服装やカイロ、寝袋などで出来る限りエンジンを始動させずに温まる対策を行いましょう。もしどうしてもというのであれば、極力運転席以外のシートで休みましょう。

燃料電池車は特にココに注意!

燃料電池車 トヨタ ミライ

車両火災の危険性と聞くと、多くの人は水素を燃料とする燃料電池自動車(FCV)を思い浮かるようです。それは、水素に対する誤解があるようです。

わずかな量でも、火の気があれば爆発するイメージのある水素ですが、実際には、空気に4〜75%混ざらなければ燃える気体にはならず、そのうえで着火されないと爆発しません。

さらにFCVの燃料タンクは、衝突などで変形や亀裂ができない設計にするほか、車両火災などで燃料タンク内の温度や圧力が異常に上昇した際、溶けることで水素を少しずつ車外に放出できる容器安全弁(逃し弁)が取り付けられています。

容器安全弁から放出された水素は、気流となって外に逃げ、燃料タンク内の温度や圧力が異常に上昇するとを防ぎます。その水素流には、引火しますが、爆発はしません。ただし、水素を放出する方向は車体後方の地面側と定められているので、FCVで自動車火災が発生した場合は、車両後方から近づくのは絶対にやまめしょう。

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