ボンネット=エンジンの蓋?エンジンの場所によって呼び名は変わるの?

ボンネット=エンジンの蓋?

MINI クロスオーバー

私たちがボンネットというと、一般的にはフロントノーズ上部、それを開けるとエンジンが現れるカバー的なパーツのことを言いますよね。

このボンネットという名はイギリスから伝わった表現で、アメリカやイギリス以外の欧州では”エンジンの蓋”という表現である「エンジンフード」や「エンジンリッド」という呼び名が一般的です。

ところが、エンジンの搭載位置は、フロントだけではありません。ポルシェやフェラーリなどは、車体後方もしくはセンターにエンジンを積んでいます。その場合、フロントのカバーはボンネットと呼ばないのでしょうか?

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エンジンが前になくてもボンネット?

ポルシェ 911 カレラ S

フロントにエンジンがないのであれば、そこをエンジンフードと呼ぶのは不適切です。ではボンネットと呼ぶのも、適切ではないということになるのでしょうか?

フロントにエンジンがない場合、「フロントリッド」や「トランクリッド」と呼ぶのが正解です。しかし、車に詳しくない人には、フロントリッドやトランクリッドという表現が耳慣れないうえに、エンジンが車体後方に積んであるなんてことは初見ではわかりません。

そういったこともあり、フロントのカバーをボンネットとひと括りにして呼ぶこともあるようです。

ではエンジンが後方に搭載されている場合、エンジン上部のカバーをボンネットと呼ぶのでしょうか?厳密には、エンジンカバーとしての役割を持っていればボンネットです。ただ、前がトランクで後ろがボンネットというのはなんとなく違和感がありますし、ちょっとややこしいですね。

市場に出回っているほとんどの車がフロントにエンジンを配置していますし、日本では実用車が多いので、フロント部分のカバー=ボンネットという認識が強いのだと思われます。

フロントにエンジンがない車のトランクはどうなってる?

ボンネット

前項でトランクリッドという言葉をご紹介しましが、MRやRRではフロントノーズ部分が荷室になっていることも珍しくありません。つまり、フロントのカバーがトランクリッドとなり、エンジンの搭載されているリアにボンネットがあることになります。

ただ、そういったスポーツカーのフロントスペースは、ステアリングラックやガソリンタンクなどによってミニマムになり、車載工具やスペアタイヤ、バッテリー、ウォッシャー液タンクなどでいっぱいになっていることがあります。その場合は「メンテナンスリッド」というのが一般的です。

ボンネットよりも、エンジンフードやエンジンリッドが定着していれば、こうした混乱も少なかったのではないでしょうか?

こういったイギリス的表現とアメリカ(欧州)的表現によるギャップは、まだあります。そういったことを知っておくと、海外のオークションサイトでのパーツが探しやすくなりますよ。


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