扁平率の低いタイヤユーザー必見!運転時、どんなことに気をつけるべき?

扁平率の低いタイヤだと、どんなことに気をつけるべき?

【東京オートサロン】ニットータイヤ

ひと昔前ならホイールサイズは16インチもあれば、結構なスポーツモデルでした。

しかし、テクノロジーが進化し、タイヤのサイドウォールに十分な剛性を持たせることができるようになった近年では、19インチや20インチのホイールを履いているセダンタイプも珍しくありません。ただし、ホイールが大きくなると同時にタイヤの扁平率は低くなる傾向があります。

扁平率とは、タイヤが地面に接する部分に対する高さの割合で、数字が小さくなれば高さは低くなります。

では、扁平率の低いタイヤユーザーは、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか?

①キャッツアイに注意

キャッツアイとは、主に道路のセンター部分にある道路鋲(出っ張り)のことで、最近多い細長い形状のものはチャッターバーと呼ばれます。これらは、車両が車線の外に逸脱することを防いだり、速度を落とさせる目的で使われています。

これを扁平率の低いタイヤで走行中に踏んでしまうと、サイドウォールのたわみが少なく、車両にかなりの衝撃が伝わります。最悪の場合、ホイールのリムを歪めたり、アライメントを変えてしまうなど、トラブルにもつながるので注意しましょう。

わき見運転や居眠り運転をしているとキャッツアイの洗礼を受けることになります。どうしてもキャッツアイやチャッターバーを乗り越えなければならないときは、足まわりへの衝撃をできるだけ少なくする運転をしましょう。

②コーナリングに注意

ポルシェ 911 カレラ GTS

適度な扁平タイヤは路面との接地面積が増え、踏ん張りが効きます。しかし、路面が凸凹している一般道の場合、タイヤが適度に変形することでグリップをしているという一面もあるのです。

そのため、そういった変化には扁平率の高いタイヤの方が適応力があるという見方もできます。

とはいえ、これはタイヤ&ホイールだけではなく、サスペンションとのマッチングなどもある、なかなか深い問題。それらを踏まえたうえで、タイヤ選びを行うと良いでしょう。

③ホイールのガリ傷に注意

ホイール

扁平率の低いタイヤは、ホイールを縁石や段差に擦りやすくなります。これは、タイヤのサイドウォールのたわみ(クッション性)がなく、ホイールが先に縁石などに触れてしまう構造になるためです。

また、ホイールリムが地面に近くなるので、本来扁平率の高いタイヤの場合には当たらない高さだったものが、当たるようになってしまうのです。

縁石に寄せすぎたりすると、ホイールにはガッツリ傷が入ってしまいます。せっかくのカッコいいホイールが目も当てられなくならないように、日頃から車両感覚を磨いておきましょう。

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④同乗者は不快

扁平タイヤは見た目がカッコいいのは確かですが、タイヤのたわみが減ってしまうので、乗り心地は硬くなります。ドライバーはそれほど気にならないのですが、同乗者は意外と不快に感じているかもしれません。

また、タイヤの接地面積が増えた分、ロードノイズが大きくなります。音楽や会話も聞き取りにくくなるので、デートカーなら扁平率はほどほどにしておきたいところです。

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⑤タイヤ代が高い

タイヤは外径が同じでも、低偏平であるほど価格が高くなる傾向があります。つまり低扁平のタイヤを履くのであれば、かっこいいとチヤホヤされるのと引き換えに、ランニングコストが高くつきます。他にもわだちにハンドルを取られやすくなったり、雨の日はハイドロプレーニング現象が起きやすくなるなどの問題が発生しやすくなります。

扁平率の低いタイヤは、こういったマイナス面もあることを理解した上で使うと、上手な付き合い方ができるのかもしれませんね。

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