クラウン、エルグランド...もし年収800万円あったらどの車を買うのが良いのか?おすすめ5選!

日産  エルグランド E51

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年収800万円となると、安い車から高級車まで、かなり幅広く車を選ぶことができますね。そこで、そんな羨ましい皆さんにオススメのクルマとして、年収の半分にあたる400万円前後の車両価格が付いたクルマを5台選んでみました。参考に、同カテゴリーのライバルも紹介しています。

※ 2015年8月時点
Chapter
高級セダン編 トヨタクラウン
高級ミニバン編 日産エルグランド
SUV編 三菱パジェロ
輸入車編 BMW 3シリーズ
中古車編 メルセデス・ベンツ S350

高級セダン編 トヨタクラウン

「いつかはクラウン」のキャッチコピーで知られるように、クラウンは日本の高級車の代名詞ともいえる存在です。400万円あれば、そんなクラウンも愛車選びのターゲットに入れることができます。では、価格帯を見ていきましょう。

・クラウンアスリート系
(ガソリン車)⇨3,672,000円~。

・クラウンアスリート系
(ハイブリッド車)⇨4,217,143円〜。

・クラウンロイヤル系
(ガソリン車)⇨3,630,857円~。

・クラウンロイヤル系
(ハイブリッド車)⇨4,217,143円~。

最廉価モデルであってもクラウンの威厳は十分ですが、上級モデルになると装備面でも高級車らしくなります。ハイブリッドが人気の12代目ですが、価格面だけ見るとV型6気筒2500ccエンジン搭載のガソリン車は狙い目かもしれません。

<ロイヤルサルーン>
ガソリン車4,206,857円
ハイブリッド車4,824,000円

<アスリートS>
ガソリン車4,248,000円
ハイブリッド車4,824,000円

燃費はガソリン車のJC08モードが11.4km、ハイブリッド車が23.2kmとなります。両者の価格差が約60万円、燃費の差が12km。1Lあたりのガソリン価格を150円として計算すると、この価格差は40,000km以上走行しない限り、ハイブリッド車の方が割高ということになります。実際に購入すると10年10万キロというのがひとつの目安になりますので、廃車までに価格差をペイできるか微妙なところです。

もっとも、購入時の値引額や減税措置などもありますので、一概にはいえませんが…。

低燃費は環境のためでもありますが、次の買い換えまで5万キロ前後しか乗らない人であれば、あえてガソリンエンジン車を選んで、V6エンジンの滑らかな回転フィールを味わっておくのもアリでしょう。ちなみに、同じ価格帯のライバルは、日産フーガ、スカイライン、ホンダ アコードハイブリッドなどがあります。

高級ミニバン編 日産エルグランド

高級ミニバンブームの先駆けとなったのがエルグランドです。販売台数ではトヨタのアルファード/ベルファイアにすっかり水を開けられてしまいましたが、日産の威信をかけた車種だけに、高級感、開放感ともに満点です。特に3列目に人を乗せる機会の多い人は、3列目シートがしっかりとしたエルグランドはオススメです。

価格は、通常モデルが3,213,000円〜、主力のハイウェイスターは3,395,520円が廉価モデルですが、400万円あるとV型6気筒3500ccエンジン搭載車が選べます。また、2500ccの4WDモデルも選べますので、スキーやキャンプなど、アウトドアの好きな方はこちらも選択肢になってくるでしょう。

ライバルはトヨタアルファード/ベルファイア。ディーゼルエンジンの4WDをなら、三菱デリカD-5も選択肢になるでしょう。

SUV編 三菱パジェロ

1990年代に一時代を築いた三菱パジェロはいかがでしょうか。2ドアショートボディは2,926,800円から、4ドアロングボディは3,277,800円からラインナップされています。パジェロらしい3ウェイ2トーンカラーも選べる4ドアロングボディのエクシードは、ガソリンエンジン車が3,839,400円、クリーンディーゼルエンジン車が4,282,200円になります。

ディーゼル車の排気ガス規制の影響で、ここ数年はSUVといえどもガソリンエンジン車ばかりになっていましたが、クリーンディーゼルエンジンの開発で、ようやく日本でもディーゼルエンジン車が普及しはじめました。

車体の重いSUVは、トルクの厚いディーゼルエンジンが適しています。最近はやりの、乗用車の延長にあるようなSUVではなく、パジェロのような本格的なクロスカントリータイプのSUVを選んでみるのはいかがでしょうか?

輸入車編 BMW 3シリーズ

400万円前後となると、憧れのドイツの高級ブランドも新車で手に入れられます。ここで挙げたBMWの3シリーズなら、セダンの最廉価グレード、320i SEが4,270,000円で設定されています。言葉で最廉価グレードとはいえ、BMWならではの走行性能とドイツ車らしい剛性感は上級グレードと変わりありません。

キドニーグリルと飛行機のプロペラをモチーフにしたエンブレムは、自動車好きでなくても憧れるところです。

同じようなドイツ車では、メルセデスベンツCクラスのセダン(C180)が、4,270,000円。また、ボルボもS60 Luxury Editionが4,290,000円で設定されています。

中古車編 メルセデス・ベンツ S350

車両価格に400万円前後を用意できると相当贅沢な中古車選びも可能です。新車では1000万円を超えるようなクルマも、50,000km前後の走行距離で選べます。ドイツの高級ブランドであれば、一通りトラブルも出尽くして、安定した頃といわれる状態です。

たとえば、本稿を執筆しながら検索したところでは、メルセデス・ベンツの最上級セダンSクラスの先代S350の2011年型・走行距離40,000kmが398.8万円で出品されていました。中古車といえども、社長クラスでなければ買えない車種です。まだまだ乗り甲斐のある年式ですので、こういう選択肢もおもしろいのではないでしょうか?
400万円あると、実に多彩な車種が選べますね。もちろん、これより安い価格のクルマも範疇に入ります。ぜひ、すばらしいカーライフを!

(篠田恵三)
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