ディーラー車検のメリット・デメリットとは?

車検の種類とは?

車検

車検を通すと言っても、実際にはこれだけの種類があります。

・ディーラー車検
・民間整備工場で車検
・カー用品店で車検
・車検専門業者で車検
・ガソリンスタンドで車検
・ユーザー車検

新車登録後、5年(2回目)を過ぎるとディーラーで車検を受ける確率が急激に下がる傾向があるようです。自検協(一般財団法人 自動車検査登録情報協会)によると、小型車を含む乗用車の平均車齢(平均車齢とは、国内でナンバープレートを付けている自動車が初度登録されてからの経過年数の平均で、人間の平均年齢に相当)が、2014年時点で8.13年となっています。

ちなみに、1990年時点で4.64年。2000年で5.84年でした。このデータからも分かるように、乗用車の平均車齢が年々増えつつあります。

ディーラー車検のメリットとは?

●もっとも正確な情報とノウハウが蓄積・集約されている
各モデルの正確かつ最新の情報を保持しているのがディーラーであり、サービススタッフも、メーカーが推奨する専門のトレーニングを受けることで知識と技術を身につけています。また、専用の工具や車両管理システムなど、そのクルマにとって、もっとも正確な情報とノウハウが蓄積・集約されていると言って良いでしょう。

さらには新車から一貫してディーラーでメンテナンスを行っている場合、愛車のコンディションを把握してくれる「主治医」であり、点検整備の時期や、消耗品および定期交換部品などをきめ細かく知らせてくれます。

●売却時に有利なことも
また、いま乗っているクルマを手放すとき、ディーラーで車検や点検整備をしていると、査定時に有利になることもあるようです。

ディーラー車検のデメリットとは?

●価格
「ディーラー車検は高い」。街の整備工場やユーザー車検と比較した場合、そのようなイメージまたは経験があるかもしれません。しかし、高いことには理由があります。前述のように、これだけのインフラを日本全国に張り巡らせるだけでなく、維持させていくには相当な労力とコストが必要です。

たとえば旅行先で車両トラブルがあったとしても、最寄りのディーラーが修理に応じてくれるなど、その安心感は何物にも代えがたいと言えます。

●古いクルマに精通したメカニックがいないことも
現在販売されているモデルや数世代前のモデルまでなら、ディーラーでも対応してくれるかもしれません。

しかし、ヒストリックカーと呼ばれているモデルや、20数年を経過したモデルにまで遡ると話しが変わってきます。ディーラーに古いクルマを点検整備するノウハウがない場合が多いのです。メカニックも、若手となると自分が生まれた頃か、生まれる前に生産されていたモデルに触れることになります。

結果的に、きちんとした整備ができないことがあるかもしれません。こういう場合は、全国に点在する腕利きの民間整備工場や、各モデルに精通したショップに相談を受けた方が安心と言えそうです。

果たして、ディーラー車検は必要なのか?

必要か否かと言えば、間違いなく「必要」と言えるでしょう。老若男女さまざまユーザーがクルマを使います。クルマ好きならさまざまな情報を入手して種々選択できますが、高齢者の方にとっては、単にクルマを預けるだけでなく、ディーラーのスタッフとの密なコミュニケーションを楽しみにしているケースもあるのです。

親子2代に渡ってひとつのディーラーでクルマを買い続けている方もいます。ディーラーで車検を通すことで、スタッフと地域の人とのコミュニケーションの場となっているケースもあります。


いかがでしたでしょうか?

安く済ませたいからと、安易にユーザー車検を通すと、いざと言うときにバッテリー上がりなどのトラブルに見舞われる可能性があります。適切な点検整備を行えるのは、技術を持ったプロの整備士の方に任せるのが安心です。

壊れてから直すのではなく「予防整備」が愛車のコンディションを保つうえでも重要になってきます。やはり、ディーラーはもっとも安心と言えそうです。あとは、予算がそのクルマにあった点検整備を行ってくれる主治医と出会えれば心強いですね。

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