消防車、救急車、パトカー、それぞれ運転に必要な免許は?

パトカー

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消防車、救急車、パトカーといえば、数ある緊急車両のなかでも広く認知されており、目にする機会も多い車両です。これら緊急車両を運転するためには、特別な資格が必要なのでしょうか?それとも、消防士や警察官になれば、誰でも運転できるものなのでしょうか?
Chapter
緊急車両に該当する車たち
消防車、救急車、パトカーの運転に必要な免許
これらの自動車が特別な理由
緊急車両に関する記事まとめ

緊急車両に該当する車たち

消防車、救急車、パトカーなどの緊急車両は、平時は一般車と同様に道路交通法で定められたルールを守って走行しなければなりません。しかし、緊急時、道交法の緊急車両に該当する場合は、一般車両とは異なる扱いとなります。

緊急時における緊急車両は、サイレンを鳴らして赤色灯を点灯させた状態で走行しなければなりません。パトカーですと、緊急時以外でも赤色灯を回して走行していますが、緊急時には大きなサイレンを鳴らして走っていることは周知のことでしょう。

緊急時における緊急車両は、制限速度が緩和されることに加えて、赤信号の交差点への侵入や通行禁止区分道路への走行、その他にUターン禁止や追い越し禁止場所でも、Uターンや追い越しが可能になります。

消防車、救急車、パトカーの運転に必要な免許

緊急車両を運転するには、どんな免許が必要なのでしょうか?

運転する緊急車両が該当する免許が必要なことは当然で、免許を取得してから普通免許なら取得後2年、それ以外の免許なら取得後通算3年を経過していることが条件になります。

さらに、所属する機関・団体が定める内部資格の取得も必要です。警察ならパトカー運転資格を得るためのパトカー運転員養成専科、消防局なら消防車や救急車の運転研修を用意しており、そこで認められた者だけが運転する資格を得る、というような構造となっています。

これらの自動車が特別な理由

消防車、救急車、そしてパトカーなど、緊急車両を運行する者は、緊急時に確実な運転が求められます。そして搭載されている装備を、的確に扱う必要もあります。つまり、緊急車両の運行には、運転技術はもとより、それ以外の経験と専門の知識も必要ということです。

緊急時に正確かつ安全な操作を求められるからこそ、緊急車両を運転するには一般的な免許だけでなく、特別な研修や組織内で定めた内部資格などを受講・合格する必要があるのですね。

緊急車両に関する記事まとめ

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