ポルシェやマツダが使うオルガン式ペダルのメリット

吊り下げ式とオルガン式ペダルの構造の違い

ホンダ インテグラ タイプR(2004)

まず最初に、吊り下げ式とオルガン式ペダルの、おおまかな特徴を説明しましょう。

まず吊り下げ式ペダルですが、こちらはペダルを上から吊り下げた方式です。ステアリングポストの横(メーターの裏側)あたりを支点としたリンク棒に、ペダルが装着されており、足裏の上半部で奥に向かって操作します。

マツダ CX-5 (2012)

一方オルガン式ペダルは、ペダルをフロアに取り付けた方式です。ペダルの下端を支点としてフロアに蝶番で固定されており、足裏全体で下方向に踏み込むように操作します。

ちなみに、ひと昔前のクルマは、アクセルペダルとエンジンのスロットルが、ワイヤーによって繋がっていましたから、一般的なフロント搭載エンジンの場合だと、吊り下げ式のほうが、ペダルの動作機構や、ワイヤーの取り回しをシンプルにでき、コストが安くなるというメリットがありました。

しかしそれでもオルガン式にこだわるメーカーがあったのです。その理由を考えてみましょう。

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