レクサスCTの中古価格・グレード比較|レクサスCTのフルモデルチェンジはいつ!?

レクサスCTは4つのグレードで構成されています。高級車の場合、グレードが異なるとまったく装備が異なるケースも珍しくありません。まるで別の車なのではと思う程に違いがあるケースもありますが、レクサスCTはどうなのでしょうか。

レクサスCTの各グレードの違いや、現在の中古価格をしっかりと確認していきましょう。

Chapter
レクサスCT
レクサスCTはマイナーチェンジで何が変わった!?
レクサスCTのエクステリア・内装
レクサスCTの走行スペック
レクサスCTの燃費
レクサスCTの環境性能
レクサスCTのグレード比較・新車価格
レクサスCTの中古価格
レクサスCTのフルモデルチェンジはいつ頃になりそうか!?
レクサスCTのライバル車比較

レクサスCT

レクサスCTが登場したのは2010年3月。ジュネーヴ・モーターショーにて初公開されたレクサスCTは、レクサス初のCセグメントでした。それまでのレクサスは基本的にはもう少し大きなセグメントのモデルが多かったため、レクサスブランドによるCセグメント車の発表は自動車業界全体に大きな衝撃をもたらしました。

ヨーロッパでの登場は2010年3月でしたが、日本では2011年1月、北米では2011年の春からの登場。レクサスのモデルにしては珍しいハッチバックは、投入された時期からも分かるように、欧州向けだったためとも言われています。

ちなみに、他のレクサスモデルではガソリンとハイブリッドモデルを併売するパターンが定着していますが、CTに関してはハイブリッド専用モデルのみとなりました。

このレクサスCTがフルモデルチェンジの時期がそろそろ来るのではないか?と噂されています。そのフルモデルチェンジの噂とともに、今までのマイナーチェンジではどのように変わったのかも踏まえてみていきましょう!

レクサスCTはマイナーチェンジで何が変わった!?

レクサスCTは、レクサスモデル唯一のハッチバックでありつつ、レクサスブランドとしてはリーズナブルな価格設定も手伝い、人気を集めました。

そして日本発売から3年後の2014年1月16日、マイナーチェンジを果たすこととなりました。では、2014年のマイナーチェンジ前後では一体何がどのように変わったのでしょうか?
(※価格は2016年4月時点の価格です)

フロントフェイス

まず何より目に入るのが、レクサスCTのフロントフェイスです。

マイナーチェンジ後のレクサスCTは、レクサスのデザインアイコンでもある「スピンドルグリル」が導入されました。

それまでのCTのフロントフェイスは、「レクサスらしい」良く言えば大人の落ち着きのある、悪く言えば没個性的なデザインでした。ですが、マイナーチェンジしたレクサスCTはレクサスの新しい象徴でもあるスピンドルグリルとなり、今までの「無難」とは程遠いデザインのフェイスと変わりました。

この新しいスピンドルフェイスに関しては様々な声があります。「レクサスらしくない」という声もあれば「冒険していてよい」「迫力がある」「ギラついていて良い」など、いろいろな意見が飛び交いましたが、悲喜交々多くの声があったのも、レクサスの注目度と期待が高かったからに他なりません。

より自分好みのカスタマイズが可能に

アルミホイールのデザイン変更、ボディカラーの新色追加などは一般的なマイナーチェンジにもありますが、加えて、シート表皮や内装色、パネルの組み合わせを80通りにまで拡大しています。これにより、「自分だけのレクサスCT」に仕立てる事が可能となりました。

高級車を所有する人は、出来れば「唯一無二のレクサスCTを」と考えているものです。スピンドルグリルばかりに目がいってしまいがちなのですが、細かいユーザーニーズに応えてくれるようになった点もまた、マイナーチェンジ前後での大きな変更点の一つです。

快適性まで向上

これまではエクステリアの話でしたが、内面も変わりました。

例えば、リアバンパーを低重心化。見た目ではあまり変化が分からないかもしれませんが、低重心にする事で走行安定性のみならず、吸遮音性まで改良され、車内空間がより快適になりました。また、ボディ剛性の強化により、走行の安定感を生み、操作性も向上。自分の意思をよりダイレクトに伝えられるようになり、運転を楽しめるようになりました。

見逃せないのがエアロスタビライジングフィンと、エンジンアンダーカバーです。整流フィンを追加した事により、空力性能が高まりました。低燃費はもちろんですが、車両の安定性も向上するなど、より快適なドライブを約束してくれます。

レクサスCTのエクステリア・内装

カスタマイズできるボディカラー

車内の乗り心地と静寂性にこだわるために、走行中のロードノイズと、路面の凹凸部分の走行でも突き上げ感が軽減される設計されています。

レクサスCTのボディカラーは11種類からで、インテリアもパターンが多いので自分好みに仕上げることができることはもちろん、一つ一つが高級感とこだわりのあるパーツなので、自分好みにレクサスCTをカスタマイズすることができます。

レクサスCTの乗り心地の秘訣

また、どうしてレクサスCT200hの乗り心地が良いのか…。その理由は、レスポンスの良さにあります。

ステアリングの精度はエンジニアがこだわり、ボディに僅かな歪みや、たわみが出ないように部品を作成したり、ステアリング操作を計測するなどして徹底的に追及しました。その結果、ドライバーの手足のように操作できるので直線でも急なカーブでさえもストレスなく動きが付いてくるのです。

このストレスフリーなドライビングができるということでドライバーの満足感・高揚感が溢れてきます。

また、コックピット内、シフトレバーは電気式でスマートな設計となっています。シートも、スピードを出している時でさえ自分の身を委ねられるようなゆったりと、しっかりとした作りになっていることも乗り心地の秘訣です。

レクサスCTの走行スペック

モードを「選べる」楽しさがある

レクサスCTの走行スペックを見てみましょう。

まずは出力ですが、エンジンは99psで5,200rpm。モーターが82psなので合計で181psになります。トルクはエンジンが142M・m/4000rpm、モーターが207N・m。それぞれ14.5kgf・mと21.1kgf・m。これらの数字だけで判断すると、「物凄く速い」とは言いませんが、決して遅い訳でもありません。

ですが、レクサスCTの走行性への評価は高いです。その理由は車重にあります。

高級車となるとどうしても重量が重くなってしまうのですが、レクサスCTは1,400kgから1,460kg。自動車の世界ではエンジンを強化するよりも軽くした方が速くなると言われていますが、同じレクサスの、ISが1,690kg。競合でもあるBMW X1が1,545kgから1,685kgである点を考えると、レクサスCTはかなり軽いモデルであることが分かるはずです。

レクサスCTの走行性を語る上で欠かせないのが、モードを選べる点です。モーターのみの走行になる「EV」モードと、通常走行の「ノーマル」モード、モーターの電圧を昇圧し速度を出す「スポーツ」モード、そしてエンジンを抑えて運転する「エコ」モード。

これらのモードが用意されていますので、状況に応じたモードを選択出来ます。渋滞中はエコ、空いている高速道路ではスポーツ、ちょっとした送迎はEV…といったように、選ぶ楽しさがあるのもレクサスCTの特徴です。

レクサスCTはハイブリッドカーなため、ノーマルの運転でも十分に低燃費ですが、エコにする事でより低燃費な運転が可能になります。反面、スポーツモードにした時はハイブリッドカーとは思えないポテンシャルを発揮してくれます。

レクサスCTスポーツモードの時のスペックは?

スポーツモードになると、モーター駆動電圧を500Vから600Vへ昇圧します。簡単に言えば「リミッター解除」のようなものです。昇圧する事によってより多くの電気エネルギーを使用出来る状態としますので、運転がよりパワフルになります。

スポーツ走行時はさすがに燃費も少々悪くなりますが、引き換えにハイブリッドカーとは思えないパワフルな走りを得られます。

レクサスCTはコンパクトカーに分類される事もありますが、あくまでも「高級車」の中での話であって、4,350×1,765mm×1,430mm(全長×全幅×全高)は、日本の道路事情で考えたら決して「コンパクト」ではありません。エンジンとて1.8Lです。コンパクトカーだと思っていると、その走りに驚かされることでしょう。


つまり、走りを楽しみたい人や、そのような状況の時にお勧めしたいのが、エコモード・ノーマルモード・スポーツモードで、このモードではレクサスCTで機敏な走りを体感することができます。さらに、加速のレスポンスの良さと心地よい加速感でレクサスCTと一体になれる感覚を味わうことができるのです。

レクサスCTの燃費

レクサスCTのパワートレーンは3代目プリウスとほぼ同じもので、燃費は26.6Km/Lから30.4Km/L。

この数字は高級車としてはまさに「驚異的」な数字となっています。「燃費の良い高級車」というニーズに応えている世界で唯一のモデルと言っても決して過言ではありません。

低燃費の秘密は、車重の軽量化。プリウスと同じハイブリッドシステムはもちろん、車重ボンネットフードやバックドアに軽量なアルミ合金を使用することで、軽量化を意識しています。また、空力面では、2BOX形状においてトップクラスのCd値を実現しています。

更にはドライブモードセレクトも搭載。スポーツやエコ、ノーマルの他に「EV」も用意され、EVモード時は82psのモーターの身での走行となります。もちろんガソリンを消費しない走行になるので、更に経済性が高まります。

レクサスCTの環境性能

環境に優しく低燃費なレクサスCT

ハイブリッド車でガソリンと電気両方のエネルギーを使い走行するCT200hは、CO2排出量も削減され、少ないエネルギーでよく走る環境に優しい車と言えます。

エコドライブを心がけたいけれど、エコドライブをしているかどうかというのはなかなか目に見えて分かるものではありませんが、CT200hではナビシステムやオーナーズサイトを利用するとエコドライブのレベルが一目見てわかるデータとなって表れます。

車の燃費が分かると同時にエコについて考えるきっかけともなり良い機能です。

また、先述の通り、レクサスCT200hには4種類の走行モードから選べます。

エコモード・ノーマルモード・スポーツモードの3つ。そして、4つ目が夜間や早朝住宅街を静かに走行したい時に有効なEVモードです。

周りへの配慮を忘れないレクサスモデルこそ、レクサスCTですね。

レクサスCTのグレード比較・新車価格

レクサスCTの現行モデルは4つのグレード展開となっています。

ベーシックな「CT200h」、専用チューニングが施された「CT200h バージョンc」、走行性を重視した「CT200h Fスポーツ」、最上級モデルの「CT200h バージョンL」がラインナップされています。

こちらはあくまでも車体価格になりますので、ここからオプション、取得税が加算されます。一番安いグレードでもいわゆる「乗り出し価格」はおよそ400万円前後といった所でしょうか。値段分の価値は十分にあるモデルですが、さすがに「気楽に」払える額ではないと思う人が多い価格帯です。

しかし、レクサスCTは、レクサスモデルの中でも最も安いモデルでもあり、この金額でレクサスブランドを手に入れられると考えると少し妥当な金額にも思えてくるのではないでしょうか。

ベーシックグレード、「CT200h」

新車価格:366万円〜

こちらの「CT200h」はベーシックグレードになります。

価格は366万円からと最もリーズナブルなモデルですが、あまり装備が付いていない分、一番低燃費なグレードです。他のグレードは26.6Km/Lですが、このグレードのみ30.4Km/L。高級車は欲しい。でも燃費も…という人にとって、30.0Km/Lを上回る低燃費は大きな魅力になるのではないでしょうか。

プラズマクラスター、撥水機能付スーパーUV・IRカットガラス、車両接近通報装置、本革ステアリング&本革シフトノブ、ハロゲンヘッドランプやフロントフォグランプなど、基本的な物は揃っています。あくまでも「シンプル」ですので、とりあえずリーズナブルにCTをと考えている人や、自分であれこれカスタマイズをと考えている人向けです。

専用チューニングが施されている「CT200h version C」

◼︎新車価格:390万円〜

ベーシックグレードに専用チューニングサスペンションが装備されているグレードが、こちらの「CT200h version C」です。オーナメントパネルも選択肢が増えていますし、自動防眩ミラーやクルーズコントロールが装備されています。また、車以外ではカードキーが用意されています。

メーカーオプションの選択肢がベースグレードよりも多く、LEDフォグランプやLEDヘッドランプ、クリアランスソナー&バックソナー、ムーンルーフなどが用意されています。「高級車」として考えると、ある意味ではこちらがベースグレードと言っても良いのかもしれません。

「CT200h」が一番安価なのでベースグレードと考えてしまいがちですが、選べるオプション・装備を考えるとCT200hはリーズナブル仕様です。「高級車であるレクサス」を購入したいと考えている方にとっては、こちらのほうがより満足度が高いかもしれません。価格は390万円からと、こちらもレクサスとしては比較的安価な価格設定です。

"F"を冠するスポーティーグレード「CT200h F SPORT」

◼︎新車価格:433万円〜

スポーティーグレードの「CT200h F SPORT」では、LEDヘッドライドが標準装備となりました。

また、フロントグリル、スポーツサスペンション、リアバンパー、アルミホイール、エンブレム、リヤスポラー、本革ステアリング、スカッフプレート、アルミ製スポーツペダル、ディンプル本革シフトノブ、オートメントパネルなど、すべて「F 専用」のものばかりの装備となっています。

これらからも分かるように、他のモデルよりも走行性、外見にこだわったグレードです。

レクサスCTは比較的落ち着いたモデルですが、このグレードに関しては若々しさが存分に発揮されています。走りを楽しみたい人はもちろんですが、カーライフそのものを楽しみたい人にとっても、専用装備の数々は魅力的なのではないでしょうか。こちらは433万円からとなっています。

レクサスならではなラグジュアリー感が売りの最上級グレード「CT200h version L」

◼︎新車価格:460万円〜

レクサスCTの最上級グレードがこちらの「CT200h version L」になります。

本革シート、運転席8WAY調整式パワーシートを装備。オーナメントパネルもアッチュパールやバンブーなど、このグレードのみでしか選べない物があります。装備そのものよりも上質感が売りのグレードですので、「落ち着いた高級車」を目的にするのであればこちらのグレードになります。

ベースグレードでも高級感が漂っているレクサスCTですが、こちらはドアを開けた瞬間、明らかに「高級」「何かが違う」と感じさせてくれるグレードとなっています。価格も460万円からと一番高く、「CT200h」よりもおよそ100万円程高いですが、上質感に特化したグレードです。燃費や維持費などにこだわらず、気持ち良く上質感のある車に乗りたい人向けのモデルです。

同じCTでも、グレードにより毛色が大きく異なります。レクサス CTの購入を検討されている方は、ぜひ今回紹介した各グレードの特徴とポイントを参考にしてみてください。

レクサスCTの中古価格

ガリバーなどの各種中古車情報サイトを見てみると、レクサスCTの中古車は全国でおよそ400台程あるようです。割合的にはマイナーチェンジ前のバージョンが目立ちます。これは単純に、マイナーチェンジ前のバージョンの方が販売されていた期間が長いだけで、これからはマイナーチェンジ後のモデルの方が増えていくでしょう。

走行距離、価格帯共に幅広いので、探し甲斐のあるモデルです。

走行距離が短い良い状態の物もあれば、走行距離が長いのでリーズナブルな価格となっている狙い目車種もあります。レクサスブランドのオーナーたちが手放した車種なだけあり、状態の良いモデルが多いのも特徴です。人気モデルなため、入庫してもすぐに出ていくという嬉しい悲鳴を上げている中古車ショップもあるとか。

中古車購入のメリット

レクサスCTを中古車で購入するメリットは、すぐに入手出来る点が挙げられます。新車の場合、受注生産になりますので、納車まで時間がかかります。中古であれば現物をすぐに手に入れられますので、乗り換えや廃車の計算が立てやすくなるでしょう。

また、それ以上に大きな魅力は過去のモデルを購入出来る点です。レクサスCTは2011年1月に国内デビューし、2014年の1月にマイナーチェンジしました。ディーラーで新車を購入する場合、2014年1月にマイナーチェンジされた後のモデルのみです。

スピンドルグリルがどうも…という人は中古車一択ですし、既に生産終了となってしまっている特別仕様車をと考えている場合も中古車のみになります。中古車は前のオーナーのカーライフによって状態が左右されますが、レクサスCTは丁寧に乗っている人が多いので、状態が良い物が多い点も特徴の一つです。

レクサスCTのフルモデルチェンジはいつ頃になりそうか!?

低燃費で高性能なレクサスCTですが、フルモデルチェンジの噂も出てきています。登場以降は2014年の1月にマイナーチェンジが行われたのみですが、2017年末にフルモデルチェンジが行われるのではないか、とのこと。

トヨタの新プラットフォーム、「TNGA-C」が採用されるだろうと言われている一方で、SUVテイストになるのではないかとも囁かれています。レクサスのSUVといえばNXやRXがありますが、コンパクトサイズのSUVはありません。世界的に見ればNXが「コンパクトSUV」に分類されなくもないのですが、日本の道路事情で考えるととても「コンパクト」ではありません。

そこで、次期レクサスCTはコンパクトSUVとして投入されるのではとの声があります。ベンツのGLAや、BMWのX1辺りがライバルになるとも言われていますので、現行のハッチバックモデルを…と考えている方は、入手を急いだ方が良いかもしれません。

レクサスCTのライバル車比較

新車価格対決

競合と考えられているモデルと比較してみると、アウディのA3が303万円から429万円、BMWの1シリーズが344万円から578万円、ベンツのAクラスが296万円から596万円となっています。

ドイツ車の場合、グレードによって大きな違いが出るので一番高いグレードとの比較ではレクサスCTの安さが際立つ結果になっていますが、最廉価グレードで考えるとほぼ横ばいと考えてよいでしょう。

更に、車体価格にオプション料金が加算されますので、選ぶべきオプションによっても上記の価格は変動します。

燃費対決

燃費に関してはレクサスCTが圧倒的です。レクサスCTの燃費は26.6km/Lから30.4km/L。この数字は、燃費ランキングでも上から数えた方が早いくらいの低燃費となっています。

一方、ベンツのAクラスは13.7km/Lから17.6km/L、BMWの1シリーズは18.1km/L、アウディのA3は14.8km/Lから20.0km/Lです。

ドイツ車もかつてと比べれば燃費が良くなっているものの、レクッスCTの数字と比べると見劣りしてしまうのは、ドイツ車の燃費が悪いのではなく、CTの燃費が良いからです。勿論、あくまでもカタログスペックになりますので、数値通りとはいきませんが、その点を差し引いたとしても、レクサスCTの圧倒的な低燃費が目立つ結果となりました。