中古車もローンで買える?ローンの組み方と選び方をわかりやすく解説!

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新車だけでなく、中古車もローン(分割払い)で購入することができます。またこれまでは新車でしか設定されなかった残価設定ローン(数年後の買取価格を設定し、車両本体価格からその買取価格を引いた分を分割払いするローン)やサブスクリプション(個人リース)など多様な所有の仕方が可能になっています。ズバリ言うと、頭金が0円でも中古車は購入できます。ここでは中古車のローンの組み方について紹介しましょう。

文・萩原 文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
Chapter
ポイント1.中古車を分割払いで購入する方法について
ポイント2.中古車購入後のランニングコストを計算しよう

ポイント1.中古車を分割払いで購入する方法について

中古車を分割払いで購入する方法として、銀行などから借りるマイカーローンと販売店で組むクレジットの2つに大きく分けられます。それぞれにメリットとデメリットがありますのでご紹介します。

マイカーローンについて

まず、銀行などから借りるマイカーローンですが、メリットはとにかく金利が安いことです。金融機関によって異なりますが、0.9〜2.4%と低金利で借りることができます。しかし、審査が厳しいことや審査期間が長いというデメリットもあります。

クレジットについて

一方の販売店で組むクレジットですが、メリットは審査が通りやすいうえに短期間で結果が出ることです。銀行などのマイカーローンは申し込みから代金支払いまで2〜3週間掛かりますが、販売店のクレジットは、申し込みから代金支払いまで7〜10日程度です。一方、デメリットは金利が銀行のマイカーローンより高くなるのが一般的です。

クレジットで借入金が多かったり支払回数が多くなると利息が増えます。この利息は金利によって変わりますので、販売店クレジットで長い支払回数を設定すると、総支払額は大きく膨らんでしまいます。そういったことを避けるためにも金利の低いマイカーローンを利用したり頭金を入れるなどして、できるだけ利息を減らした方がいいでしょう。

ポイント2.中古車購入後のランニングコストを計算しよう

また、購入後は燃料代、駐車場代の他にパーツを交換したり、整備や車検、税金と様々なランニングコストが発生します。月々のクルマの返済額に加えてこういったお金がかかりますので、全体の費用を計算したうえでローン、クレジットを組むようにしましょう。購入資金の調達先としては、販売店、銀行などの金融機関、保険会社、農協などの共済組合などがあります。自分のライフプランに合わせて、どこから借り入れるのかしっかりと考えてください
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