車の乗り換え時を決める5大要素とは?最適な売却時期を徹底解説!

交通事故

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車を乗り換えるベストタイミングは、「時期」「年式」「走行距離」「車検」「モデルチェンジ」の5つの要素に左右され、それらの影響で変動する買取価格によって決まります。
結論、乗り換え時とは「損せずお得に車を売れるタイミングとはいつなのか」という話になります。

本記事ではこの5つの観点からそれぞれ最適な乗り換え時を分析し、車を高く売ってより良い車へ乗り換える方法をご紹介します。

Yoshiki|よしき

九州エリアで中古車買取専門店に4年間勤務した経験を活かし、少しでも高く売るための方法や、輸出相場、業界の裏事情などの情報を発信しています。
そして読者の方には少しでも知識武装していただき、車で損をしたり、騙されたりしないような内容の記事を書いていきます。

Yoshiki
Chapter
年間で見たお得な乗り換え時期とは?:2月
年式で見たお得な乗り換え時期とは?:3・5・7年落ち
走行距離で見たお得な乗り換え時とは?:3・5・7万km
車検で見たお得な乗り換え時とは?:車検直前がベスト
車検残り1年以上はプラス査定
モデルチェンジで見たお得な乗り換え時とは?:新型発売前
乗り換え時に高く買い取りしてくれる業者とは?
車の乗り換え時に関するQ&A
車の乗り換え時のまとめ

年間で見たお得な乗り換え時期とは?:2月

中古車には年間を通して高く売れやすい時期とそうでない時期があります。

結論から言うと、「高く売れるのは2月頃だ」と言われていますが、それはなぜでしょうか。

では「時期」から見た乗り換え時を細かく分析していきましょう。
  • 年間で最も高く売れる時期は2月前後
  • 2月のいつからいつまでがピーク?
  • 絶対に乗り換えてはいけない時期:3月中旬以降

年間で最も高く売れる時期は2月前後

1年間で最も中古車が高く売れるのは2月であり、これは中古車買取業界の常識です。

2月は新生活(進学・就職・引っ越し・転勤など)のために準備をする時期だからです。

3月以降になると多くの人の環境が変わるため不要になった中古車が市場にたくさん出回り、逆に車を必要としている新社会人が一斉に中古車を買い求めます。

そうすると、中古車市場全体の需要が高まり、買取金額も普段よりもUPします。

中古車の流通量が普段よりもかなり多い時期なので、次の車を探しやすいという意味でも2月は絶好の乗り換え時です。

また、ボーナス支給時期に合わせて車を乗り換える方も多いので、支給日の前後である6月~8月、10月~11月も若干相場が高くなる傾向がありますが、2月ほどではありません。

このことから、年間で最も乗り換えに適した時期は2月であると断言できます。

2月のいつからいつまでがピーク?

ではその2月という時期をさらに細かく分析し、解説します。

買取相場が高いのは「2月」と一括りに言われていますが、具体的には「2月の高騰相場が見えてきた1月下旬から、相場の下落が見えてきた3月中旬まで」の時期を指します。

買取店は直近のオートオークションの取引情報を、値段を付ける上での絶対的な基盤にしています。

つまり、買取店はどんな車でもオートオークションで売り捌けるかどうかを前提に買取りをしているのです。

そうなると「競りのタイミングに出品が間に合うかどうか」が重要なポイントとなってきます。

2月の高騰相場に間に合うように、1月下旬に車と書類の引き渡しが済むのであれば高価買取が期待できます。

同様に、2月中は高価買取が期待できますが、2月末になると話は変わってきます。

3月は毎年たった一週間の差で中古車相場が暴落し、赤字車両が発生しやすい月です。

各地域のオートオークションは週1回の開催なので、引き渡しが遅れて出品が間に合わなくなると買取店は赤字リスクを抱えることになります。

2月下旬からは3月は下落する相場を見据えた買取金額に切り替える業者が増えるので、買取相場が低くなる傾向があります。

結論、車と書類は1月下旬から2月中旬までに引き渡せるように段取りすることが、車をうまく乗り換える秘訣です。

絶対に乗り換えてはいけない時期:3月中旬以降

逆に絶対に乗り換えてはいけない時期は、上記でも解説した通り3月中旬以降となります。

理由は、3月中旬に車を探し始めるようでは4月以降の新生活に納車が間に合わないので、ほとんどの中古車購入者は3月上旬には買う車を決めているからです

つまり、3月中旬以降は大きな需要の波が過ぎ去った後の時期となるため、中古車市場には売れ残った不人気車や、買取店が相場を読み違えて高く買取り過ぎた赤字車両が残ります。

こうなってしまうと買取相場は2月に比べて大幅にダウンし、「車は高く売れないし次の車も見つけにくい」という乗り換え時としては最悪な時期に突入します。

このように中古車市場が全く動かなくなる時期は3月中旬から5月初頭まで続きます。

この時期に車を乗り換えるのは損をしてしまうので止めておきましょう。

「相場が落ちているなら逆に次の車を安く買えるチャンスなのでは?」と考える方もいらっしゃいますが、次の車に選びたくなるような良い車のほとんどが買取店が2月の相場で買取した赤字車両なので、オークションで安く落札できることはありません。

年式で見たお得な乗り換え時期とは?:3・5・7年落ち

車の年式(初年度登録年月日)は車の価値を決めるときの重要な指標のひとつです。

結論、どれぐらいの年数が経過した車が乗り換えに適しているのかというと、3年落ち、5年落ち、7年落ち、10年落ちの4つに分類されます。

3、5、7という数字は中古車売買の際に使う魔法の数字なのでぜひ覚えておいてください。

では、最適な乗り換え時期を「年式」で詳細に分析していきましょう。
  • 3・5・7年落ちになる直前で乗り換える
  • 3・5・7年落ちは輸出需要にも大きく関係する
  • 10年落ちは最後の乗り換え時

3・5・7年落ちになる直前で乗り換える

「直前で乗り換える」とは、車検という余計な出費を発生させないための乗り換えテクニックです。

3年落ちはまだその車種の最新モデルであり、中古車としては「新車では高くて買えないけど、中古で安く新型を買いたい!」というニーズに刺さるため、非常に人気が高い年式です。

買ってすぐに最初の車検時期が来るため、車検を受けてから乗り出せることも魅力の一つです。

新車のメーカー保証が切れるタイミングでもありますので、3年落ちは車を乗り換える年式としては最適なタイミングだと言えるでしょう。

5年落ちになると、同車種の次期モデルが発表されている事もよくありますが、まだまだ一般的には新しく見える年式のため需要が大きいです。

価格帯も高過ぎず安過ぎず、走行距離もまだ短い車両が多く、買う側にとっては非常に手を出しやすい中古車が5年落ちの車です。

また、5年落ちはエンジン本体などの重要な部分に対するメーカーの”特別保証”が終わる時期でもあります。

以上のことから車の需要、買取価格などのバランスが良い5年落ちの車は、乗り換えるにはとても良い年式だと言えます。

7年落ちとなるとさすがに同車種の新型が街中を走っていて、多少の古さを感じる年式です。

しかし、車の新しさにこだわりが無い人や車種を問わず安い車が欲しいと思っている方のニーズには7年落ちの車が丁度よくマッチします。

そして、これ以上長く所有し続けると故障などのリスクも高まりますので、7年落ちを機に乗り換えるという選択は賢明です。

3・5・7年落ちは輸出需要にも大きく関係する

車検時期と一致する3・5・7年落ちの車は、実は輸出需要とも大きな関係があります。

車の輸出相場は買取金額に大きく影響するため、乗り換える際の重要な要素の一つです。

3年落ちに影響する輸入規制の一例
輸出先の国 輸入規制
スリランカ(アジア) 初年度登録から3年以内の乗用車
パキスタン(アジア) 製造年から3年以内の乗用車
ザンビア共和国(アフリカ) 2年落ち以上の乗用車
東ティモール(東南アジア) 4年落ち以内の乗用車
バルバドス(カリブ諸島) 4年落ち以内の乗用車
年式以外にも「ハイブリッド車のみ」や「右ハンドルNG」など様々な規制がありますが、3年落ちを境に輸出できる国が減ることは確かです。

輸出できる国が減るということはそれだけ買取金額も下がることが懸念されるので、3年落ちになる前に一度乗り換えを検討すると良いでしょう。

※参考:カーディールページ 国別中古車輸入規制の一覧

5年落ちに影響する輸入規制の一例
輸出先の国 輸入規制
マレーシア(アジア) 初年度登録から1年以上5年以内の乗用車
バングラデシュ(アジア) 初年度登録から5年以内の乗用車
ナミビア(アフリカ) 初年度登録から5年以内の乗用車
パプアニューギニア(オセアニア) 初年度登録から5年以内の3.5t未満の乗用車
キプロス共和国(ヨーロッパ) 初年度登録から5年以内の乗用車
フィジー共和国(オセアニア) 初年度登録から5年以内の乗用車(HVのみ)
ロシア連邦(ユーラシア北部) 初年度登録から3年以上5年以内の乗用車
5年落ち以内しか輸入できないという国はアジアやオセアニア地方を中心に数多くあります。

5年落ちも同じく輸出需要の有無に左右される年式なので、5年落ちを迎える前に一度査定に出して乗り換えを検討することをお勧めします。

※参考:カーディールページ 国別中古車輸入規制の一覧

7年落ちに影響する輸入規制の一例
輸出先の国 輸入規制
ケニア共和国(アフリカ) 初年度登録から7年以内の乗用車
ジャマイカ(カリブ諸島) 初年度登録から6年以内の乗用車
ガイアナ共和国(南米) 製造から8年以内の乗用車
スナリム共和国(南米) 製造から8年以内の乗用車
アフリカのケニア共和国では7落ちの車が最も関税が安くて人気であり、ジャマイカでは6年落ちまでという規制があります。

また南米では8年以内という規制があるため、7年落ちの車はまだ輸出需要があると言えます。

※参考:カーディールページ 国別中古車輸入規制の一覧

このように、3・5・7年落ちは中古車を輸出する際の規制にも大きな関係があるため、買取相場が大きく変わる節目となるのです。

10年落ちは最後の乗り換え時

日本国内では、10年落ち以降の車の需要はかなり低くなりますので最後の乗り換え時となります。

理由は沢山あるので箇条書きでご紹介します。
【10年落ちの需要が低くなる理由】
  • 10年落ちは車の寿命という過去のイメージが根強い
  • 10年落ちになると高額な部品の交換時期が迫り、故障リスクも高い
  • 10年分の傷や車内の使用感が目立つ
  • 2世代以上前のモデルとなり、古く見える
  • 10年落ちを境に輸入規制している国が多い
  • 年式に比例して走行距離も長くなりがち
以上のことから、10年落ちを過ぎてしまうと買取相場が急激に安くなるため、乗り換え時期を逃してしまいます。

車としてはまだまだ現役で走れるとは思いますが、買取相場が低くなってしまうと乗り換えもしづらくなるので、10年落ちは最後の乗り換え時だと思って早めに次の車を検討したほうが良いでしょう。

走行距離で見たお得な乗り換え時とは?:3・5・7万km

次に走行距離を基準として乗り換え時を分析してみましょう。

ここでも3・5・7という数字が登場します。
  • 3・5・7万kmの境界線前に乗り換える
  • 走行距離は5000km単位で意識して乗り換える
  • 売却時に損をしてしまう走行距離帯とは?
  • 10万kmは最後の乗り換え時

3・5・7万kmの境界線前に乗り換える

一般的に走行距離は平均1年/1万kmだと言われています。

車は年式に比例して走行距離が増えていくもので、3年落ち=約3万kmとなる車が多くなり、前述した年式から見た乗り換え時とリンクします。

このような理由から、走行距離は3・5・7万kmで乗り換えるのがおすすめのタイミングです。

イメージとしては3万km=低走行、5万km=中走行、7万km=もうすぐ10万km、10万km以上=過走行

といった感じです。

この線を跨ぐ前に売却することで、査定時に高い相場で見積もってもらえるので乗り換えがスムーズになるでしょう。

走行距離は5000km単位で意識して乗り換える

買取店は買取金額を決める際に、走行距離は四捨五入して考えることが多いです。

例えば32,000km走った車の相場を調べる際には20,000km後半から35,000kmぐらいの取引データを参考にしますが、36,000kmの車であれば、前者より低い40,000km台の相場を参考にして買取金額を算出します。

つまり、「たった数千kmの走行距離の違いしかないのに全く違う相場を参考にして値踏みされる」可能性があるということです。

このことから、四捨五入の「四捨」に当たる走行距離帯で査定に出すことで少し高めの相場感で買取してもらえる可能性があるので、走行距離は5,000km単位で意識して乗り換えを検討しましょう。

売却時に損をしてしまう走行距離帯とは?

3・5・7万kmの境界線と5000km単位で意識すべきという2つの売却テクニックを平行して考えると、買取時に低い相場で見られて損をしてしまうかもしれない走行距離帯が見えてきます。

それは以下の4つとなります。
【損する走行距離帯】
  • 25,000~29,999km…3万km台の低い相場で見られてしまう
  • 45,000~49,999km…5万km台の低い相場で見られてしまう
  • 65,000~69,999km…7万km代の低い相場で見られてしまう
  • 95,000~99,999km…10万km代の低い相場で見られてしまう
この4つの走行距離帯はまだ3・5・7万(10万)kmの大台に到達していないのにも関わらず、境界線を越えた安い相場で買われてしまうことになる為、本来の相場よりも安く買われがちです。

安く買い叩かれる事を防ぐため、四捨五入の「四捨」に当たる走行距離で乗り換えるのがベストです。

10万kmは最後の乗り換え時

年式と同じく、10万kmを越えた中古車は国内での需要がほとんどないので、この大台に乗る前が最後の乗り換え時となります。

具体的な理由は以下となります。
【10万kmを越えると需要が下がる理由】
  • 10万km=車の寿命という過去のイメージが根強い
  • 10万kmはタイミングベルトの交換目安である
  • 10万km分の足回りに対するダメージと修理代が懸念される
  • 走行距離に比例して年式も古い
10万kmを越えてしまうと買取相場が急激に安くなります。

買取金額が安くなってしまうと乗り換えも困難になってしまうので、10万kmを越える前に買取店へ査定に出し、乗り換えを検討しましょう。

※ちなみに、輸出相場に走行距離はあまり関係がありません。

車検で見たお得な乗り換え時とは?:車検直前がベスト

車検から見たベストな乗り換え時は、ズバリ「車検満了直前」です。

では、その理由と車検満了直前”以外”の乗り換え時も見ていきましょう。
  • 車検を受ける直前に乗り換える
  • 車検を受けた直後に乗り換えるのは損
  • 車検残り1年以上はプラス査定

車検を受ける直前に乗り換える

車検は新車から3・5・7年目、9年目、11年目...と最初以外は2年毎に発生します。

ここでお気づきの方も多いと思いますが、3・5・7年目の車検時期はそのまま年式や走行距離、輸出需要の乗り換え時にも当てはまります。

乗り換えるのであれば、わざわざ手放す予定の車を整備して車検を受ける必要はないので、余計な出費が発生する直前(車検時期を使い切る)に乗り換えるのが、最も合理的な乗り換え時期です。

ただし、車検が完全に切れてしまうと公道を走ることができなくなり、臨時ナンバーの取得費用やレッカー代などの引取り手数料を請求される可能性がある為ご注意ください。

車検を受けた直後に乗り換えるのは損

「車検を受けたほうが買取相場がUPするのでは?」と考える方がいらっしゃいますが、査定額を上げるためにわざわざ高額な車検代を支払うのは得策ではありません。
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まず、輸出される車の場合は車検は全くの無意味です。

海外で日本の車検は通用せず、現地には現地の検査基準と法律があるからです。

そもそも車検費用とは大半が査定額に関係のない「税金」と、査定額にほとんど影響しない「消耗品の交換費」です。車検を受けた直後に乗り換えを検討すると、車検費用が無駄になってしまいます。

車検残り1年以上はプラス査定

その他の乗り換え時として、ある程度車検が残っている車はどうでしょうか。

結論は、「1年以上車検が残っているとプラス査定」となります。

中古車を買う人は、中途半端に車検が残っていると面倒に感じるものです。

中古車購入でお金を使ったのにわずか半年後には車検を受けなければいけない、そういう車はあまり選びたくありませんよね。

1年以上車検が残っている車は販売店としてもすぐに納車ができ、次のオーナーもしばらく車検代の心配をせずに済むのでプラス査定となります。

よって、中途半端に車検が残るようであれば車検切れ直前で乗り換え、1年以上残っている場合はそのままプラス査定で売却して乗り換える、というのが車検で見た賢い乗り換え時でしょう。

モデルチェンジで見たお得な乗り換え時とは?:新型発売前

車種ごとに新しいモデルが発表されると古いモデルは「型落ち」となり買取相場が下がります。

モデルチェンジにはいくつか種類がありますので、それらを細かく分析して乗り換え時を考えていきましょう。
  • フルモデルチェンジ流通前
  • ビッグマイナーチェンジ前(前期・後期)
  • マイナーチェンジ前

フルモデルチェンジ流通前

フルモデルチェンジとは、同じ名前の車でも全く違う仕様やデザイン、先進機能を搭載した新モデルが販売されることです。

モデルチェンジは①新型発売(フルモデルチェンジ)②マイナーチェンジ(小さな改良・変更)③ビッグマイナーチェンジ(大きな改良・変更)③次期新型発表(フルモデルチェンジ)の流れで行われます。

このフルモデルチェンジが市場に与える影響は大きく、発売日が発表された時点で現行モデルは旧型扱いされて買取相場がかなり下がってしまいます。

このフルモデルチェンジの情報をいち早く掴み、発売前に乗り換えることで高い相場のまま売却可能です。

この情報にアンテナを張る為にはベストカーという車系雑誌をチェックしたり、車の情報を発信しているWebサイトで習慣的に情報を集めておく必要があります。

また、ディーラーの担当者に新型発表の情報を聞いてみるのもよいでしょう。

ビッグマイナーチェンジ前(前期・後期)

ビッグマイナーチェンジとは、同じモデルの中でも大きな改良や変更が行われることを指します。

具体的な例としては、「フロントのデザインが変わった」「液晶パネルが大きくなった」「パーキングブレーキが電子制御式になった」「エンジンの性能が上がった」などです。


ビッグマイナーチェンジ前と後は俗に「前期・後期」と呼ばれ、フルモデルチェンジほどではないにしろ買取相場に影響があるため、乗り換え時を決める一つの要素になります。

マイナーチェンジ前

マイナーチェンジは同モデルの中でごく小さな改良・変更が行われることです。

視覚的でない部分の改良程度ではほとんど買取相場に影響はありませんが、「シートの新色が追加された」「アナログメーターが液晶化した」など目に見えて大きな変化となる変更については、そちらに需要が集中するため、旧モデルの相場は少し下がることがあります。


しかし、フルモデルチェンジやビッグマイナーチェンジと比べると影響は少ない為、乗り換え時を考えるうえで小さなマイナーチェンジは無視しても構わないでしょう。

乗り換え時に高く買い取りしてくれる業者とは?

乗り換え時とは「高く売って次の車にスムーズに乗り換えられるタイミング」のことです。

高く売る為には、買取店の比較やお店の専門性が必要不可欠です。

ここでは買取金額に重点を置いたおすすめ業者を3社紹介します。
  • MOTA
  • カーセンサー
  • カーネクスト

MOTA

MOTA車買取

買取金額の上位3社からしか電話がかかってこない

MOTAは1999年に設立された株式会社MOTAが運営する一括査定サイトで、数ある一括査定サービスの中でも、利用者のために電話数に制限を設け、買取金額の上位3社からしか電話がかかってこないというシステムを確立した業者です。

提携する業者は大手買取店を始め、地域密着型買取店を含め厳選された905社(2023年12月現在)。

一度に比較できるのは近隣にある最大20社で、各社の提示金額はWEBで確認できます。

買取価格の上位3社と納得いくまで商談し、最も条件の良いところに売却できるという高価買取と納得感にとことんこだわった業者です。

このシステムの導入によって、利用者は煩わしい電話に悩まされることなく、徹底的に比較して一番高いところに売ることができるようになりました。

さらに加盟店規約には業者都合での減額禁止、キャンセル料請求禁止を定めているため、簡単に競合を発生させ買取金額は高額になり、かつ安心して取引ができる仕組みになっています。

乗り換え時を見定めても比較して値段をつり上げなければ意味がありません。

MOTAを利用して、最も高いところで売却を検討してみてはいかがでしょうか。

通常の一括査定
オークション形式
提携買取業者数
500社以上
大手買取業者との提携
7社 / 8社中
同時査定依頼数
20社
手数料
なし
営業電話対策
業者選択可否
JPUC監修
-
対応地域
全国

リクルート

カーセンサー

 

最大30社同時査定

カーセンサーは国内最大手の人材マッチングサービスを多数運営している株式会社リクルートが管理している、誰もが一度は見たことがある中古車情報サイトです。

掲載店舗数は30,000店舗を越え、提携業者数は業界でも圧倒的に多いです。

カーセンサーが提供している一括査定サービスは、業界内でもトップクラスの最大30社同時査定で、他の一括査定よりも比較力が高いことが特徴です。

さらに、一括査定とは別に提携業者数を活かしたオークション形式での買取も実施。

最大5,000社もの業者の目に止まるため、直接販売に結びつきやすく高価買取が期待できます。

カーセンサーは情報誌も発行しているため、Webやコンビニでチェックすることで乗り換え時を見定める情報源にもなります。

通常の一括査定
オークション形式
提携買取業者数
一括査定形式:700社以上、オークション形式:5,000社以上
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8社 / 8社中
同時査定依頼数
30社
手数料
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営業電話対策
業者選択可否
JPUC監修
対応地域
全国

株式会社カーネクスト

カーネクスト

どんな車でも0円以上で買取

カーネクストは「どんな車でも0円以上で買取」を謳っている廃車専門の買取店です。

引取りにレッカーが必要な場合も無料で、名義手続きも全て無料で代行してくれます。

乗り換え時期を逃してしまったり、金額がつかない古い車を持っている方はカーネクストに相談してみてはいかがでしょうか。

自動車税の還付金の説明もしっかりとおこなってくれるはずです。

さらにカーネクストは海外の販売ルートも保有しており輸出需要に対応した高価買取が可能です。

独自のオークション「Smartオークション」も運営しているため、他の業者よりも販路が豊富な分、廃車だけでなく幅広いジャンルの車の買取りが可能です。

レビュー lus1qhp720m0zcdm4
あいす
0
4

カーネクストが1番良かった

他社とも見積もりしてもらったが、カーネクストが1番良かった。

査定額ももちろんですが、担当してもらったスタッフの対応も良くサービスも心地よく予想以上の対応に感謝しています。

カーネクストは安いとか噂を聞いていましたが、全然そんなことはなかった。


売却した車:ホンダ フリード (2019年式、走行距離3万キロ)
売却金額:100万円

みきまま
0
4

5万円の買取額がついた

走行距離が8万超えだったので査定はついても1万円かと思っていたが、5万円の買取額がついたので満足しています

スタッフの対応も親切で丁寧で安心して任せることができた。

振り込みも思っていたより早かった。また次回売却することがあれば利用したい。


売却した車:日産 デイズルークス (2013年式、走行距離8.2万キロ)
売却金額:5万円

しょくだいお
0
5

買い取ってもらえて良かった

かなり走行距離も多くなっていたので本当に買い取ってくれるのか不安だったのですが実際に買い取ってもらえて良かったです。

ネットで確認した通りレッカー引き取りや廃車手続き代行も無料でしてくれたので本当に助かりました。

こちらからの質問にも丁寧に早く答えてくれたので安心して任せられました。


売却した車:ダイハツ ミライース (2011年式、走行距離17万キロ)
売却金額:1万円

買取実績
2008年創業
手数料
無料
0円以上買取保証
申込方法
WEB、電話
電話対応時間
8〜22時(年中無休)
引取対応日時
平日、土曜日
キャンセル料
3万円
対応エリア
全国対応(一部離島を除く)

車の乗り換え時に関するQ&A

車の乗り換え時に関するよくある質問にお答えします。
  • 乗り換えずに「乗りつぶす」選択はあり?
  • 10年以上たつと車は輸出されないの?

乗り換えずに「乗りつぶす」選択はあり?

1つの車を永く乗ることを否定はしませんが、高く売れるうちに乗り換えて先進装備で快適なカーライフを送る方が得になる場合もあります。

乗りつぶすのであれば、故障の少ない車種を選ぶことをおすすめします。

10年以上たつと車は輸出されないの?

15年以内など、10年以上経過した車も輸出の規制対象になります。

逆にアメリカでは「25年経過した車は右ハンドルでも輸入可能になる」というルールがありますので、古い車でも諦めず査定に出しましょう。

車の乗り換え時のまとめ

車の乗り換え時は「時期」「年式」「走行距離」「車検」「モデルチェンジ」の5つで決まり、それぞれに3・5・7年/kmという数字が関わってきます。

3年目、5年目、7年目には手放すつもりがなくても参考までに査定を受けてみて、乗り換え時を見極めましょう。

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