シエンタのマルチインフォメーション|HVとガソリン車で違う!?

画像 試乗 画像 試乗レビュー速報

※この記事には広告が含まれます

トヨタからフルモデルチェンジをして発売されたシエンタ(SIENTA)は、ガソリン車とハイブリッド車が用意されています。

そして、先代モデルと比べて、メーターのデザインも大幅に改善され、見やすさだけでなく、情報量も大幅にアップ!

シエンタ(SIENTA)のハイブリッド車では全グレード、そして、ガソリン車では最上位グレードのGグレードに自発光式のオプティトロンメーターを採用。

そして、見た目も鮮やかなオプティトロンメーターの中央には、多彩な情報を表示してくれる4.2インチサイズのTFT液晶カラー画面のマルチインフォメーションディスプレイを登載。

ただ、このマルチインフォメーションディスプレイですが、ハイブリッド車とガソリン車によって、表示項目などが異なります。

そんなシエンタ(SIENTA)のマルチインフォメーションディスプレイの表示項目の違いを比べてみたいと思います。

2015/8/17
Chapter
HV車のマルチインフォメーションディスプレイ
ガソリン車のマルチインフォメーションディスプレイ

HV車のマルチインフォメーションディスプレイ

シエンタ(SIENTA)のハイブリッド車のメーターは、このようになっています。
そして、このハイブリッド車専用のメーターの中央にあるのが、マルチインフォメーションディスプレイです。

そして、シエンタ(SIENTA)のハイブリッド車のマルチインフォメーションディスプレイでは、このような画面が表示されます。
そして、ハイブリッド車のみ表示される画面には、このようなものがあります。

エネルギーモニター画面

このシエンタ(SIENTA)ハイブリッド車のマルチインフォメーションディスプレイのみに表示される項目の一つが、エネルギーモニター画面。
このエネルギーモニター画面では、現在パワーを出力しているのか、それとも、充電しているのかなど、エネルギーの流れが一目で分かります。

例えば、ハイブリッド走行している場合、右上のエンジンマークと中央にある箱型のマークをしたバッテリーマークから両方からタイヤマークに向かって矢印が表示されます。

ちなみに、この時はメーターを確認するために電源をいれただけなので、どこからも矢印はでていませんね。

また、シエンタ(SIENTA)のハイブリッド車で、エコなEV走行をしている時は、バッテリーマークからのみタイヤに矢印が行きます。

一方、ブレーキを踏んで回生ブレーキが作動すると、逆にタイヤマークからバッテリーに矢印が向き、充電している事を表します。

また、このバッテリーマークは、現在の駆動用電池の残量を表示しています。
なので、バッテリーの充電がなくなってくると、緑色の目盛りが徐々に少なくなってきます。

ちなみに、こちらの状態ははまずまず充電されている状態です。
一方、こちらはハイブリッド車を試乗した時の様子ですが、バッテリーの充電量がかなり減っているのが、わかります。
このようにシエンタ(SIENTA)のエネルギーモニター画面を見ると、現在のエネルギーの流れが一目でわかります。

ディーラーさんに聞くと、運転中この画面を表示している人も多いみたいですよ。

ドライブインフォメーション画面

また、シエンタ(SIENTA)ハイブリッド車では、このようにドライブインフォメーション画面を表示する事も可能です。
この画面では、平均燃費や航続可能距離、平均速度などが表示されるのですが、注目なのはEV走行距離。(上から3番目の”EV”と書かれている項目です。)

シエンタ(SIENTA)のドライブインフォメーション画面では、電気モーターのみで走行している距離も表示してくれます。

今回この画面で変更では、EV走行の距離を表示していますが、また、マルチインフォメーションディスプレイの設定を変更すると、“EV走行比率”も表示する事ができるようです。

なので、このドライブインフォメーションを確認すれば、ハイブリッド車で気になるEV走行している距離などがしっかりと把握できそうですね。

また、このようにエコ運転の状況を判定し、点数と5段階で表示する”エコジャッジ”という画面も用意されています。(ちなみに、このエコジャッジ画面は、ガソリン車にも用意されています。)
これは車両が停止するごとに点数を表示してくれるので、ゲーム感覚でエコな運転をする事ができるのも良いですよね。

ガソリン車のマルチインフォメーションディスプレイ

一方、シエンタ(SIENTA)ガソリン車”Gグレード”のメーターは、このようなデザインになっています。
また、ガソリン車の最上位グレード”Gグレード”では、マルチインフォメーションディスプレイに、このような画面が表示されます。
ちなみに、ハイブリッド車同様にマルチインフォメーションディスプレイに表示される項目は、これが全てではありません。

基本的な表示項目は、シエンタ(SIENTA)ハイブリッド車と全く同じ。ただ、ハイブリッド車のマルチインフォメーションディスプレイにあったようなエネルギーフロー画面は、ありませんでした。

ただ、シエンタ(SIENTA)のハイブリッド車にもあったドライブインフォメーション画面は、少し異なりました。

ガソリン車のドライブインフォメーション画面

シエンタ(SIENTA)のガソリン車のドライブインフォメーション画面は、このような画面になっています。
基本的な画面は、ハイブリッド車と一緒。

ちなみに、こちらがハイブリッド車のドライブインフォメーションディスプレイの画面。
ハイブリッド車では、上から3段目の画像がEV走行距離を表示していたのに対し、ガソリン車では、アイドリングストップの累計時間になっています。

このガソリン車で表示されるアイドリングストップの累計時間は、エンジンが始動後の積算時間となっています。

アイストする度に、この”アイドリングストップ累計時間”の項目に、秒数が加算されていきました。

こちらは、シエンタ(SIENTA)のガソリン車のXグレードを表示した時のディスプレイの画面です。
スタートする前は、この”アイドリングストップ累計時間”は0秒のまま。

そして、試乗終了後もこの”アイドリングストップ累計時間”を確認すると、約30秒程度になっていました。
このようにアイドリングストップの累計時間が表示されるのは、良いですよね。

節約したガソリン量等も表示してくれたら尚良かったですが、このような表示項目があると、アイドリングストップを積極的に活用しようと思いますよね^^

最近はアイドリングストップの累計時間が表示されるクルマも増えてきましたが、改めて良いアイディアだと思いました。

Xグレードにマルチインフォメーションは、装備できる!?

シエンタ(SIENTA)のガソリン車のXグレードのメーターは、このようになっており、マルチインフォメーションディスプレイは、登載されていません。
Gグレードなどに装備されているマルチインフォメーションディスプレイに比べて、ちょっとシンプルですよね。

しかし、ガソリン車の下位グレードのXグレードでも、オプションで装備できるトヨタ セーフティセンスCとセットで、Gグレードと同様のオプティトロンメーターを装備する事は可能です。

そして、このオプションを装備すると、XグレードでもGグレード同様のマルチインフォメーションディスプレイが装備されます。

Xグレードにマルチインフォメーションディスプレイを装備したモデルのメーターはこのようになっています。
シエンタのガソリン車のGグレードのメーター&マルチインフォメーションディスプレイと全く一緒のデザインになっていました。

トヨタセーフティセンスCとのセットですので、オプション価格は91,800円とちょっと高め・・・。

しかし、トヨタセーフティセンスCの装備で安全面も良くなる事を考えるとおススメのオプションなのかなと、思いました。
このようにシエンタ(SIENTA)では、ハイブリッド車とガソリン車でマルチインフォメーションディスプレイに表示される項目が異なります。

また、トヨタセーフティセンスを装備すると表示される項目も異なります。

シエンタ(SIENTA)を試乗する際は、マルチインフォメーションディスプレイに表示される項目や操作方法もしっかりと確認をする事をおススメします。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細