クラウン並みの乗り心地は味わえた?プリウスの試乗の感想3

トヨタ プリウス 2015

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トヨタの人気ハイブリッド車のプリウス(Prius)が遂に発売されましたね。

この新しく発売された4代目プリウス(Prius)について、ディーラーさんや東京・お台場にあるメガウェブのスタッフの方から「プリウス(Prius)はクラウンのような乗り心地になったんですよ~」と、良く言われました。

私も今回発売された4代目モデルの乗り心地は、本当にクラウン並みになったのか?と、ワクワクしながらさっそく試乗へ・・・。

私がプリウス(Prius)を試乗して実際に感じた乗り心地を紹介したいと思います。また、クラウンに乗っているような乗り心地を楽しめたかも暴露します。

2015/12/13
Chapter
プリウスの乗り心地はどう?

プリウスの乗り心地はどう?

今回、私がプリウス(Prius)を運転したのは、東京・お台場にあるメガウェブの試乗コース数キロだったのですが、たったこれだけの試乗でも先代モデルよりも明らかに乗り心地が良くなっているが分かりました。
先代モデルでは快適性よりも燃費を優先したため、段差を乗り越えた時の衝撃などをしっかりと吸収しきれておらず、乗り心地はイマイチ・・・。

しかし、今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)は、燃費だけでは無く、大幅に改善されていました。

今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)は、穏やかで柔かな乗り心地ながらも足まわりはそれなりにしっかりとしているので、女性を含めて多くの人が満足できそうだなと感じました。

ちなみに、このように感じたのは15インチタイヤを装備したモデルのAプレミアムグレードを試乗した時の感想。

17インチタイヤを装備したプリウス(Prius)のAツーリングセレクションは、もう少しカチッとした硬めの乗り心地の印象を持ちました。

段差・デコボコ道で乗り心地の違いを実感

今回新しくなった4代目プリウス(Prius)と先代モデルの乗り心地の違いを一番実感したのは、段差のある道・デコボコ道を乗り越えた時。
先代モデルのプリウス(Prius)では、段差の大きいマンホールの蓋を乗り越えた時は”ガツン”と大き目の突き上げ感を感じる事が多々ありました。

しかし、今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)は、この突き上げ感がかなりマイルドになった印象に・・・。

お台場のメガウェブ(MEGA WEB)の試乗コースには、石畳になっているようなコースやちょっとしたヨーロッパの道のような舗装が荒れた道も用意されています。

今回このようなコースをプリウス(Prius)で試乗したのですが、荒れた路面では多少後輪がバタついた感じはあるもののゴツンゴツンとくる突き上げ感が緩和され、しなやかに路面を追従してくれます。

この段差を乗り越えた時や荒れた路面を運転した時の乗り心地はとても快適でした。

今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)はリアサスペンションが今までのトーション・ビームからダブルウィッシュボーン式に変更されました。

荒れた路面やデコボコ道では、このダブルウィッシュボーン式のリアサスペンションの効果&違いを実感でき大満足。
先代モデルに乗っているオーナーさんは、格段にアップした乗り心地だけでも乗り換える価値はあるのかなと思いました。

今までのプリウス(Prius)とは全くの別次元になったこのモデルの乗り心地の良さは、かなり驚きました。

クラウン並みの乗り心地は味わえた?

先代モデルと比べると大幅に乗り心地が良くなり満足度も高くなったプリウス(Prius)。

ディーラーさんなどから「クラウンのような乗り心地になっている」と、何度も聞かされ、プリウス(Prius)の乗り心地にかなり期待をして試乗をしてきました。

ただ、私が実際にこの新型モデルを試乗してみた感想は・・・クラウンのような乗り心地は、言いすぎなのかも!?
フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)は走破性・乗り心地ともに先代モデルよりも良くなったのは間違いありません。しかし、高級セダンのクラウンと比べるのは少し酷なのかなと思いました。

私は実際にマイナーチェンジをしたクラウンアスリートのターボ車などを試乗した事があるのですが、やはり1ランク・2ランクも劣るのかなと思いました。

プリウスとクラウンアスリートの一番の違いは?

今回フルモデルチェンジをして発売された4代目プリウスとマイチェンをしたクラウンアスリートを乗り比べて特に違いを感じたのは、剛性感。

前回試乗をしたクラウンアスリートはボディ剛性がしっかりとしているためか、”どっしり”とした風格のある乗り心地を楽しめます。
また、強固なボディに守られていると言った様な安心感も味わえました。

しかし、今回フルモデルチェンジをして発売されたプリウス(Prius)ではクラウンのような剛性感や安心感を味わう事ができませんでした。

今回発売されたプリウス(Prius)は、新しくトヨタが提唱している“TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)”の第一弾モデルとして発売され、ボディの剛性感は大幅に実際にアップしたようです。
ディーラーさんに話を聞いたところによると、今回発売されたモデルは、ボディ構造・プラットフォームを見直し、乗り心地の悪さの原因となるねじり剛性を先代モデルと比べて60%アップしたようです。60%アップはスゴイですよね。

このため先代モデルと比べて剛性感を感じる良い乗り心地になったの事は認めますし、また、今回の試乗で実感する事はできました。

ただ、クラウンの乗り心地・剛性感に匹敵するかと言われるとちょっと微妙に感じました・・・。
プリウス(Prius)の乗り心地は満足できるものになっていましたが、クラウンに匹敵すると言われていてハードルがあがり期待値が高かった分、正直試乗をしてちょっと残念に感じてしまった部分もありました。

ただ、先代モデルと比べると格段に乗り心地は良くなっています。

今度はディーラーさんに試乗をお願いして、実際の路上での乗り心地を確めてこようと思います。

また、私が感じた欠点などは実際の路上ではどうなのかも確めてこようと思います。
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