プリウスPHVのインパネ画像レビュー【先進的な機能&デザインを徹底解説】

トヨタ プリウスPHV 2017

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家庭用のコンセントから充電する事ができるプラグインハイブリッド車、プリウスPHV(Prius PHV)がトヨタから発売されましたね。

今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)のEV走行の距離が60km以上になるなど先代モデルと比較して走行性能が格段に良くなった事が話題になっていますが、乗り心地や加速感もかなり良くなっていました。

また、内装・インパネのデザインも注目ポイントの一つ。

基本的なデザインは普通ハイブリッド車のノーマルプリウスと同じデザインになっていたものの、インパネの中央に11.6インチサイズの大型ディスプレイを搭載するなど、より先進的なデザインに…。

今回フルモデルチェンジをして発売されたプリウスPHV(Prius PHV)の内装・インパネのデザイン、各装備&機能を徹底的にレビューしたいと思います。

2017/2/21
Chapter
プリウスPHVのインパネ画像レビュー
ハンドル&ステアリングホイール
ノーマルプリウスのハンドル・ステアリングホイール
エンジンスターター&スイッチ類
バッテリーの充電ポート(充電口)の開閉は手動
シフトレバー
サイドブレーキは足踏み式を採用
プリウスPHVのセンターコンソール画像レビュー
ソーラーパネルを搭載するとセンターコンソールのデザインが異なる

プリウスPHVのインパネ画像レビュー

今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)の内装・インパネの画像を一気に紹介したいと思います。

今回私が見たインパネの内装色はブラックだったのですが、ホワイトの加飾がワンポイントになっていて、オシャレなデザインになっていますよね。

また、インパネの中央から伸びているメッキ調の高輝パネルもインパクトがあって良いと思いました。

ちなみに、こちらは2015年12月に発売された普通ハイブリッド車のノーマルプリウスのインパネは、このようになっています。
かなり似ていますよね。

ただ、今回発売されたPHVのインパネの中央には、ステラのクルマに搭載されているような大型ディスプレイが装備されており、より先進的なデザインになっているように感じました。

また、今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)の各装備は、このようなデザインになっていました。

ハンドル&ステアリングホイール

今回発売されたPHVのハンドル・ステアリングホイールのデザインは、このようになっています。
スポーク部分のホワイト加飾やステアリングスイッチの形状など基本的なデザインは、ノーマルプリウスと全く一緒。なので、個人的には若干新鮮味に欠けるデザインになっているように感じました。

ノーマルプリウスのハンドル・ステアリングホイール

このようにデザインは全く一緒だったプリウスPHV(Prius PHV)のハンドル&ステアリングホイールだったんですが、良いと思ったのが使用されている素材。

ノーマルプリウスはグレードによってハンドル・ステアリングホイールに採用されている素材が異なったのですが、今回発売されたこのPHVは全グレード通じて本革巻きを採用。
しっとりと手に馴染む感じになっている握り心地も、個人的にはとても良いと思いました。

エンジンスターター&スイッチ類

ハンドルの右側には、トヨタのハイブリッド車ではお馴染みのブルーのカラーをしたエンジンスタータースイッチを搭載。

そして、ハンドルの右側には、次のような快適装備のON/OFFが用意されていました。

・S-IPA(シンプルインテリジェントパーキングアシスト)
・VSC(ビークルスタビリティコントロール) OFFスイッチ
・HUD(ヘッドアップディスプレイ)スイッチ ※Aプレミアムグレードのみ
・アダプティブハイビームシステムスイッチ
・ウインドシールドデアイサースイッチ
・タイマー充電スイッチ

基本的にはこのようなスイッチを操作する機会は少ないと思いますが、タイマー充電スイッチなどプリウスPHV(Prius PHV)専用のスイッチも多数用意されているので、使い方や操作方法をしっかりと覚える必要があるのかなと思いました。

バッテリーの充電ポート(充電口)の開閉は手動

プリウスPHV(Prius PHV)の助手席側に搭載されているガソリンの給油口のオープナーは、このようにボタン式を採用。
しかし、運転席側に装備されている充電ポート(充電口)は先代モデルと同様に直接ポート部分を押して開け閉めをする手動式を採用。
個人的には給油口と同様にバッテリーの充電ポートもスイッチ式にしても良かったのかなと思いました。

シフトレバー

今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)のシフトレバーは、ノーマルプリウス同様のデザインを採用。
このインパネに対してレバーが垂直になっているデザインは賛否両論ですが、個人的にはそれ程使い勝手が悪いようには感じませんでした。(そもそもそれ程シフトレバーを操作するシーンはありませんが…。)

また、シフトレバーの左側には、パワーモード、エコモード、ノーマルモードの3種類から選べるドライブモードスイッチと、HV走行やEV走行などハイブリッドシステムを切り替える事ができるスイッチを装備。
高速道路を運転している時は電気の消費を抑えるHV走行で…などなどシチュエーションによって、様々なドライブモードを選択できるようになっているのは、好印象でした。

サイドブレーキは足踏み式を採用

今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)を見て、残念だったのがサイドブレーキ(パーキングブレーキ)。

ノーマルプリウスと同様に今回発売されたこのPHVでも、足踏み式のパーキングブレーキを採用。

このクルマはソーラーパネルや11.6インチの大型ディスプレイを搭載するなど先進的な装備が数多く備わっているだけに、このパーキングブレーキのデザインに余計に古臭さを感じてしまいました。

プリウスPHVのセンターコンソール画像レビュー

今回フルモデルチェンジをして発売されたプリウスPHV(Prius PHV)のセンターコンソールは、このようなデザインになっています。
このセンターコンソールもインパネと同様にノーマルプリウスと同じデザインになっているのですが、使い勝手は良いように感じました。

例えば、センターコンソールに装備されている2つのドリンクホルダーには、置いた飲み物が安定するようにストッパーが装備。
また、センターコンソールの後方にはUSBソケットや12VのアクセサリーソケットがSグレードを除いて全グレード標準装備されているのも好印象でした。
ちなみに、プリウスPHVに装備されているセンターコンソールトレイには、スマホなどを充電できる”置くだけ充電”をメーカーオプションで装備する事が可能ですよ。


ソーラーパネルを搭載するとセンターコンソールのデザインが異なる

今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)のSグレードやSナビパッケージでは、メーカーオプションでソーラーパネルを装備する事ができます。

しかし、ソーラーパネルを装備すると、センターコンソールのデザインや収納ボックスの容量が異なります。

ソーラーパネルを装備していない場合、500mlのペットボトルがスッポリと収まるくらい深さのあるコンソールボックスが装備されます。
一方、ソーラーパネルを装備すると、コンソールボックスの深さは浅くなり、収納力が激減します。
なので、使い勝手がかなり悪くなります。

ソーラーパネルを装備すると、このような欠点・デメリットもあるので、注意をしてくださいね。
今回フルモデルチェンジをして発売されたプリウスPHV(Prius PHV)のインパネ・内装のデザインは、このようになっていました。

ベースとなっているノーマルプリウスと基本的には同じデザインになっているので目新しさはそれ程ありませんでしたが、このクルマの雰囲気にあった先進的なデザインはなかなか良いように感じました。

ただ、このプリウスPHV(Prius PHV)専用のスイッチや機能なども多々あります。また、このクルマにはノーマルプリウスには搭載されていない11.6インチの大型ディスプレイも装備されています。

もしこれからこのクルマの試乗に行かれる方は、大型ディスプレイなどインパネの装備や機能をしっかりと確認してみてくださいね。

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