試乗では何を確認したら良い?購入後に後悔しないコツ&注意点

試乗レビュー 試乗の注意点

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クルマの購入は、人生で3番目に高い買い物と言われています。なので、購入前に欲しいクルマを試乗をして隅々までチェックをするのは、必須です。しかし、試乗時間はわずかのため、重要な部分の確認をし忘れてしまい購入後「こんなハズでは無かった…」「イメージと違っていた」と後悔する人も…。先日、私の友人も新車を購入したのですが、内装・インテリアをしっかりと隅々までチェックしなかったために、購入後、使い勝手など不満を漏らしていました。高いお金を払ってクルマを購入するのなら、このような後悔はしたくないですよね。そこでいつも私が試乗をする際に必ずチェックをするクルマのチェックポイントを紹介したいと思います。
2016/8/6
Chapter
試乗する際のチェックポイント1:運転編
試乗する際のチェックポイント2:装備・機能編

試乗する際のチェックポイント1:運転編

実際にディーラーに行って試乗をした方はわかると思いますが、一般的に試乗コースは決められており、また、一回の試乗時間は短い時だと15~20分程度、長くても30分程度とそれ程長くありません。

このように試乗時間はそれ程長くはないのですが、運転中に次のような事をしっかりと確認する事をおススメします。

■加速力
車体重量が重いミニバンなどでは、発進時にもっさり感を感じてしまう場合もあります。アクセルを踏み込んだら、ストレスフリーで加速していくのか確認しましょう。

また、スキーやスノーボードに行くなど山道の運転が多い方は、ディーラーさんにお願いをして山道でのパワー・加速力を確認させてもらうと良いと思いますよ。

■乗り心地
また、クルマの乗り心地も試乗した際に確認をする重要ポイントの一つです。

乗り心地や固いのかor柔らかいのか?また、マンホールや段差のある路面を乗り越えた時の突き上げ感や衝撃はどのくらい伝わるのか?

などなど…実際にクルマを運転してみないと、分からない事がたくさんあります。普段乗っているクルマではあまり乗り心地は気にしませんが、試乗する際は乗り心地にも注意を払ってみてくださいね。

■静寂性(ロードノイズ/エンジンの侵入)
クルマを購入する上で静寂性も重要なポイントですよね。エンジン音や風切り音、ロードノイズが車内にどれくらい侵入してくるのかしっかりと確認する事をおススメします。

■メーターのみやすさ
運転中のメーターの見やすさ・視認性の良さも、とても重要な確認ポイントです。

最近はセンターメーター、デジタルメーターなどを装備したクルマも増えてきましたが、普段乗っているクルマとメーターのデザインや位置が違う場合は特に注意をして確認してみてくださいね。

また、新型プリウスなどのようにフロントガラスに情報を表示をする機能を搭載したクルマも増えてきています。このような機能の見やすさなどもしっかりとチェックをしてみてくださいね。

■前方の視界
前方の視界の良さやフロントガラス・三角窓の大きさ・角度はとても重要なチェックポイントの一つです。

フロントガラスは大きくて、前方の見晴らしは良いのか?また、三角窓は大きく斜め前方の視界を遮っていないのか?などなど…

視界性は交通事故の予防にも繋がるので、試乗の際しっかりと確認をしてみてくださいね。

■見切りの良さ&車体感覚
また、見切りの良さや運転のしやすさもとても重要なポイントです。

同じカテゴリー同士のクルマの買い替えならそれ程気ならないと思いますが、一回り大きいクルマを試乗すると、普段運転しているクルマと見切りの良さが全く異なります。

普段乗っているクルマと見切りや車体感覚がどれほど違うか試乗をして確認をしてみてください。

■後方の視界、バック・駐車のしやすさ
また、前方と同様に後方の視界についても、試乗中にしっかりと確認する事をおススメします。特にミニバンやSUVなど車体が大きいクルマになると、後方に死角が多くなるので、念入りに確認をしてみてくださいね。

また、バックや駐車のしやすさも重要です。試乗をした際は、ディーラーの駐車場を借りてぜひともバックや駐車のしやすさも確認してみてくださいね。

■小回り性能
ディーラーが用意している試乗コースは、広くてキレイに舗装された路上が多く、細い路地を試乗車で運転をさせてくれる機会は少ないです。

もし家の近所の道が狭いなど小回り性能を確認した場合は、ディーラーさんにお願いをして、細い路地などを運転させてもらいましょう。

■ライトの明るさ
最近はクルマやグレードによってLED・ハロゲンなどライトの光源に違いがあり、点灯時の明るさや見やすさ色味も異なります。

ヘッドライトの明るさや夜間の視認性を確認したい方は、夜間の試乗をディーラーさんにお願いをしてみてはいかがでしょうか。

■後部座席の居住性・快適性
運転席などフロントシートと後部座席では乗り心地や居住性が全く異なります。運転席ではとても快適な乗り心地でも、後部座席に座ってみると思ったよりも突き上げ感が大きく、不快に感じる事も…。

なので、試乗する際は後部座席にも座ってどのような乗り心地なのか、また、頭上空間などの居住性はどうなのかしっかりと確認する事をおすすめします。

試乗中にこのようなチェックポイントを一度で確認するのは、難しいと思います。なので、購入する前は自分が納得するまでしっかりと購入を検討しているクルマを確認してみてくださいね。

試乗する際のチェックポイント2:装備・機能編

また、ディーラーさんに試乗に行った際は、乗り心地や運転のしやすさだけではなく、そのクルマの備わている装備や機能を確認する事も大事です。

試乗前後に次のような事も確認する事をおススメします。

■ボディカラー
カタログやホームページに掲載してあるボディカラーと実車の色では、印象が全く異なる場合があります。また、日の当たり具合によって見え方や印象が異なるクルマも…。

気になるボディーカラーは、是非ともご自分の目で直接確認をしてみてくださいね。

■荷室・ラゲッジスペース
また、荷室・ラゲッジスペースの広さや使い勝手もしっかりと確認をして貰いたいポイントの一つ。

・広さ
・床下収納の有無
・荷室アレンジのしやすさ
・リアゲートの開け閉めのしやすさ
・開口部の広さ

などなど、確認したい項目は盛りだくさんです。荷室・ラゲッジスペースを頻繁に使う人は、是非とも細かいところまでしっかりと確認してみてくださいね。

■収納スペース&ドリンクホルダー
また、内装・インテリアでしっかりと確認したいポイントの一つが、収納スペースの多さ。クルマによって収納スペースの数や場所は全く異なります。

赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭ファミリーカーとしてクルマを使用する場合は、念入りに収納スペースの数やサイズを確認した方が良いと思います。

また、試乗をした際に確認をし忘れがちなのが、ドリンクホルダー。

・ドリンクホルダーの数は何個あるのか?
・装備されている場所は、センターコンソールor送風口部分
・ドリンクの取り出しはしやすいか?
・後部座席にドリンクホルダーは装備されているのか?

などなど…ドリンクホルダーだけでも確認する事は多いです^^;;ドリンクホルダーの使い勝手が悪いと、運転中に意外とストレスが溜まります。

後々後悔しないようにドリンクホルダーの使い勝手もしっかりと確認してみてくださいね。

■シートアレンジ
また、シートアレンジもしっかりと確認をしておきたい注目ポイントの一つです。

確認事項は、

・フルフラットになるか?
・車中泊は可能か?
・後部座席にリクライニング機能・スライド機能は装備されているのか?
(装備されている場合は、幅や角度)

など、シートアレンジの確認事項も多岐にわたります。

カタログなどにシートアレンジが掲載してあるクルマもありますが、シートが予想以上に重いなどアレンジがしにくい場合などもあります。なので、試乗をお借りして是非ともご自分の手で試してみてくださいね。

■乗り降りのしやすさ
また、クルマの乗り降りのしやすさも重要なポイントの一つです。

特に注意が必要なのは、ランドクルーザー(ランクル)などSUV車やヴェルファイア/アルファードなどの高級ミニバン。これらのクルマは車高が高くなっている分、クルマの乗り降りもしにくくなっています。

自然な体勢で、また、スムーズに乗り降りできるか試乗をお借りして、何度か乗り降りをしてみると、乗降性の良し悪しが分かると思いますよ。
新車を購入する前、このような事を事前にしっかりと確認する事をおススメします。意外とチェックポイントが多いと思うかもしれません。

ただ、クルマはとても高価な買い物です。また、失敗したからと言ってスグに乗り換える・買い替える事はできません。なので、試乗の際にしっかりと細部まで確認するのは、とても大切な事なのかなと思います。

試乗する際は細部まで確認をして、購入後に後悔をしないようにしてくださいね。
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