フリードプラスの荷室レビュー【多彩に使えるラゲッジを徹底解説】

ホンダ フリード+ 2016
“スパイク”として発売されていた5人乗りモデルがフリードプラスと名前を変えて、発売されましたね。

フロントマスクなど正面からの見た目はソックリなフリード(Freed)とプラス(+)ですが、内装・インテリアは異なります。

特に異なるのは、荷室・ラゲッジスペース。

フリードプラス(Freed+)は、ただ単に3列目シートが取り外しただけではなく、専用のデザインの荷室・ラゲッジスペースを採用。「コンパクトカーサイズでこんなに荷物が積めるの!?」と思うくらい、荷室・ラゲッジスペースは広くなっていました。

そんなホンダ フリードプラス(Freed+)の荷室・ラゲッジスペースを確認してきたので、実車画像を使って紹介したいと思います。

2016/10/7
Chapter
フリードプラスの開口部を徹底チェック
フリードプラスの荷室を隅々までチェック
フリードプラスの荷室アレンジをチェック

フリードプラスの開口部を徹底チェック

今回発売された5人乗りモデル、フリードプラス(Freed+)の後ろ(リア)からのデザインは、このようになっています。
ちなみに、こちらは3列シートの標準モデルの後ろからのデザイン。
後ろ姿をみただけでもプラス(+)のテールゲートが大きいのが分かりますよね。

そして、このモデルのテールゲートを開けてみると、このような感じ。
一目見て、荷物の積み下ろしが絶対ラクと言うのが分かるくらい大きい荷室開口部が登場。あまりのこのプラス(+)の荷室開口部の広さに私は「おぉぉ~広いっ!」と、思わず言っちゃいました…。

そのくらいフリードプラス(Freed+)の荷室開口部は大きかったです。

低い荷室開口高にビックリ!

この大きく口をあけたようなデザインになっているフリードプラス(Freed+)ですが、実際に見てスゴイと思ったのが、荷室フロアの位置が異様に低いこと。

ベースとなっている3列シートのホンダ フリード(Freed)の荷室開口高も十分に低くいと思ったのですが、荷室の積載量・使い勝手の良さに重きを置いたプラス(+)の荷室開口高はさらに低く、FF車で約330mm。

■フリードの荷室開口部

■フリード+の荷室開口部

このように荷室開口高を低くしたおかげで積載量も大幅にアップ。このプラス(+)ですが、ゴルフバックの縦積みも可能のようです。

また、荷室開口部の間口が低いため、積み下ろしお際に必要以上に荷物を持ち上げなくて良いのも超低床を採用したこのクルマの魅力の一つだと思いました。

フリードプラスの荷室を隅々までチェック

一目見ただけで広さが伝わるホンダ フリードプラス(Freed+)の荷室・ラゲッジスぺースですが、使い勝手もかなり良いです。

標準装備されているラゲッジボード(ユーティリティボード)を使用すると、荷室・ラゲッジスペースをこのように上下2段に分ける事が可能です。
例えば、泥などで汚れたクーラーボックスと一緒に、キレイなカバンや服は置きたくないですよね。

このような時に下の段に汚れたクーラーボックスを、そして、上の段に洋服やカバンを置いておくなどなど…状況によって荷物の積み方などを工夫できるのは、とても良いと思いました。

ユーティリティーボード下の荷室サイズも十分

また、今回発売されたホンダのフリードプラス(Freed+)は、ユーティリティーボード下の荷室の広さも十分なサイズを確保。

荷室の床面からユーティリティボード(ラゲッジボード)まで高さが約375mmもあるので、このようなボックスなどもラクラク収納。
奥行きも十分あり、スーツケースなどもスッポリと収納できるサイズを確保しているので、車中泊をする際の荷物置き場としても大活躍するのかなと思いました。

ユーティリティーボードを取り外すと広大なスペースが登場

このように今回発売されたフリードプラス(Freed+)の荷室は、上下2段に分けて荷物を積み込むことができるのが魅力の一つですが、ユーティリティボードを取り外すと、背の高い荷物も積み込む事が可能です。

実際にユーティリティボード(ラゲッジボード)を取り外した時の荷室・ラゲッジスペースの広さは、このようになっています。
この時の荷室・ラゲッジスペースの高さは、だいたい1,290mm。

このようにすると背の高い観葉植物だけでなく、ゴルフバックも縦積みで置く事ができます。このように状況に応じて、様々なアレンジができるのもこのフリードプラス(Freed+)の荷室・ラゲッジスペースのメリットだと思いました。
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