ヴォクシーのシートアレンジ【2つのフルフラットモードを実車画像で紹介!】

トヨタ ヴォクシー 2016

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2104年にフルモデルチェンジをして発売して以降、売れ行きが好調なのが、ネッツトヨタから発売している5ナンバーサイズミニバンのヴォクシー/ボクシー。

室内の広さや2列目シートのロングスライド機能などが魅力のこのクルマですが居住性の良さを生かしたシートアレンジも特徴の一つです。

先日、このヴォクシー/ボクシー(VOXY)を試乗した際、シートアレンジも確認したのですが、若干段差はできるものの、ほぼフルフラットになる“ソファーモード”は、広々としていて快適!

ヴォクシー/ボクシー(VOXY)は車中泊にも向いているクルマなのかなと思いました。

そんなヴォクシー/ボクシー(VOXY)のフルフラットになるシートアレンジ“ソファーモード”について、紹介したいと思います。

2016/8/22
Chapter
ヴォクシーのシートアレンジ:2つのソファーモードを紹介
ケース1:フロントフラットソファーモード

ヴォクシーのシートアレンジ:2つのソファーモードを紹介

2014年1月にフルモデルチェンジをして発売された80系ヴォクシー/ボクシーでは、次の2つのシートがフルフラットになる”ソファーモード”を用意しています。

・フロントフラットソファーモード
・リヤフラットソファーモード

フロントフラットソファーモードとは、フロントシートと2列目シートを密着させてフルフラットにするシートアレンジ。

一方、リヤフラットソファーモードは、2列目シートと3列目シートを使用して、フルフラットにするシートアレンジです。

この2つのソファーモードでは、サイズや座った時や寝た時の快適性がまったく異なります。そんなヴォクシー/ボクシー(VOXY)の2つのソファーモードの様子を画像に収めてきたので紹介します。

ケース1:フロントフラットソファーモード

先ほども申し上げましたが、ヴォクシー/ボクシー(VOXY)のフロントフラットソファーモードとは、運転席や助手席のフロントシートの背もたれを倒して、2列目の座面と近づけた時のソファーモード。

実際にこのヴォクシー/ボクシーのフロントフラットソファーモードをすると、このような感じ。
かなり座面が長くなり、ゆったりと座れそうですよね。大人ふたりがゆったりと身体を伸ばしてくつろぐサイズを確保。

背もたれの角度調整に制限があるので横になることはできませんが、足を伸ばしてリラックスして座るのには、とても良いシートアレンジだと思いました。

フロントフラットソファーモードのメリット

このようにフロントシートと2列目シートを活用するシートアレンジ“フロントフラットソファーモード”ですが、実際にこのシートアレンジを試してみて良いと思ったのは、座り心地の良さ。
このフロントフラットソファーモードでは、背もたれも座面も肉厚でしっかりとした2列目シート部分に腰を掛けるため、とっても快適。

この座り心地の良さは、2列目シートと3列目シートを使用するシートアレンジ“リヤフラットソファーモード”には無いシートアレンジだと思いました。

なので、足を伸ばしてゆったりとリラックスして座りたい場合は、リヤフラットソファーモードよりもこのフロントフラットソファーモードの方が快適で良いのかなと感じました。

また、ヴォクシー/ボクシー(VOXY)のフロントシートの座面部分と背もたれ部分で若干の段差があります。
しかし、私の場合、2列目シートの座面に背をつけて、足を延ばして座ってもフロントシートの座面部分まで足が達する事がなかったので、この段差はそれ程気になりませんでした。

もし実際にこのフロントフラットソファーモードを試して、足元空間の段差が気になったら、厚めのクッションを足元に置けば良いのかなと思いました。

ケース2:リヤフラットソファーモード

また、ヴォクシー/ボクシー(VOXY)では、フロントフラットソファーモード以外にも2列目と3列目シートを使用するシートアレンジ”リヤフラットソファーモード”も用意されています。

そして、このリヤフラットソファーモードをした時の様子は、このような感じ。
この広さは、魅力的ですよね。

このリヤフラットソファーモードは1列目と2列目をフルフラットにしたシートアレンジ”フロントフラットソファーモード”よりも広いスペースになっております。また、3列目シートのヘッドレストを取り外すと、3列目シートの背もたれもほぼ水平までリクライニングする事が可能です。

ドライブの合間の休憩だけではなく、車中泊をする際にもこのシートアレンジは、とても役に立つのかなと思いました。

リアフラットソファーモードの気になったところ

このように車中泊をするのにも十分なヴォクシー/ボクシー(VOXY)のリアフラットソファーモードですが、実際に見てみると、気になる部分も…。

それは2列目シートの背もたれ部分と3列目シートの座面を密着部分の段差。どんなにヴォクシー/ボクシー(VOXY)の2列目シートの背もたれを押し込んでも、このように接続部分で数センチの段差が生じてしまいます。
遠くから見ると、それ程気にならないフルフラット時の段差なのですが、実際にこの状態で横になってみると、この段差部分が足に当たってかなり気になります。

個人的には2列目のリクライニングをした時にもう少し段差ができないように工夫をして貰いたかったです。

7人乗りの場合、シート中央部分の居心地がイマイチ!?

また、今回私が見たヴォクシー/ボクシー(VOXY)は2列目に前後左右にスライドする独立キャプテンシートを採用した7人乗りモデルを確認したのですが、シート中央部分はゴツゴツとした感じや凹凸感もあり、居心地はイマイチ…。

折りたたみ式のゲーブルなどはしっかりと収納されていたのですが、サイド部分のシートの硬さ、アームレストの凹凸感など実際に横になてみると色々な部分が気になりました。
車中泊用のマットを敷かない状態で家族3人~4人が横にあるのは、ちょっと大変そう…。もしこの7人モデルで家族3人~4人が横になりたいのなら、車中泊用のマットは必須なのかなと思いました。

ちなみに、ヴォクシー(VOXY)の8人乗りに使用されているソファーシートの場合、7人乗りモデルのシート中央部分でで感じたような凹凸感・ゴツゴツ感はないようです。もし車中泊などをメインで考えるのなら、7人乗りよりも8人乗りの購入を検討しても良いかもしれませんね。
2014年1月にフルモデルチェンジをして発売されたヴォクシー/ボクシー(VOXY)のシートアレンジは、このようになっていました。

シートの段差など若干気になる部分もありましたが、使用用途によって使い分けることができるこの2つのフルフラットモードは、とても良いと思いました。

このシートアレンジの豊富さはヴォクシー/ボクシー(VOXY)の魅力・メリットの一つなので、もしこれからこのクルマの試乗に行かれる方は、シートアレンジまでしっかりと確認をしてみてくださいね。
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