足元空間&頭上空間の広さは十分!?新型XVの後部座席の居住性

スバル XV 2017

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日本だけではなく、世界中で人気のスバルのクロスオーバーSUVの新型XVが、
2017年5月にフルモデルチェンジをして、新発売されますね。

最近、スバルの新型XVのようなコンパクトサイズで街乗りにもピッタリのSUVが
大人気ですよね。ただ、競合車・ライバル車のトヨタのCHR/C-HRのように、クルマによっては後部座席の足元空間や頭上空間が狭く、窮屈感を感じる事も…。

このような欠点・デメリットもある街乗りにピッタリなコンパクトSUVですが、今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVの後部座席の居住性&快適性や広さはどうだったのでしょうか?

先日、このクルマを試乗した際にこの新型モデルの後部座席の足元空間や頭上空間など居住性・広さについて確認してきたので、紹介したいと思います。

2017/4/24
Chapter
新型XVの後部座席の居住性&快適性インプレッション
頭上空間(ヘッドクリアランス)は、どのくらいの広さがあった?
コンパクトSUVの全高比較
窮屈感を感じないデザインに好印象
トヨタC-HRの後部座席
スバル新型XVの後部座席に座った時の視界
足元空間(ニークリアランス)は、どのくらいの広さがあった?
新型XVと競合車の室内長&ホイールベース比較

新型XVの後部座席の居住性&快適性インプレッション

今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVの後部座席は、このようなデザインをしています。
スバルのクルマらしく比較的シンプルなデザインの後部座席になっているのですが、シートの中央にドリンクホルダー付きのセンターアームレストを搭載。
このように腕が置きやすい高さに調節してあり、何よりもアームレストが手前下がりになっておらず、垂直をキープしている事が好印象でした。
このようなデザインになっているこの新型SUVの後部座席の広さ・居住性はどのようになっていたのでしょうか?

実際に展示車を確認した時に、後部座席に乗り込んで頭上空間や足元空間の広さや、窮屈感を感じないかなど隅々までチェックをしてきました。

頭上空間(ヘッドクリアランス)は、どのくらいの広さがあった?

今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVですが、後部座席の頭上空間(ヘッドクリアランス)は、試乗前に予想していた以上に余裕があり、ビックリするくらい快適でした。

と言うのも、今回スバルから新発売されたこの新型SUVの全高は、トヨタのC-HR/CHRと全く同じ1,550mmとなっており、ホンダのヴェゼル/ベゼルと比較しても小さいサイズになっています。

コンパクトSUVの全高比較

・スバル XV (2.0i-S/ルーフレール非装備モデル)
全高:1,550mm

・トヨタ C-HR/CHR (Gグレード)
全高:1,550mm

・ホンダ ヴェゼル (ハイブリッドZ)
全高:1,605mm
なので、「スバルの新型XVもトヨタのC-HR/CHRと同様に頭上空間は、狭いのかな?」と、思っていました。

しかし、実際にこの新型モデルの後部座席に座ってみると、思ったよりも頭上空間は、広い感じが…。

私は身長175cmあるのですが、頭のてっぺんから天井まで手の平2枚分の余裕があり、後部座席に座っていても、天井の高さがまったく気になりませんでした。

窮屈感を感じないデザインに好印象

また、今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVの後部座席に座ってみて良いと思ったのが、視界性が良く、窮屈感を感じないデザインになっていた事。

このクルマの競合車・ライバル車の一つでもあるトヨタのC-HR/CHRは、サイドウィンドウが小さく、また、ルーフもブラックを採用しているため後部座席に座っていると、圧迫感を感じます。

トヨタC-HRの後部座席

一方、今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVは、サイドウィンドウも比較的大きめになっており、ルーフカラーも明るいライトグレーを採用。
このように見比べると、サイドウィンドウの大きさが全く違うのが、わかりますよね。

また、前方への視界の抜けも良く、後部座席に座った時に窮屈感や圧迫感を感じないデザインに…。

スバル新型XVの後部座席に座った時の視界

以前、このクルマの見積もりを貰った時に、スバルのディーラーさんに「競合車・ライバル車と比較して、この新型XVのこれだけは負けないと言う魅力、メリットは何ですか?」と聞いてみたところ、

「前後とも視界性が良く、運転がしやすいところ。」「また、後部座席に座っていても窮屈感や圧迫感を感じないところ。」と、仰っていました。

実際にこのクルマの後部座席に座ってみると、ディーラーさんの言っている事も納得できる快適さになっていて好印象でした。

足元空間(ニークリアランス)は、どのくらいの広さがあった?

また、フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVは、足元空間の広さも魅力の一つ。

実はスバルから発売されたこの新型SUVは、室内長・ホイールベースともにクラストップの広さとなっています。

新型XVと競合車の室内長&ホイールベース比較

・スバル 新型XV
室内長            :2,085mm
ホイールベース:2,670mm

・トヨタ C-HR
室内長            :1,800mm
ホイールベース:2,640mm

・ホンダ ヴェゼル
室内長            :1,930mm
ホイールベース:2,610mm

このように競合車よりも室内が広い新型XVは、足元空間も余裕十分。

実際に私が普段クルマを運転している位置に運転席を設置した時の後部座席の足元空間(ニークリアランス)は、このような感じ。
また、実際に座ってみると、このような感じ。
足回りに余裕があるのが、わかりますよね。

膝も運転席のシートバックにぶつかる心配もなく、また、足元の空間も広いので、足の位置、体勢を変える事もカンタンにする事ができます。

また、実際にこの新型XVの後部座席に座ってみて良いと思ったのが、フロントシート下の隙間が広く、大きい事。
なので、足先をスッポリとフロントシート下に収める事が可能です。

このように足の位置や体の体勢を変えやすい足元空間の広さを確保している事は、他のクルマには無い、このクルマの魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
今回フルモデルチェンジをしてスバルから新発売された新型XVの後部座席の広さや居住性は、このようになっていました。

車高が低いので、後部座席の広さはかなり犠牲になっているのかなと、最初は思っていたのですが、実際にこのクルマの後部座席に座ってみると、思った以上に快適。

後部座席の広さや居住性に定評のあるホンダのヴェゼル/ベゼル(Vezel)と比較すると、若干狭さは感じましたが、十分に満足できるレベルになっているなと感じました。

また、窮屈感を感じないデザインになっているのも好印象でした。

クルマによっては後部座席の広さや使い勝手を犠牲にしたクルマもあるなかで、これ程広くて、居住性・快適性に優れている後部座席を確保している事は、他のクルマには無い大きな魅力の一つかなと思いました。

もしこれからこの新型XVを見に行く際は、広くて快適性に優れる後部座席もしっかりと確認してみてくださいね。
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