実車を見て気になった3つの事とは?新型XVの欠点&デメリット

スバル XV 2017

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2017年5月、3代目となる新型XVがフルモデルチェンジをして、
スバルから新発売されます。

この新型モデルは、後部座席の居住性や意外と広くて使い勝手の良い
荷室・ラゲッジスペースなど、競合車・ライバル車にも勝るとも劣らない
魅力&メリットが盛りだくさん。

トヨタのC-HR/CHR、日産ジューク、ホンダのヴェゼル/ベゼルなど
競合車・ライバル車にも魅力的なクルマが多いですが、今回スバルから
新発売された新型XVも決して負けていないなと思いました。

ただ、その一方、今回フルモデルチェンジをして新発売されたこの新型モデルを
実際に見て、競合車・ライバル車に劣っている事、欠点&デメリットに感じた
部分もありました。

まだ発売日前で展示車を確認しただけですが、スバルから発売された
新型XVの欠点・デメリットを3つ、包み隠さず紹介したいと思います。
2017/5/2
Chapter
スバル新型XVの欠点1:収納スペース
スバル新型XVの欠点2:リヤゲートの高さ

スバル新型XVの欠点1:収納スペース

今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVの欠点・
デメリットの一つが、収納スペースのサイズと数。

このクルマのベースとなっているインプレッサ スポーツ(IMPREZA SPORT)を
見た時も感じましたが、この新型SUVでも収納スペースも物足りないように感じました。
■スバル新型XVの主な収納スペース
USBソケットが2つ付いているセンターコンソールの前方にあるトレーや、
意外と大きいセンターコンソールボックスの使い勝手は良さそうだなと
思いましたが、全体的に収納スペースはこのようにかなり少なめ…。


■新型XVのセンターコンソールトレー
特にボックス型のティッシュを置けるような大きな収納スペースが
少ないように感じました。

新型XVは、後部座席の居住性も良く、孤独感・窮屈感を感じない
デザインになっているため、ファミリーカーとしても十分に活用できると思います。

ただ、このクルマをファミリカーとして使用すると、荷物や小物の
置き場に苦労するのかなと、思いました。

スバル新型XVの欠点2:リヤゲートの高さ

リヤゲートを開けた時のグリップ位置の高さも、今回フルモデルチェンジをして
新発売された新型XVの欠点・デメリットの一つ。
■スバル新型XVの荷室・ラゲッジスペースを開けた時の様子
私がこのクルマの見積もりを貰ったディーラーさんは、「先代モデルよりも
グリップの位置や角度を調整して、開け閉めがしやすいように改善した。」と、
仰っていました。

ただ、実際にこのクルマの荷室の開け閉めを試してみると、リヤゲートの
グリップ位置が高く、操作性はイマイチ…。

実際にこの新型XVと競合車・ライバル車のトヨタのC-HR/CHRや
ホンダのヴェゼル/ベゼル(Vezel)のリヤゲートの高さを比較すると、
このような違いがあります。
■新型XVと競合車のリヤゲートの高さ比較
スバル 新型XV     :1,970mm
トヨタ C-HR/CHR:1,850mm
ホンダ ヴェゼル   :1,870mm

このように数値で見比べると、新型XVのリヤゲートの高さが
いかに高いかが良くわかりますよね。

なんと車高が高く、荷室・ラゲッジスペースの広さが人気のホンダの
ヴェゼル/ベゼル(Vezel)よりも約10cmもリヤゲートが高くなっていました。

なので、このクルマのリヤゲートの開け閉めは、ちょっと面倒…。

身長が175cmある私でもリヤゲートのグリップ位置がちょっと高いなと感じるので、
小柄な女性や小さいお子さんが、このクルマのリヤゲートの開け閉めをしようとすると、ちょっと大変なのかなと…。

リヤゲートの位置が高いので、頭をかがめずに荷物の積み下ろしができるのは
良いと思いましたが、個人的にはもう10cmほど低い方がリヤゲートの操作性は、
良いのかなと思いました。

スバル新型XVの欠点3:1.6リッターモデルの装備&機能

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型XVを実際に見て、
残念に思った事・欠点に感じた事の一つが、1.6リッターモデルの装備。

今回の新型モデルで初めて1.6リッターモデルがラインナップされた事は
とても良いと思いましたが、2.0リッターモデルと比較すると、機能や
装備面で若干見劣りする感じがしました。

ハンドル・ステアリングホイールやシフトレバーのデザイン性など、
色々と気になる部分はあるのですが、私が新型XVの1.6リッターモデルの
内装・インテリアを見て、一番ガッカリしたのが、このクルマの鍵。

上位グレーの2.0リッターモデルでは、ワンプッシュでエンジンが立ち上がる
プッシュ式のスタートエンジンが標準装備されています。


■2.0リッターモデルのスターターエンジン
しかし、1.6リッターモデルでは、プッシュ式のエンジンスターターは
標準装備されておらず、一昔前の鍵を差し込むタイプを採用。
■2.0リッターモデルのスターターエンジン
また、1.6リッターモデルでは、鍵を携帯した状態でアウトドアハンドルを
握ると、ロックが解除される”キーレスアクセス”も標準装備されていません。

最近は軽自動車でも、ワンプッシュでエンジンが立ち上がるプッシュ式の
エンジンスターターが標準装備されているクルマが増えてきています。

なので、新型XVの1.6リッターモデルを見た時、
「このグレードにプッシュスタートエンジンは、標準装備されていないの!?」と、
驚いちゃいました。

今回フルモデルチェンジをして新発売されたこの新型モデルの1.6リッターの
人気グレード”1.6i-L アイサイト(Eye Sight)”は、乗り出し価格で300万を超える
クルマとなっています。

300万円を超えるクルマなのに、プッシュスタートエンジンが装備されていないのは、
車体本体価格と機能・装備が見合ってないいのかなと、感じてしまいました。

キーレスアクセスやプッシュスタートエンジンは、メーカーオプション設定と
なっているので、1.6リッターモデルでも装備する事はできますが、車格を
考えると、これらの機能は標準装備にしても良かったのかなと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型XVでは、
このような欠点・デメリットがありました。

個人的に時に気になったのは、1.6リッターモデルの機能や装備。

2.0リッターモデルと比較すると、この1.6リッターモデルは、機能や
装備面に物足りなさを感じてしまいました。

せっかく1.6リッターモデルを発売するのなら、個人的にはもう少し商品力を
高めて貰いたかったです。この点は、かなり残念でした。

ちなみに、クルマに対する不満や欠点に感じる部分は、人それぞれです。
購入後に後悔をしないためにも、隅々までまでしっかりと入念にチェックを
してみてくださいね。

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