スバル新型XVで車中泊をする事は可能?【シートアレンジを確認してみた】
更新日:2024.09.09
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街中でも映えるスタイリッシュなデザインと高い走破性を兼ね備えたスバルのクロスオーバーSUV新型XVが、2017年5月に新発売されましたね。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVの魅力&メリットの一つが、居住性&快適性。
最近、トヨタのCHR/C-HRやホンダのヴェゼル/ベゼルなどコンパクトサイズのSUVが人気を博していますが、競合車・ライバル車よりもこの新型モデルの方が車内が広々としていて、快適に過ごす事ができました。
そんな型XVのシートアレンジはどうなっているのでしょうか?また、車中泊をする事は可能なのでしょうか?
先日、この新型モデルを試乗した時にシートアレンジを確認してきたので、紹介したいと思います。
2017/6/3
今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVの魅力&メリットの一つが、居住性&快適性。
最近、トヨタのCHR/C-HRやホンダのヴェゼル/ベゼルなどコンパクトサイズのSUVが人気を博していますが、競合車・ライバル車よりもこの新型モデルの方が車内が広々としていて、快適に過ごす事ができました。
そんな型XVのシートアレンジはどうなっているのでしょうか?また、車中泊をする事は可能なのでしょうか?
先日、この新型モデルを試乗した時にシートアレンジを確認してきたので、紹介したいと思います。
2017/6/3
スバル新型XVのシートアレンジを徹底チェック
今回フルモデルチェンジをして新発売された型XVのフロントシート、後部座席は、このようなデザインになっています。
こちらは最上位モデルの”2.0i-S アイサイト(Eye Sight)”のシートですが、オレンジのステッチがインパクトがあって良いですよね。また、シートのサイドの部分が合成レザーになっており、上質感のあるデザインになっていたのも好印象でした。
そんな型XVですが、このようなシートアレンジが用意されていました。
5人乗車
4人乗車
3人乗り
2人乗車
今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルのXVでは、後部座席が6対4分割方式を採用しているため、このように基本的なシートアレンジは、用意されています。
ただ、競合車・ライバル車の一つでもあるホンダのヴェゼル/ベゼルのような後部座席の座面を跳ね上げるチップアップ機能ような特別なシートアレンジは、用意されていません。
ただ、競合車・ライバル車の一つでもあるホンダのヴェゼル/ベゼルのような後部座席の座面を跳ね上げるチップアップ機能ような特別なシートアレンジは、用意されていません。
ヴェゼル/ベゼルのチップアップ機能
個人的には、今回フルモデルチェンジをして新発売された型XVのシートアレンジは、比較的シンプルなものなのかなと思いました。また、シートアレンジ性能に関しては、競合車・ライバル車の一つのホンダ ヴェゼル/ベゼルに劣るのかなと思いました。
新型XVで車中泊をする事は可能?
このようなシートアレンジを用意しているスバルの型XVですが、車中泊をする事は、可能でしょうか?
結論から申し上げまして、このクルマで車中泊をする事ができるかどうかと言われると、車中泊をする事は出来ます。
ただ、ディーラーさんも言っていましたが、このスバルの型XVは、車中泊にそれほど向いているクルマでは、ないのかなと思いました。
私がこの新型モデルを実際に確認して、車中泊をする上で気になった3つの事を紹介したいと思います。
結論から申し上げまして、このクルマで車中泊をする事ができるかどうかと言われると、車中泊をする事は出来ます。
ただ、ディーラーさんも言っていましたが、このスバルの型XVは、車中泊にそれほど向いているクルマでは、ないのかなと思いました。
私がこの新型モデルを実際に確認して、車中泊をする上で気になった3つの事を紹介したいと思います。
その1:荷室・ラゲッジスペースの広さ
この新型モデルで車中泊をする際に気になった事の一つ目は、この型XVの荷室・ラゲッジスペースの広さ。
このクルマで車中泊をするには、荷室・ラゲッジスペースを活用する必要があります。
ただ、後部座席を収納したとしても、この新型モデルの荷室・ラゲッジスペースの奥行き(荷室長)は、約1,630mmしかありません。
このクルマで車中泊をするには、荷室・ラゲッジスペースを活用する必要があります。
ただ、後部座席を収納したとしても、この新型モデルの荷室・ラゲッジスペースの奥行き(荷室長)は、約1,630mmしかありません。
新型XVの荷室・ラゲッジスペースを収納した時の様子
なので、成人男性が横になるには、ちょっと狭い感じが…。(まっすぐではなく斜めになれば、何とか寝る事はできるのですが…)
また、フロントシートのシートバックとリヤシートの間には隙間があるので、この隙間を埋める必要もあります。
スバルの型XVは、コンパクトSUVの中では比較的広い荷室・ラゲッジスペースを確保しているのですが、車中泊をするのには、荷室のサイズが少し足りないのかなと実際に試して感じました。
また、フロントシートのシートバックとリヤシートの間には隙間があるので、この隙間を埋める必要もあります。
スバルの型XVは、コンパクトSUVの中では比較的広い荷室・ラゲッジスペースを確保しているのですが、車中泊をするのには、荷室のサイズが少し足りないのかなと実際に試して感じました。
その2:荷室・ラゲッジスペースの段差
また、型XVで車中泊をする上で気になったのは、後部座席を収納した時に生じる段差。
この新型モデルでは、後部座席を収納すると、背もたれと荷室・ラゲッジスペースの境目の部分でこのように大きな段差が生じてしまいます。
この新型モデルでは、後部座席を収納すると、背もたれと荷室・ラゲッジスペースの境目の部分でこのように大きな段差が生じてしまいます。
この後部座席の段差は、約80mm。
実際にこのクルマの荷室に横になってみると、この段差はかなり大きいです。なので、車中泊をする際は、マットや発泡スチロールを敷くなどをして、この段差を埋める必要があります。
この後部座席を収納した時に生じる大きな段差も、車中泊をする上で、欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。
実際にこのクルマの荷室に横になってみると、この段差はかなり大きいです。なので、車中泊をする際は、マットや発泡スチロールを敷くなどをして、この段差を埋める必要があります。
この後部座席を収納した時に生じる大きな段差も、車中泊をする上で、欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。
その3:窮屈感&圧迫感
また、今回新発売された型XVで車中泊をする際に気になった事の一つが、横になった時の圧迫感&窮屈感。
今回フルモデルチェンジをして新発売された型XVは、コンパクトサイズのSUVという事もあり、荷室の高さはそれほど広くありません。
今回フルモデルチェンジをして新発売された型XVは、コンパクトサイズのSUVという事もあり、荷室の高さはそれほど広くありません。
なので、この新型モデルの荷室・ラゲッジスペースで横になると、天井が近く、圧迫感・窮屈感を感じます。また、起き上がる時も移動する時も、ちょっと不便な感じが…。
私は同じスバルから発売されているフォレスターの荷室をお借りして、横になった事もあるのですが、こちらのモデルの方が天井が高く、快適に過ごすことができました。
この天井の低さ&居住性の悪さも、スバルの型XVが車中泊に向かない原因・理由の一つかなと思いました。
私は同じスバルから発売されているフォレスターの荷室をお借りして、横になった事もあるのですが、こちらのモデルの方が天井が高く、快適に過ごすことができました。
この天井の低さ&居住性の悪さも、スバルの型XVが車中泊に向かない原因・理由の一つかなと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された型XVのシートアレンジを確認したところ、このようになっていました。
この新型モデルのシートアレンジは、標準的。特に変わったシートアレンジは用意していませんでした。
また、この型XVで車中泊をする事も可能ですが、横になる荷室・ラゲッジスペースの広さや使い勝手を考えると、不向きな感じがしました。
もし居住性や快適性を考えるのなら、フォレスターなどもう一回り大きいSUVやミニバンの方が向いているのかなと、実際に試して感じました。
この新型モデルのシートアレンジは、標準的。特に変わったシートアレンジは用意していませんでした。
また、この型XVで車中泊をする事も可能ですが、横になる荷室・ラゲッジスペースの広さや使い勝手を考えると、不向きな感じがしました。
もし居住性や快適性を考えるのなら、フォレスターなどもう一回り大きいSUVやミニバンの方が向いているのかなと、実際に試して感じました。