レイズ、“ボルクレーシング”から新作「G29」登場|不朽の名作を最新テクノロジーで蘇らせた鍛造1ピースホイール
更新日:2024.09.09
レイズが手掛けるホイール「ボルクレーシング(VOLK RACING)」の“G-Series”に、クロスメッシュデザインを採用した「G29」が追加されました。
1994年に誕生して大人気を博したボルクレーシングの「Gr.A エボリューションIV」は、スポーツカーからセダンまで、幅広い車種で定番ホイールとなった不朽の名作となりました。
30年が経過した今、国産車、インポートカー問わず、多くのプレミアムカーはボディも大きくなり、タイヤ外径も拡大傾向にあります。
そんな車両へ向け、ボルクレーシング G-Seriesから不朽の名作を受け継いだのが「G29」です。
スタイリッシュな最新デザインと鍛造ホイールならではの強度を備え、セダンやスポーツカーだけでなくミニバンやクロスオーバーSUVにもマッチするレイズの新作「G29」の魅力を紹介します。
文・PBKK/ 写真提供・株式会社レイズ
※この記事には広告が含まれます
1994年に誕生して大人気を博したボルクレーシングの「Gr.A エボリューションIV」は、スポーツカーからセダンまで、幅広い車種で定番ホイールとなった不朽の名作となりました。
30年が経過した今、国産車、インポートカー問わず、多くのプレミアムカーはボディも大きくなり、タイヤ外径も拡大傾向にあります。
そんな車両へ向け、ボルクレーシング G-Seriesから不朽の名作を受け継いだのが「G29」です。
スタイリッシュな最新デザインと鍛造ホイールならではの強度を備え、セダンやスポーツカーだけでなくミニバンやクロスオーバーSUVにもマッチするレイズの新作「G29」の魅力を紹介します。
文・PBKK/ 写真提供・株式会社レイズ
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往年の名作「Gr.A エボリューションIV」をさらに進化させた「G29」
レイズ最高峰の鍛造スポーツホイールブランド「ボルクレーシング」のラインナップには、強度と剛性を両立させ幅広の6本スポークデザインが特徴の「TE37シリーズ」や、軽量性を追求した「CE28Nシリーズ」のほかにも、スポーツモデルオーナーから長年にわたり高い支持を得ているさまざまなコンセプトのホイールが揃っています。
「G29」が属する「Gシリーズ」は、ボルクレーシングの鍛造ホイールならではの高い剛性と軽量性を維持したまま、車とのデザインマッチングも意識した製品群です。
「G29」が属する「Gシリーズ」は、ボルクレーシングの鍛造ホイールならではの高い剛性と軽量性を維持したまま、車とのデザインマッチングも意識した製品群です。
G-Seriesとは?
「G」の記号が意味するところは、本格的な走りからの「Graduate(卒業)」。
ボルクレーシングを卒業したレーシング好きな大人たちに向けた“大人ボルク”がその開発コンセプトだといいます。
性能と美しさを高い次元で両立し、ワインディングやサーキットの走行でも安心して「G(慣性加速度)」をかけられる高いスペックを持たせているのが特徴です。
近年の車は車重が著しく増大しているうえ、以前よりも遥かに強力な動力性能が備わっています。それに対応するために20インチ以上の大きな純正ホイールを履く車も少なくありません。
そんな車両へ向け、1994年に登場したレイズ不朽の名作「ボルクレーシング Gr.A エボリューションIV」のデザインを踏襲しつつ、現代基準のニーズを深く鑑みながらレイズ最新の鍛造技術と応力設計で進化を遂げた鍛造1ピースホイールが「ボルクレーシング G29」です。
ボルクレーシングを卒業したレーシング好きな大人たちに向けた“大人ボルク”がその開発コンセプトだといいます。
性能と美しさを高い次元で両立し、ワインディングやサーキットの走行でも安心して「G(慣性加速度)」をかけられる高いスペックを持たせているのが特徴です。
近年の車は車重が著しく増大しているうえ、以前よりも遥かに強力な動力性能が備わっています。それに対応するために20インチ以上の大きな純正ホイールを履く車も少なくありません。
そんな車両へ向け、1994年に登場したレイズ不朽の名作「ボルクレーシング Gr.A エボリューションIV」のデザインを踏襲しつつ、現代基準のニーズを深く鑑みながらレイズ最新の鍛造技術と応力設計で進化を遂げた鍛造1ピースホイールが「ボルクレーシング G29」です。
クロスメッシュデザインを最新の独自技術でアレンジ
「G29」は、X字型スポークが特徴であった「Gr.A エボリューションIV」の意匠を模したクロスメッシュデザインが特徴です。
Y字型あるいはV字型スポークを採用する一般的なメッシュホイールよりも幾何学的な複雑性が追加されることでプレミアム感を演出。
スポーク交点のセンターハブ側はスルーホールとして軽量化に寄与するとともに、さらにクロスメッシュデザインの独自性を際立たせています。
スポークの本数は「Gr.A エボリューションIV」の10本から9本へ減らす代わりに、スポークを太く設計し鍛造ホイールの強さを表現。
スポークとフランジ部分をつなげて一体型とすることで、伸びやかさと大径感を強調させる工夫を凝らしています。
Y字型あるいはV字型スポークを採用する一般的なメッシュホイールよりも幾何学的な複雑性が追加されることでプレミアム感を演出。
スポーク交点のセンターハブ側はスルーホールとして軽量化に寄与するとともに、さらにクロスメッシュデザインの独自性を際立たせています。
スポークの本数は「Gr.A エボリューションIV」の10本から9本へ減らす代わりに、スポークを太く設計し鍛造ホイールの強さを表現。
スポークとフランジ部分をつなげて一体型とすることで、伸びやかさと大径感を強調させる工夫を凝らしています。
また、センターハブ部におけるスピンドルパッケージ風の凝ったデザインも「G29」の特筆点です。
ホイールナットカバーを用いていた「 Gr.A エボリューションIV」の意匠に現代的なアレンジを加えつつ切削加工で表現。往年の名作の意思を継承したデザインといえます。
ホイールナットカバーを用いていた「 Gr.A エボリューションIV」の意匠に現代的なアレンジを加えつつ切削加工で表現。往年の名作の意思を継承したデザインといえます。
眺める角度で表情を変える新色「シャイニングスーパーブラック」
ホイールカラーは艶感を強調した「シャイニングスーパーブラック」の1色のみ。
表面光沢により光の当たり具合によってはシルバーにもダーククロームメッキにも見える2024年の新色です。
丁寧にR処理されたスポークエッジが煌めくことでスポークの輪郭を浮かび上がらせ、光の当たり具合や眺める角度によって多彩な表情を見せます。
表面光沢により光の当たり具合によってはシルバーにもダーククロームメッキにも見える2024年の新色です。
丁寧にR処理されたスポークエッジが煌めくことでスポークの輪郭を浮かび上がらせ、光の当たり具合や眺める角度によって多彩な表情を見せます。
リム部には、レイズの特許技術「A.M.T.(Advanced Machining Technology)」による精密な切削加工により実現した、アルミ切削特有の金属光沢を放つ「VORK RACING」のマシニングロゴがアクセントとして備わっています。
その他の文字は同じくマシニングロゴにてセンターハブ付近へ集約させて全体の調和を図っています。
その他の文字は同じくマシニングロゴにてセンターハブ付近へ集約させて全体の調和を図っています。
レクサスやBMWなど国内外プレミアムカー向け21インチサイズを広くカバー
「G29」のサイズラインナップは、国産・輸入プレミアムカー向けのサイズとして、21インチの8.5Jから11Jまで全20サイズを取り揃えています。
取り付け規格は、多くの国産車に適合するP.C.D.114.3mm規格はもちろん、近年のBMW/アウディ/ポルシェなどが採用するP.C.D.112mm規格も用意。
さらにはレクサス LS/LC/LMや、新型トヨタ アルファード/ヴェルファイアが採用するP.C.D.120mm規格もラインナップします。
取り付け規格は、多くの国産車に適合するP.C.D.114.3mm規格はもちろん、近年のBMW/アウディ/ポルシェなどが採用するP.C.D.112mm規格も用意。
さらにはレクサス LS/LC/LMや、新型トヨタ アルファード/ヴェルファイアが採用するP.C.D.120mm規格もラインナップします。
P.C.D.120mm規格は一部の輸入車も採用しており、とくにテスラ モデルS/モデルXのようなバッテリー重量がかさむうえ大出力のモーターで駆動する電気自動車には「G29」の特性がよくマッチするでしょう。
そのほか、トヨタ GRヤリス/日産 GT-R/スバル WRX STIのようなブレンボ等のビッグキャリパーを装備する国産主要スポーツカーに適合する豊富なインセットバリエーションも用意しています。
そのほか、トヨタ GRヤリス/日産 GT-R/スバル WRX STIのようなブレンボ等のビッグキャリパーを装備する国産主要スポーツカーに適合する豊富なインセットバリエーションも用意しています。
時代とともに進化する「G29」
車におけるホイールの重要度は、以前よりも格段に増していると言えるでしょう。
出力向上や車重増加にともなうブレーキシステムの大型化や、走行安定性の確保を目的とするタイヤの低扁平化により、装着ホイールおよびタイヤサイズは大型化し、ハイパフォーマンスカーのなかには鍛造ホイールを純正採用する例も増えています。
そのため、デザインだけでホイールを選ぶと剛性不足によるパフォーマンスダウンを招きかねません。
また粗悪なホイールを選んでしまうと、走行中の衝撃で破損する危険もあります。
レイズが製造するホイールには国土交通省が定めるホイール検査基準「「JWL」より高い負荷をかけて検査する自社の独自基準「JWL+R Spec 2」によって品質と強度を担保しています。
また、安全で優れたホイールをつくるために、綿密な強度設計と徹底した品質管理も欠かせません。
出力向上や車重増加にともなうブレーキシステムの大型化や、走行安定性の確保を目的とするタイヤの低扁平化により、装着ホイールおよびタイヤサイズは大型化し、ハイパフォーマンスカーのなかには鍛造ホイールを純正採用する例も増えています。
そのため、デザインだけでホイールを選ぶと剛性不足によるパフォーマンスダウンを招きかねません。
また粗悪なホイールを選んでしまうと、走行中の衝撃で破損する危険もあります。
レイズが製造するホイールには国土交通省が定めるホイール検査基準「「JWL」より高い負荷をかけて検査する自社の独自基準「JWL+R Spec 2」によって品質と強度を担保しています。
また、安全で優れたホイールをつくるために、綿密な強度設計と徹底した品質管理も欠かせません。
「G29」は、普遍妥当な黒塗りのメッシュホイールでありながら、斬新奇抜なフェイスデザインと、レイズの独具匠心たる技術で他との差別化を図ったホイールです。
名作ホイールのリメイクという温故知新から生まれた「G29」は、新たなデファクトスタンダードとなれるホイールを目指して進化しました。
名作ホイールのリメイクという温故知新から生まれた「G29」は、新たなデファクトスタンダードとなれるホイールを目指して進化しました。
レイズ(RAYS)
ボルクレーシング G29
ボルクレーシング G29
187,000円~198,000円(税込)
更なるEvolution
VOLK RACING G-Seriesから、不朽の名作を受け継いだ「G29」が登場。
大径化が今や常識とも言える昨今、G29では21インチを採用。
スポークエッジのR処理といった細部の作り込みによりもたらされる上質感や、伸びやかな大径感と立体感あるデザインは、鍛造ホイールの更なる強さをも表現。
温故知新。VOLK RACINGは更なる進化を経て登場します。
- サイズ
- 21inch
- 工法
- 鍛造1ピースホイール
- 安全基準
- JWL+R Spec 2
- カラー
- シャイニングスーパーブラック(SK)
- 付属品
- No.102 GENERAL CAP V4(BK-Hairline/GR)、No.56 ET1 AIR VALVE BK