ソロキャンプにおすすめのワンポールテントとは?|メリットや注意点を解説

テントの中からみた風景

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中心にポールを立てて設営するワンポールテントは、今はやりのソロキャンプにもおすすめのテントです。本記事では、ワンポールテントのメリットや特徴、注意点などを紹介しています。ワンポールテントの購入に迷ったら、おすすめのワンポールテントを参考にしてください。
Chapter
ワンポールテントとは?
ソロキャンプにおすすめのワンポールテントの素材
ポリエステル製の特徴
コットン製の特徴
ポリコットン(T/C)の特徴
ソロキャンプにおすすめのワンポールテントのメリット4選
1:デザイン性が高い
2:比較的軽量
3:設営と撤収が簡単なものもある
4:開放感があり高身長の方にも快適
ソロキャンプにおすすめのワンポールテントの注意点7選
1:スペースの中央にポールが立つ
2:テントの端部分が斜行でデットスペースになる
3:ペグが打てる柔らかい地面に張る必要がある
4:グランドシートが必要
5:雨の日はタープが必要
6:インナーテントがない製品は害虫が侵入しやすい
7:ペグ・ペグハンマー・ロープは必須アイテム
ソロキャンプにおすすめのワンポールテントを選ぶポイント3選
1:余裕を持って少し大きめのテントを選ぶ
2:キャンプスタイルに合わせて素材や耐水圧を見て選ぶ
3:雨天に備えキャノピー付きを選ぶ
ソロキャンプにおすすめのワンポールテント7選
ソロキャンプにおすすめのワンポールテントで快適に過ごそう

ワンポールテントとは?

ワンポールテントとは、その名の通り1本のポールを中央に立てた、円錐型のテントのことをいいます。ティピーテントやモノポールテントと呼ばれているものもワンポールテントです。

ワンポールテントはアメリカの先住民の住居に由来しているとされており、機能性に優れ、おしゃれ感もあるということで人気を集めています。

ここでは、ワンポールテントの特徴を紹介します。

ソロキャンプにおすすめのワンポールテントの素材

近年、ソロキャンプがブームになっていますが、ソロキャンプにワンポールテントを持参するときには、どのような素材の商品を選べばよいのでしょうか。

ソロキャンプであることを考えると、基本的に1人でテントを設営しなければならないため、1人でも扱いやすい素材やサイズのものを選ぶ必要があります。

ソロキャンプ用のワンポールテントに適している素材を考えてみましょう。

ポリエステル製の特徴

ポリエステルはテントの素材として一般的で、多くのテントがポリエステル製です。軽くて防水性があるため、荷物の持ち運びや天候の悪い中でのキャンプを想定したとき、テント素材として選ばれるのも納得できます。

ポリエステル素材のテントは軽いので、女性のソロキャンプにも向いています。ただし、火に弱く、通気性が悪いという特徴もあるので、キャンプの季節や設営環境に注意が必要です。

コットン製の特徴

コットン製のテントは、通気性が高く、吸湿性もあるため、テント内が快適な環境に保たれます。ポリエステル製と比べると熱にも強いので、焚火から多少の火の粉が飛んできても問題ありません。また、コットン製のテントは見た目にも高級感があります。

ただし、吸湿性があるからこそ雨や湿気の影響を受けやすく、水を含んでしまうと重くなります。使用後にきちんと乾燥させておかないと、カビが発生することもあるので注意が必要です。

ポリコットン(T/C)の特徴

ポリコットンとは、ポリエステルとコットンが名前の一部に入っていることからもわかる通り、両者の特徴を兼ね備えている素材です。コットンのような自然素材の特徴を持ちながら、コットンより軽く、乾きやすい素材です。

ほかの素材に比べると遮光性があるので、日差しの強い夏のキャンプにも向いています。ポリエステルとコットンのいいとこ取りのため、テント素材として人気が高くなっています。

ソロキャンプにおすすめのワンポールテントのメリット4選

ワンポールテントは人気が高まっているので、いろいろなタイプの商品があります。多くのワンポールテントの中から、ソロキャンプの持参に向いているのは、どのような特徴を持つ商品なのでしょう。

ここでは、ソロキャンプに持っていくテントとして注目したい、ワンポールテントのメリットを4つ紹介します。どのポイントを重視すべきか、自分用のテントを選ぶときの参考にしてください。

1:デザイン性が高い

ソロキャンプをおしゃれな休日の過ごし方として選択している人なら、ワンポールテントを空間を演出する1つのツールと捉えて選ぶのもおすすめです。

ワンポールテントにはデザイン性の高いものも多く、映画で見かけるような先住民のテントを思わせるおしゃれなデザインのものもあります。デザイン性の高いワンポールテントでは、ほかのテントで使われていない素材が使われているものもあります。

2:比較的軽量

テントの素材にもよりますが、ワンポールテントはほかのテントよりも組み立て用のポールが少ないので、軽量でコンパクトに持ち運べます。

ソロキャンプで、ほかに設営や荷物運びを手伝ってくれる人がいない状況では、軽量で持ち運びしやすいコンパクトなテントというのは、メリットが高いといえるでしょう。

3:設営と撤収が簡単なものもある

ワンポールテントは、ワンタッチ式のテントに比べると組み立てが必要になるので、設営が難しいのではないかと敬遠している人もいるでしょう。しかし、ワンポールテントの中には、簡単に設営や撤収ができるタイプもあります。

ワンポールテントの設営では、テント周囲をペグで固定し、テントの中心に支柱を立てますが、商品によって設営の難易度に差があります。自分のテントに慣れれば、1人でも簡単に設営・撤収ができるようになります。

4:開放感があり高身長の方にも快適

ワンポールテントは、ワンタッチのドーム式テントに比べると天井が高く、天井高が2mあるテントもあります。テントの中で身をかがめて過ごすのが窮屈だという身長の高い方には、ワンポールテントが向いています。

ワンポールテントなら、子どもだけでなく大人も立ったまま着替えができるため、海辺のキャンプや夏のキャンプのように、着替える機会が多いキャンプにメリットが高いといえます。

ソロキャンプにおすすめのワンポールテントの注意点7選

ワンポールテントはソロキャンプにもおすすめですが、知っておくべき注意点もあります。買ってしまってから「使えない」「使いにくい」ということのないように、購入する前にその特徴をしっかり把握しておくことが大切です。

ここではワンポールテントを使う上での注意点を7点紹介します。メリットだけでなく、デメリットについても理解しておきましょう。

1:スペースの中央にポールが立つ

ワンポールテントは、テントの中心に支柱を立てます。そのため、テント中央部分は天井が高くなりますが、テントの端へ向かうにつれ、天井が低くなります。

テントの中心部分は天井が高く、圧迫感がありませんが、その代わりに支柱部分を避けて生活する必要があります。ドーム型のテントに慣れた人は、支柱を邪魔に感じる可能性もあります。

2:テントの端部分が斜行でデットスペースになる

ワンポールテントは、テントの端に向かって天井の高さが低くなるため、一番端の部分は、荷物を置くこともできない程度の高さになります。

テントの内側のふち部分がデッドスペースになってしまうことが気になる可能性もあります。ワンポールテントでも、自然な三角形の形状ではなく、テント周囲は直角になる五角形のような形状のものだと、デッドスペースはほぼなくなります。

3:ペグが打てる柔らかい地面に張る必要がある

ワンポールテントは自立しないので、支柱を立て、周囲をペグで固定しなければなりません。つまり、ワンポールテントを設営するためには、ペグを地面に打ち込むことが必須のため、岩盤の上のようなペグを打ち込めない場所には設営できません。

テントを設営するときは、平らな面を探すだけでなく、地面の状態まで気を配る必要があります。ペグを打ち込むと、地面に穴が開くので、穴をあけても大丈夫な場所かも確認しなければなりません。

4:グランドシートが必要

ドーム型テントは、天井も床も一体となっていますが、ワンポールテントはテント部分のみの構成で、地面部分には別途グランドシートを敷かなければ、地面そのものに座ることになってしまいます。

テントのサイズに合うグランドシートが販売されているので、適したサイズのグランドシートを購入しておきましょう。

5:雨の日はタープが必要

ワンポールテントの種類によりますが、一般的には前室にあたるスペースのないワンポールテントが多いので、雨が吹き込んだり浸水したりするリスクがあります。一般的なワンポールテントでは、雨に備えて前室代わりになるタープを備えておいた方がよいでしょう。

雨が降らないキャンプでは、タープは荷物置き場としても活用できます。

6:インナーテントがない製品は害虫が侵入しやすい

ワンポールテントにはインナーテントが付属していないものもあります。インナーテントとは蚊帳の役目を果たすテントで、インナーテントがないワンポールテントでは、当然虫がテント内に入りやすい状況になります。

キャンプをする環境では、蚊をはじめとする害虫も多いので、インナーテントがセットになっていないワンポールテントの場合は、別売りのインナーテントを用意しておいた方が良いでしょう。

7:ペグ・ペグハンマー・ロープは必須アイテム

ワンポールテントは、ペグを地面に打ち込まないとテントとして成り立たないため、ペグとペグを打ち込むためのペグハンマー、ペグとテントを接続するロープのいずれを忘れても設営できません。

ペグの強度が低いと、風でテントが飛ばされてしまうこともあるため、ペグやロープはしっかり強度のあるものを選んでおく必要があります。テントに付属している場合でも強度を確認し、不安な場合は別売りのもので補完しましょう。

ソロキャンプにおすすめのワンポールテントを選ぶポイント3選

これからソロキャンプ用にワンポールテントを購入するのなら、ここまで紹介してきたワンポールテントを使うことのメリットや注意点を踏まえ、自分にとって使いやすいと考えられるデザインや素材の商品を選びましょう。

ここでは、ソロキャンプ用のワンポールテントを選ぶときに注目したいポイントを3つ紹介します。

1:余裕を持って少し大きめのテントを選ぶ

ソロキャンプだから、1人用の最小サイズを選べばいいと決めつけてテントを用意してしまうと、狭すぎてものの置き場所が足りない、という事態を招く可能性もあります。

基本的なワンポールテントは中心には高さがありますが、テントの端へいくにつれて低くなり、十分な空間がなくなっていきます。ソロキャンプ用でも、2人程度まで想定されているサイズのテントを選んでおいた方がゆったり過ごせます。

2:キャンプスタイルに合わせて素材や耐水圧を見て選ぶ

ワンポールテントは、様々な素材から選べることも特徴の1つですが、自分のキャンプスタイルも考えて素材を吟味する必要があります。コットン素材は高級感もあり、室内環境も快適になりますが、雨や雪などの過酷な自然環境でのキャンプには不向きです。

おしゃれなソロキャンプを楽しむのか、自然を満喫するソロキャンプを楽しむのかなどを考慮し、テント素材を選択しましょう。

3:雨天に備えキャノピー付きを選ぶ

ワンポールテントは中心が高く、周囲に向かって直線状に低くなっている形状なので、テントの屋根に雨が溜まってしまうということはありません。その代わりに、雨はすべて地上に流れ落ちるので、テントの周囲から浸水する可能性は高くなります。

キャノピーと呼ばれるテントの前室にあたるひさしがついたタイプを選んでおけば、雨水が落ちる場所が居室となるテントから離れるので浸水リスクが低くなります。

ソロキャンプにおすすめのワンポールテント7選

ソロキャンプ用にこれからテントを準備しようと考えている方が、いざワンポールテントを選ぼうというときに、考慮しなければならないポイントが複数あるので迷ってしまう可能性もあります。

ここでは、ソロキャンプにおすすめできるワンポールテントを7種紹介します。多くの商品の中から決めかねているというときは、参考にしてください。

BUNDOK(バンドック)

BUNDOK(バンドック) ソロ ティピー 1 TC BDK-75TC 【1人用】 カーキ色 ワンポール テント 混紡綿 フルクローズ スカート巻き上げ式

14,554円〜(税込)

撥水性が高く汚れに強い混紡素材のソロティピーTC

インナーテント付きのワンポールテントで、設営も簡単です。コットンとポリエステルの混紡素材が使われているので、水や汚れに強く、焚火の火の粉にも耐えられます。

商品名
バンドック「ソロティピー」
用途
キャンプ・ハイキング
サイズ
約240×240×150cm、インナーサイズ:約220×100×135cm
重量
約4.8kg
定員
1人
材質
フライ/コットン混紡生地(ポリエステル65%・コットン35%)、インナー/ポリエステルメッシュ、ポール/アルミ合金

ジージーエヌ(G.G.N.)

【Amazon限定ブランド】ジージーエヌ(G.G.N.) 55 ワンポールテント 軽量テント ソロテント GN12CM005 グレー グリーン

11,930円〜(税込)

「家族で楽しむ、仲間と楽しむアウトドア」をコンセプトにしたワンポールテント

耐水圧素材のテントで、外気を取り入れるベンチレーターや前室もついているワンポールテントなので、ソロキャンプに十分な広さを確保できます。アルミ合金なので、重量も抑えられており、女性のソロキャンプにもおすすめです。

メーカー
ジージーエヌ(G.G.N.)
ブランド
ジージーエヌ(G.G.N.)
梱包サイズ
240 x 150 x 240 cm; 2.2 kg
商品の重量
2.2 kg

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

キャプテンスタッグ キャンプ用品 アルミワンポールテント300UVUA-16

9,270円〜(税込)

組み立てやすいティピー型ワンポールテント

天井部に2か所、外気を取り込めるベンチレーションがあるので、テント内の通気性を確保できます。ベンチレーションは開閉可能なので雨や虫を避けるために閉じることもできます。インナーテントも付属しています。

メーカー
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
ブランド
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
モデル名
UA-16
梱包サイズ
250 x 300 x 180 cm; 3 kg
商品モデル番号
UA-16
商品の重量
3 kg

DOD(ディーオーディー)

DOD(ディーオーディー) ワンポールテントS 3人用 【収納コンパクト&かんたん設営】 T3-44-TN

12,800円〜(税込)

シンプルで組み立てやすい3人用ワンポールテント

3人まで収容可能なワンポールテントで、ゆったりとした空間でソロキャンプを楽しみたい人におすすめのテントです。3人用ですがコンパクトで軽いので、女性でも問題なく持ち運びできます。

メーカー
DOD
ブランド
DOD(ディーオーディー)
梱包サイズ
320 x 270 x 170 cm; 3.1 kg
商品の重量
3.1 kg

Coleman(コールマン)

テント ティピー/ST (グレージュ) 3~4人用 シェード

24,800円〜(税込)

環境に優しい素材を使用したコンパクトなティピー型テント

リサイクルポリエステルを使用している環境に優しいティピー型テントです。

コンパクトサイズにも関わらず、インナーテントの奥行きが230cmあることにより、2人でも余裕持って使えます。

また、フライシートのみの利用も可能で、空間の広いサンシェードとして活躍します。

ブランド
Coleman(コールマン)
‎サイズ
3.25×2.3×2×m
‎重量
6.3㎏
素材
ポリエステル
セット内容
ペグ・ロープ・収納ケース

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

ワンポールテント DXオクタゴン 460UV

31,218円〜(税込)

設営簡単なのに大人数で使える8角形テント!

フロアサイズが約10.7畳の大型テントをワンポールで簡単に設営できます。

テント内は天井が高く開放的で、子どもが走れるほどの大空間なので、大人数でもストレスなく利用できるでしょう。

また、テントのいたるところにメッシュ窓が取り付けられており、いつでも新鮮な空気を取り込めます。

ブランド
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
‎使用時サイズ
(約)460×460×300cm
収納時サイズ
(約)77×35×35cm
‎重量
(約)17㎏
セット内容
ハンマー1本、ポール用収納袋1枚、ペグ用収納袋1枚、キャリーバッグ1枚
素材
ポリエステル、アルミニウム

ユージャック(UJack)

ワンポールテント インナーコットン Desert

14,800円〜(税込)

紫外線を約99%遮断できるフライシートだから日差しが強い日でも快適!

紫外線約99%カット、耐水圧2000mmといった高機能性を持っているフライシートなので、天候をあまり気にせずにキャンプが楽しめます。

設営方法はシーンや人数に応じて変えられ、キャノピーポールは4本付いているので、自由自在に設営ができるでしょう。

素材には綿が含まれており、余分な水分を吸収するため、夏は涼しく冬は暖かい快適な温度を保てます。

ブランド
ユージャック(UJack)
‎使用時サイズ
(長さ)330cm x (幅)330cm x (高さ)270cm
収納時サイズ
(長さ)80cm x (幅)25cm x (高さ)25cm
‎重量
約9㎏
素材
75Dポリエステルタフタ、UVPRo50+ PU防水シームシール、T/Cクロス(ポリエステル65%・コットン35%混紡)、300Dポリエステルオックスフォード
セット内容
メインポール/キャノピーポールx4/ストームロープx20(自在:蓄光発光仕様)/ペグx35/収納袋(本体・ポール・ペグ/ロープ 各1)

ソロキャンプにおすすめのワンポールテントで快適に過ごそう

ワンポールテントは、昔からのテントのイメージそのもので、おしゃれな形状のものもあるため、ソロキャンプを楽しむ人におすすめのテントです。

1人でも簡単に設営できる自分好みのワンポールテントを選んで、ソロキャンプを満喫しましょう。

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