ステアリングを交換するメリットとデメリット

【東京オートサロン】MOMO ステアリング

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タイヤやホイールの交換と同様、かつては手軽な車内チューニングとして人気のあったステアリング交換。交換する際は、標準のものより小径にするケースが多いのですが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
Chapter
ステアリング交換のメリットは?
ステアリングを交換する操作上のデメリットは?
ステアリングを交換する上での注意点は?
ステアリングを交換して車検は大丈夫?

ステアリング交換のメリットは?

ステアリングは、正式には「ステアリングホイール」(steering wheel)という名称です。ハンドルという呼び名は、ナンバープレートやバックミラー同様、和製英語なので、外国人には通じません。

さて、ステアリングを交換する人の多くは、ドレスアップやチューニングが目的で、多くの人は純正のステアリングよりも直径の小さい、小径ステアリングに交換します。その場合のメリットは以下のことが考えられます。

レスポンスが良くなる
⇒小径になることで、クイックで応答性の良いステアリング操作が可能。

グリップ力がアップ
⇒樹脂製から本革巻きに換えるなど、ステアリング表皮の素材が変わることで、しっかり握れるようになります。

操作性アップ
⇒太さや外径が決まっている純正ステアリングより、自分に合ったステアリングを選べるため、操作性もアップします。

見た目がカッコイイ
⇒小径になったり、本革になったり、ウッドになったりと、素材やデザインに拘ったものが多いので、見た目のスポーティさもアップしますね。

ステアリングを交換する操作上のデメリットは?

ハンドル操作が重くなる。
⇒テコの原理で、ステアリングが小さくなればなるほど重くなります。また、スポーティなステアリングは標準品に比べると太くなる場合もあるので、女性ドライバーなど、手の小さな人は事前にチェックしましょう。

ドライビングポジションが変わる
⇒ステアリングの形状によっては、ドライバーの体型(腕や脚の長さ含めて)やシート形状との距離が変わり、操作性が悪くなることもあります。

ステアリングを交換する上での注意点は?

エアバッグ
エアバッグがついた交換用ステアリングが少ないので、エアバック装着車では選択肢が極端に狭まります。
 
交換作業はプロに任せよう
⇒自分で交換する人もいるようですが、エアバッグ付などは特に慎重な作業が必要です(暴発する場合もあります)。命に係わるパーツでもあるので交換は信頼できるカーショップなどに任せましょう。
 
任意保険に影響する場合もある
エアバッグ付ではないステアリングに交換すると、エアバッグ割引が適用されている場合があるので、保険料が変わることがあります。必ず保険会社に報告しましょう。万が一の事故の際、保険金が下りなければ大変です。

ステアリングを交換して車検は大丈夫?

操舵装置(ステアリングホイール含む)は、重要保安部品に該当しますが、ステアリングの交換自体は違法ではありません。

ただし小径(直径30〜35cm以下)の場合、ステアリングホイールによってメーター類が見えなくなる、見えづらくなって危険、と判断されると車検に通らないこともあります。

また、中央のホーンボタンにラッパのマーク(シールでok)が必要です。シールはオートバックスなどのカーショップで売っていますし、自作でもokです。

ステアリングの交換にはメリットがたくさんありますが、その分リスクもあります。必ずそれらを確認、理解した上で、自動車ライフを楽しみましょう。
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