カーリースは後悔する?よくある失敗とその対策を解説

カーリース

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カーリースは月額料金で車に乗れることから注目を集めています。一方で、「カーリースで後悔した」という口コミがあるのも事実です。そこで、この記事ではどのような場合にカーリースで後悔するのか解説し、カーリースで後悔しない方法まで詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
Chapter
カーリースで後悔する10通りのパターン
途中解約したら違約金が発生した
リース期間の終了時に多額の請求をされた
月額料金が払えなくなってしまった
ボーナス払いの負担が大きかった
購入したほうが安かった
全損事故をして違約金が発生した
車のキズを修理する費用がかかった
走行距離の制限を超えてしまった
カスタマイズができなかった
車体にキズをつけないよう神経を使う
カーリースで後悔しないために抑えておきたい5つのポイント
ポイント①:月額料金の中身を確認する
ポイント②:残価精算があるか確認する
ポイント③:リース期間後に車がもらえるか確認する
ポイント④:リース期間はライフプランに合わせて選ぶ
ポイント⑤:任意保険に加入する
カーリースをおすすめできない人
カーリースがおすすめの人
【後悔しない】おすすめのカーリース4選
おトクにマイカー 定額カルモくん:リース期間・車種の選択肢が広いから後悔しにくい
ニコノリ:5,500円〜の激安カーリース
KINTO:トヨタ運営だから安心
ユズカリ:中古車を安く借りれる
カーリースの3つのメリット
メリット①:月額料金で車に乗れる
メリット②:手続きが簡単
メリット③:車のほとんどの維持費を月額料金にまとめられる
カーリースを賢く活用しよう

カーリースで後悔する10通りのパターン

カーリースで後悔するのは主に以下の10パターンです。

・途中解約したら違約金が発生した
・リース期間の終了時に多額の請求をされた
・月額料金が払えなくなってしまった
・ボーナス払いの負担が大きかった
・購入したほうが安かった
・全損事故をして違約金が発生した
・車のキズを修理する費用がかかった
・走行距離の制限を超えてしまった
・カスタマイズができなかった
・車体にキズをつけないよう神経を使う

それぞれのパターンについて解説します。

途中解約したら違約金が発生した

カーリースで特に気をつけなければならないのが「途中解約で違約金が発生する」点です。

カーリースではそもそも、原則として中途解約することができません。やむを得ない事情の場合には途中解約が可能なこともありますが、違約金としてリース料を一括支払いしなければならない場合が多いです。

そのため、カーリースを選ぶ時には、中途解約についてよく確認しておく必要があります。途中解約を避けたい場合には、契約期間を短くする方法が考えられます。

また、「リースナブル」など一部サービスでは違約金なしで解約が可能になります。

リース期間の終了時に多額の請求をされた

カーリースで後悔するパターンの2つ目は「リース期間の終了時に多額の請求をされた」というものです。

これは「オープンエンド方式」のカーリースで発生する可能性がある後悔です。

リース期間の終了時に多額の請求をされる理由を理解するために、まずはカーリースの月額料金の決まり方を理解しましょう。

カーリースの月額料金は主に、車両本体価格から、リース期間後に残ると考えられる車の価値を残価として差し引いて計算します。

この残価はあくまで予想なので、リース期間後に車の価値が思ったより下がっている場合があります。

「オープンエンド方式」では、このような場合に残価と実際の車の価値の差額を支払う必要があるのです。

リース期間の最後にまとまった請求をされないためには、「クローズドエンド方式」のカーリースを選ぶ必要があります。

月額料金が払えなくなってしまった

月々の支払いが厳しくなってしまい、後悔するパターンもあるようです。

カーリースでは長期間、月額料金の支払いを行い、基本的に途中解約はできません。

途中で月額料金の変更はできないので、安定して支払っていけなくなる場合もあるようです。

特に注意したいのが5年以上の長期でリース契約を結ぶ場合です。長期間経つと資産の状況に変化が出てくる場合も多いため、慎重に契約したほうが良いでしょう。

ボーナス払いの負担が大きかった

月額料金が安いカーリースの中には、ボーナス払いを設定しているところもあるので注意が必要です。

特にボーナスの額が不安定な方の場合には、ボーナス払いに大きな負担を感じてしまうかもしれません。

カーリースの料金を比較する時には、総額で支払う金額で比較すると良いでしょう。

購入したほうが安かった

カーリースには「購入したほうが安かった」という後悔の声もあるようです。

実際、車を一括払いで購入できる資金があるのであれば、カーリースは割高になる場合が多いです。

とはいえ、カーローンと比べると支払う総額が安くなる場合もあります。

カーリースは車を一括購入する資金が用意できない人におすすめのサービスと言えます。

全損事故をして違約金が発生した

全損事故を起こして違約金が発生したことを後悔する声もあるようです。

カーリースで借りた車で全損事故を起こした場合、強制解約になり、違約金が発生します。

任意保険に入っていると、車の修理費に加え、違約金を補償してくれる場合があります。カーリースを借りる時には、全損事故を起こした時の違約金の補償があるものを選ぶと良いでしょう。

ちなみに、カーリースで借りた車で事故を起こした時には必ずカーリース会社に連絡を取りましょう。自分の判断で廃車にすることはできないので注意です。

車のキズを修理する費用がかかった

カーリースでは車のキズを修理する費用がかかったという後悔もあるようです。

カーリースでは契約期間の最後に、原状回復をして車を返却する必要があります。

そのため、車のキズをつけてしまった場合には、修理する必要があります。修理でまとまった費用を支払うことを避けるために、任意保険に加入しておくと良いでしょう。

走行距離の制限を超えてしまった

カーリースでは走行距離の制限に関する後悔もあるようです。カーリースでは走行距離に制限があり、月間で走れる距離は500〜1,500km程度までになっています。

この制限を超えてしまうと、契約期間の最後に精算が発生する場合があります。

大幅に制限を超えると最後に大きな金額がかかってしまうので注意しましょう。

カスタマイズができなかった

カスタマイズができなかったことに対する後悔もあるようです。

カーリースでは返却時に原状回復をする必要があります。そのため、原状回復が不可能になるカスタマイズやドレスアップは認められていません。

ただ、契約期間終了後に車を自分のものにできるカーリースサービスであれば、カスタマイズが認められている場合があります。

車体にキズをつけないよう神経を使う

カーリースは車体にキズをつけないように神経を使うという声もありました。

カーリースでは、キズをつけると車両返却時までに修理しなければならないため、運転に気を遣います。

ただ、運転を気をつける分、安全な運転につながると考えればメリットとも言えるでしょう。

カーリースで後悔しないために抑えておきたい5つのポイント

カーリースで後悔しないために抑えておきたいポイントは主に以下の5つです。

・月額料金の中身を確認する
・残価精算があるか確認する
・リース期間後に車がもらえるか確認する
・リース期間はライフプランに合わせて選ぶ
・任意保険に加入する

それぞれのポイントについて解説します。

ポイント①:月額料金の中身を確認する

カーリースで後悔しないために、月額料金の中身を確認しておきましょう。

カーリースの月額料金には車両本体価格の他にも、登録諸費用、各種税金などが含まれています。

上記のような料金はどのカーリースサービスでも含まれていますが、車検代、メンテナンス費用、任意保険料についてはサービスによって含まれるか異なります。

特に月額料金が安いサービスは最低限の費用しか含まれず、結局割高になってしまうパターンもあるので注意しましょう。

また、月額料金が安いサービスはボーナス払いの有無もチェックしておくべきでしょう。

ポイント②:残価精算があるか確認する

カーリースでは残価精算の有無も確認しておくべきでしょう。残価精算がある「オープンエンド方式」のカーリースでは契約期間の最後にまとまった支払いが必要になる可能性があります。

とはいえ、オープンエンド方式のカーリースも悪いことばかりではありません。残価精算がないクローズドエンド方式のカーリースと比べて月額料金が安いからです。

ポイント③:リース期間後に車がもらえるか確認する

カーリースではリース期間後に車をもらえるかの確認も重要です。

カスタマイズを楽しみたい場合などにはリース期間後に車がもらえるプランが良いでしょう。

一方で、月額料金を抑えたい場合には、最後に車を返却する契約の方が適しているでしょう。

ポイント④:リース期間はライフプランに合わせて選ぶ

カーリースではライフプランに合わせてリース期間を選ぶのも大切です。

ライフプランを考慮に入れないと、リース期間の途中で車が不要になるケースもあり、困った事態になってしまいます。

特に、都心に引っ越す予定がある場合や、家族を持つ予定がある場合には、カーリースの契約期間を慎重に選ぶべきです。

ポイント⑤:任意保険に加入する

カーリースで後悔しないために重要なのが、任意保険に加入しておくことです。

任意保険に入っていれば事故を起こして車体を損傷してしまった場合に、修理料金の補償を受けることが可能だからです。

その他、任意保険は対人事故を起こしてしまった時にも補償を受けられます。

カーリースをおすすめできない人

ここまでで述べたことを考慮に入れると、カーリースをおすすめできないのは以下のような人です。

・車を一括購入するまとまったお金がある
・自分だけの車がほしい
・カスタマイズ・ドレスアップをしたい
・月2,000km以上走る

特に、車を一括購入するお金がある人は、カーリースの料金を割高と感じる場合が多いです。

カーリースがおすすめの人

一方、カーリースをおすすめできるのは以下のような人です。

・まとまったお金がない
・突発的な費用を抑えたい
・車検費用が高くて心配
・憧れの車に乗ってみたい
・忙しくて車の購入に時間をかけられない
・数年で別の車に乗り換えたい
・ライフスタイルに合わせて車を変えたい
・車を事業で使いたい
・「わ」ナンバーでレンタカーとバレたくない

ちなみに、車を事業で使いたい場合にカーリースがオトクなのは、簡単に経費精算できるからです。

【後悔しない】おすすめのカーリース4選

後悔しないおすすめのカーリースは主に以下の4つです。

・おトクにマイカー 定額カルモくん
・ニコノリ
・KINTO
・ユズカリ

それぞれのカーリースについて解説します。

おトクにマイカー 定額カルモくん:リース期間・車種の選択肢が広いから後悔しにくい

ナイル株式会社

おトクにマイカー 定額カルモくん

月額11,220円(税込)

リース期間・車種の選択肢が広いから後悔しにくい

「おトクにマイカー 定額カルモくん」はリース期間と車種の選択肢が広い点が魅力的です。

1〜11年まで自分に合ったリース期間を選べるため、中途解約できないデメリットを緩和しやすいです。

国産車ならほぼ全車種から選べる点も嬉しいですね。

月額料金は11,220円〜となっており、安価な月額料金で車に乗ることが可能です。

月額料金(税込)
11,220円〜
リース期間
1〜11年
対応メーカー
国内全メーカー
走行距離制限
1,500km/月
月額料金内訳
車両代金、登録諸費用、税金、自賠責保険、(車検代)、(メンテナンス費用)
新車・中古車
どちらも対応
残価設定
クローズドエンド方式

ニコノリ:5,500円〜の激安カーリース

株式会社MIC

ニコノリ

月額5,500円(税込)

5,500円〜の激安カーリース

ニコノリでは月額料金が5,500円〜となっており、オトクな料金で乗れるカーリースです。

月額料金が安いのにも関わらず、車検代、メンテナンス費用まで含まれる点も魅力的です。

走行距離、リース期間にも幅広い選択肢があります。残価設定も自分で選べるため、後悔しにくいでしょう。

月額料金(税込)
5,500円〜
リース期間
1〜9年
対応メーカー
国内全メーカー
走行距離制限
500km/月〜無制限
月額料金内訳
車両代金、登録諸費用、税金、自賠責保険、車検代、メンテナンス費用
新車・中古車
どちらも対応
残価設定
オープンエンド方式・クローズドエンド方式

KINTO:トヨタ運営だから安心

株式会社KINTO

KINTO

月額14,740円(税込)

トヨタ運営だから安心

KINTOはトヨタのグループ会社が運営しているカーリースサービスです。

月額料金に車検代、メンテナンス費用、任意保険料まで含まれるため、月額料金だけで車の維持費の大半をカバー可能です。

メンテナンスをトヨタの正規店で受けられる点も魅力的ですね。

月額料金(税込)
14,740円〜
リース期間
3、5、7年
対応メーカー
トヨタ、レクサス
走行距離制限
1,500km/月
月額料金内訳
車両代金、登録諸費用、税金、自賠責保険、車検代、メンテナンス費用、任意保険料
新車・中古車
新車のみ
残価設定
クローズドエンド方式

ユズカリ:中古車を安く借りれる

株式会社ファブリカコミュニケーションズ

ユズカリ

月額5,005円(税込)

中古車を安く借りれる

ユズカリはお手頃な料金で中古車のリースを受けられるサービスです。

メンテナンスプランが充実しており、最上位のプランならメンテナンスをプロに丸投げすることも可能です。

国産車だけでなく、輸入車も扱っています。

月額料金(税込)
5,005円〜
リース期間
2、4、6年
対応メーカー
国内全メーカー・輸入車
走行距離制限
車により異なる
月額料金内訳
車両代金、登録諸費用、税金、自賠責保険、車検代、メンテナンス費用 ※メンテナンス付きプランの場合
新車・中古車
中古車のみ
残価設定
オープンエンド方式

カーリースの3つのメリット

カーリースのメリットは主に以下の3つです。

・月額料金で車に乗れる
・手続きが簡単
・車のほとんどの維持費を月額料金にまとめられる

それぞれのメリットを解説します。

メリット①:月額料金で車に乗れる

カーリースの最大のメリットは月額料金で車に乗れることです。

通常のように車を購入する場合には、一括購入するなら車両本体価格の全額、カーローンを組む場合も頭金を支払う必要があります。

一方、カーリースに初期費用は必要ありません。そのため、車を購入するまとまった資金がない人を中心に、カーリースがおすすめになります。

メリット②:手続きが簡単

車を購入する場合と比べて手続きが簡単な点もメリットです。

カーリースの場合、申し込みはネット完結でできますし、契約手続きも郵送で行えます。中には自宅に納車してくれるサービスもあります。

一方、車を購入する場合には、ディーラーまで出向かなければいけないのが普通です。

そのため、カーリースは忙しくて時間がない人にもおすすめです。

メリット③:車のほとんどの維持費を月額料金にまとめられる

カーリースでは車の維持費をほとんど月額料金だけで支払うことができます。

特におすすめなのが、車検代、メンテナンス費用まで月額料金に含まれるサービスです。

たとえば、車検にはそれなりの金額がかかりますが、月額料金に含まれていれば負担が減りますよね。

カーリースを賢く活用しよう

中にはカーリースを利用して後悔する方もいますが、カーリースには大きなメリットがあるのも事実です。

ぜひ一度、カーリースを利用してみてはいかがでしょうか。

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