軽自動車の車検費用はいくら?車検費用を安く抑えるためのポイント

車検費用

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自家用車を所有している場合、定期的に発生するのが車検です。

車検に出している間は車が使えず、お金もかかるため、面倒に感じている方も多いかもしれません。

軽自動車に乗っている方の中には、どのくらいの車検費用がかかるのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、そんな軽自動車の車検にかかる費用の相場、車検費用を安く抑えるためのポイントについて解説します。

CarMe編集部

新車・自動車ニュースのWEBマガジン「CarMe[カーミー]」を運営。
「カーライフを楽しむ全ての人に」を理念に掲げ、編集に取り組んでいます。

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Chapter
軽自動車の車検費用の相場
軽自動車の車検費用の内訳
法定費用
車検基本料
整備費用
普通自動車との車検費用の違い
軽自動車の車検に必要な書類
自動車検査証
自動車損害賠償責任保険証明書
軽自動車税納税証明書
その他必要書類
軽自動車の車検はどこでできるのか
カーディーラー
カー用品店
車検専門店
自動車整備工場
ガソリンスタンド
軽自動車ユーザーが利用したいおすすめの車検業者3選
コミっと車検
コスモ石油の運営で安心
軽自動車の車検の頻度
軽自動車でも車検費用が高くなるケース
新車登録から13年以上が経過している
ディーラーに車検を依頼している
消耗品の交換が発生している
軽自動車の車検費用を安く抑えるためのポイント
車検チェーン、ガソリンスタンド、カー用品店での車検を検討する
ユーザー車検を利用する
日頃から整備を怠らない
軽自動車の車検費用のまとめ

軽自動車の車検費用の相場

軽自動車の車検費用の相場は、おおむね5万円〜10万円に収まるケースが一般的と言えます。

車検費用は車検に出す車の年式やその状態、そしてどの業者に出すかによって変わってくるものです。

しかし、軽自動車は国や保険会社に支払う必要がある法定費用が低いことなどから、普通車よりも車検費用が安い傾向にあります。

軽自動車の車検費用の内訳

それでは、軽自動車の車検の際に発生する車検費用とは、どのような内訳で構成されているのでしょうか。

車検費用を構成するのは、主に以下の3つの料金です。
  • 法定費用
  • 車検基本料
  • 整備費用

法定費用

法定費用とは、車を車検に出す際に国や保険会社に支払わなければならない料金です。

法定費用は下記の3種類で構成されています。
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 法定手数料
法定費用はどこで車検を受けても変わりません。

ただし、車の大きさによって料金は変わります。

軽自動車の場合、法定費用は2〜3万円程度です。

車検基本料

車検基本料とは、カーディーラーなどの車検対応業者が独自に定めている、車検にかかる基本料金です。

車検の際の費用負担を抑えたい場合、この車検基本料をどれだけ抑えられるかが大きなポイントとなるでしょう。

一般的に、ディーラー車検は車検基本料が高く、車検チェーンやカー用品店、ガソリンスタンドなどでの車検は車検基本料が安いです。

整備費用

整備費用は、車検に通すため、車を整備するためにかかる費用です。

そのため、車の状態によって具体的な金額は変わってきます

車の状態が良ければ大きな額を取られることはありませんし、パーツ交換などが必要な場合、費用はその分高価になります。

普通自動車との車検費用の違い

普通自動車にせよ軽自動車にせよ、車検が必要であることについては変わりはありませんが、その費用については大きな差が生まれることもあります。

上でも少し触れていますが、車検費用に普通車と軽自動車で大きな差が生まれるのは、やはり自動車重量税の部分です。

普通車の場合、自動車重量税はその重量に応じて8.200円〜5万円弱に至るまで、非常に開きがあり、重いほど高くなります。

一方、軽自動車にかかる自動車重量税は一律で6,600円と決まっているので、普通車の最低金額よりも安く、車種によって値段が変わることもありません。

エコカー認定を受けている場合はさらに安い5,000円という金額に収まるため、車検費用はさらに安くなります。

ただ、エコカー対象外の車で13年以上が経過している場合のみ、自動車重量税は8,200円となってしまうため、車検費用が安いという恩恵を受けづらくなる点は注意しましょう。

軽自動車の車検に必要な書類

軽自動車を車検に出すにあたっては、以下の書類をあらかじめ用意する必要があります。

日常的に使用するケースは基本的にないので、車検をスムーズに完了させるためにも適切に管理しておきましょう。

自動車検査証

まず必要になるのが、自動車検査証です。

いわゆる車検証と呼ばれる書類ですが、自分の車が日本の定める検査基準に合格していることを示す書類です。

車を運転する際には携帯が義務付けられています。

ダッシュボードなどに保管していることが一般的なので、車の決まった場所に保管しておきましょう。

実際に車検に出す際には自動車検査証のコピーではなく、原本が求められる点も注意が必要です。

自動車損害賠償責任保険証明書

自動車損害賠償責任保険証明書とは、いわゆる自賠責保険の証明書です。

保険の有効期間が車検の有効期間内でないと、車検手続きを経て車検証の交付を受けることができません。

更新が控えている場合には、まず自賠責保険の更新を先に行い、それから車検に車を出しましょう

軽自動車税納税証明書

軽自動車税納税証明書は、自動車税の支払いを行ったかどうかを示す証明書です。

普通車の場合、納税から3週間以上が経過している際には証明書の提示は不要ですが、軽自動車の場合は常に証明書の提出が必要です。

普通車の車検手続きに慣れている場合、納税証明書を持参するのを忘れることがないよう気をつけましょう。

その他必要書類

軽自動車の車検手続きは、上記の他にも軽自動車検査票や自動車重量税納付書などが必要になるため、何かと書類の用意が面倒ということも少なくありません。

ただ、車検を個人ではなく業者に代行してもらう場合には、これらの書類の準備を省くことができるので、積極的に活用すべきです。

もちろん、その分の費用負担は増えてしまいますが、予算と手間のバランスを考えた上で検討しましょう。

軽自動車の車検はどこでできるのか

軽自動車の車検を業者に任せる場合、さまざまな自動車関連店舗から申し込むことができます。

車検に対応している実店舗について、以下の5つを解説します。
  • カーディーラー
  • カー用品店
  • 車検専門店
  • 自動車整備工場
  • ガソリンスタンド

カーディーラー

馴染みのあるカーディーラーが近くにある場合、そこで車検を受けるのが最も安心です。

カーディーラーは整備の質が高く、丁寧に車検をしてくれます

懸念点は他の業者よりも費用が高くなってしまいやすいことです。

コストパフォーマンスを重視する際には注意が必要です。

カー用品店

カー用品店でも車検を受けることができます。

車検内容を細かくカスタマイズしやすいです

そのため、予算内でどうにか車検費用を収めたい、車検の内容についてある程度こちらでコントロールしたいと考えている場合、活用しましょう。

車検専門店

車検専門店は、その名の通り車検に特化したサービス提供を行なっている店舗です。

車検をささっと済ませたい、面倒な手続きを代行して欲しいなど、車検に伴う負担を一手に引き受けてもらい、なおかつスピーディに車検を完了してくれるショップです。

車検費用も安めに設定されているケースが多いです。

自動車整備工場

自動車整備工場では、豊富な知識に裏付けられた車検整備を行なってもらいやすいのが特徴です。

年季の入った自動車など、ある程度車の知識が求められたり、業界経験の長い人でないと検査ができないようなケースでも対応してもらいやすいメリットがあります。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドにおいても、車検を受けることが可能です。

ガソリンスタンドによっては車検を受けることで給油時に割引が受けられるなどのサービスを用意していることもあり、積極的に活用したいところです。

軽自動車ユーザーが利用したいおすすめの車検業者3選

ここでは、実績豊富で安心して利用できる、おすすめの車検業者を3つ紹介します。

ニコニコ車検

ニコニコ車検

 

車検基本料が11,000円と格安

ニコニコ車検は国産車の車検基本料が一律11,000円という、安価で明朗な会計システムが人気の車検業者です。

これは、軽自動車であれば3万円台で車検費用を抑えることもできる安さです。

コストパフォーマンスを重視する方は積極的に活用したいサービスと言えるでしょう。

ニコニコ車検の年間車検台数は1万6,000台を超え、実績も十分。

レンタカー業や保険業など車検だけではないビジネスモデルを構築していることもあり、不当な請求が行われる心配もありません。

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金額が比較的安く、迅速に車検を進めてくれることが出来た。

アフターケアをもう少し安心して依頼出来るとより助かると思う。

車検基本料
11,000円
車検スピード
1〜2日
店舗数
8
地域
東京・神奈川・埼玉
土日祝対応
クレジットカード対応

コミっと車検

コスモ石油の運営で安心

コスモ石油が運営するコミっと車検は、コストパフォーマンスの高さと安心の整備品質の評判に優れる車検業者です。

半年間は整備補償が自動で付与されるので、万が一の時にも費用の心配をすることなく頼ることができます。

わかりやすい定額システムが採用されたWeb見積もりを利用することで、あらかじめ費用も明確に把握できます

スマホからの無料見積もりに対応しているだけでなく、来店日もスマホで設定できるので、面倒な車検手続きの負担を最小限に抑えられるでしょう。

buv.LABO

buv.LABO

 

輸入車ならここ!

buv.LABOは輸入車専門の車検整備業者です。

全国に200店舗ある加盟工場が対応してくれるので、全国で利用できるのが強みです。

施工台数はすでに20万台を超え、スピード対応で最短即日納車も可能という、クオリティの高いサービスを強みとしています。

輸入車特化のサービスを提供することで、通常のディーラー車検などよりも2割程度コストを抑えつつ質の伴った車検を実現している業者です。

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対応が優しく良かった。スピードも早く、心地良かった。料金だけ少しだけ高くて残念だった。

車検基本料
要見積
車検スピード
30分〜
店舗数
200以上
地域
全国
土日祝対応
クレジットカード対応

軽自動車の車検の頻度

軽自動車は、初回の車検については車の登録から3年後に行う必要があり、その後は2年ごとに車検を受ける必要があります

車検の切れた車が公道を走ることは法律で禁止されており、厳しい罰則が課されることもある点は、普通車も軽自動車も同様です。

余裕を持って車検手続きを行い、自由に自動車を乗りこなしましょう。

軽自動車でも車検費用が高くなるケース

ここまで紹介してきたように、軽自動車は自動車重量税などの都合から、普通車よりも車検費用が安くなることが多いと言えます。

ただ、場合によっては軽自動車であっても車検費用は高くなってしまうことがあります。

その大きな理由は下記のとおりです。
  • 新車登録から13年以上が経過している
  • ディーラーに車検を依頼している
  • 消耗品の交換が発生している
これらのケースについて、順に解説します。

新車登録から13年以上が経過している

まず、車検に出す軽自動車が新車登録から13年以上経過している場合です。

自動車重量税は下記のとおり、年式が古くなるにつれ高くなっていきます。

年式 自動車重量税
13年未満 6,600円
13〜18年 8,200円
18年以上 8,800円
また、車も年を重ねるとさまざまなところに消耗や摩耗が現れはじめます。

そのため、安全な運転のためのメンテナンス費用は年式の新しい車に比べて大きくなります。

自動車重量税は新しい車の購入を促す意味でも古い車となるにつれ高くなっていき、車検の際にも多くの費用がかかるようになるのです。

ディーラーに車検を依頼している

ディーラーに車検を依頼する場合、他の業者での車検よりも費用が高くなる傾向にあります。

ディーラーが行う車検では、予防整備まで行います

予防整備とは、交換が必要そうなパーツについては不具合が生じる前に点検と交換を済ませる整備です。

丁寧な分、コストがかかるというわけです。

車の安全性や状態の良さを求める場合、ディーラーへの依頼は有効ですが、コスト重視の際にはなるべく控えたい選択肢と言えるでしょう。

消耗品の交換が発生している

車検の際に交換が必要なパーツが見つかった場合、通常の車検費用に上乗せする形で部品交換費用がかかります

軽自動車の場合はパーツ交換も普通車より安く済みます。

しかし、パーツ交換の発生しない普通自動車の車検費用と、交換が発生した軽自動車の車検費用を比較すると、後者の方が高くなることもあるでしょう。

消耗品の交換は、やはり車に乗っている期間が長ければ長いほど発生のリスクが高まるため、何年も乗っている場合にはある程度のコストの増大は免れません。

軽自動車の車検費用を安く抑えるためのポイント

軽自動車の車検費用は普通車よりも安くなりやすいものの、それでもできる限りコストを抑えたいものです。

車検費用を限りなく安く済ませるためのポイントとしては、下記の4つが挙げられます。
  • 車検チェーン、ガソリンスタンド、カー用品店での車検を検討する
  • ユーザー車検を利用する
  • 日頃から整備を怠らない
  • 不要な点検が発生しない業者を選ぶ
それぞれ詳しく解説します。

車検チェーン、ガソリンスタンド、カー用品店での車検を検討する

ディーラーで車検を受けている場合、まずは車検チェーン、ガソリンスタンド、カー用品店での車検を検討しましょう。

特に、まだ乗って数年の車の場合、ディーラー車検の予防整備は過剰なケースが多いです。

車検チェーンなどで、最低限の整備をしてもらうことで、数万円程度車検費用を抑えられます。

ユーザー車検を利用する

車検にかかる基本的な費用を抑えたい場合は、ユーザー車検の利用もおすすめです。

ユーザー車検とは、自分で自動車検査協会の施設に車を持ち込み、車検を行うという方法です。

持ち込みによる車検の場合は点検や整備にかかる費用を最小限に抑えられるため、高い費用対効果が期待できます。

ただし、事前に整備工場で予備検査を受ける必要があったり、車検の検査場は平日のみの営業であったりというデメリットがあります。

また、書類手続きを自分で行う必要があるなど、時間と手間がかかります。

日頃から整備を怠らない

点検や整備は車検の時だけでなく、自分のできる範囲で日頃から行っておくことも重要です。

オイル交換やタイヤ・ブレーキパッドなどの点検は、数ヶ月に一度行いましょう

こまめにメンテナンスをしておくと、車検のタイミングで多くの整備コストが必要になるリスクを回避できます。

軽自動車の車検費用のまとめ

この記事では、軽自動車の車検費用について、おおよその費用や詳しい費用の内訳などについて解説しました。

車検に車を出すことはドライバーの義務ではあるものの、どこに車検を出すか、どんな内容の点検を行うかはある程度選択肢があります。

軽自動車は普通車に比べて車検費用は安価ではあるものの、ユーザ車検などを利用することで、さらに安く抑えることも可能です。

車検は交通安全のために必要な手続きであるため、あまりにお金をかけすぎないのも問題ですが、可能な限り安く抑えられる手段があれば、積極的に活用しましょう。

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