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【日本製でこの価格!?】災害時の車中泊に必要な防災アイテムを使ってみた!

スズキ エブリイとポンプインエアーマット
簡易的な防災用エアーマットは長期の使用に耐えられません。かといって、しっかりとしたキャンプ用のエアーマットは高価です。そこでおすすめなのが、今回ご紹介する「ポンプインエアーマット」(https://amzn.to/3Oxd1R8)です。実際に商品を使ってみて、防災時にしっかりと役立つか確かめてみました。
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災害時はコンパクトに持ち運べるエアーマットがおすすめ
3分で設置完了! 実際に「ポンプインエアーマット」を使ってみた
非常時だけでなく車中泊やキャンプでもしっかり使える性能

災害時はコンパクトに持ち運べるエアーマットがおすすめ

災害時は小さく折り畳んで持ち運べるエアーマットが重宝します。ただし、風船のような構造であるため穴が空いてしまうと使えません。そのため防災用エアーマットは、携帯性と耐久性の両方を備えたものを選ぶことが肝心です。

1000〜2000円程度で購入できる安価な防災用エアーマットは非常に軽量かつコンパクトで、防災バッグに入れてもスペースを圧迫しないメリットがあります。ただし、マットの生地はビニール袋のように薄く、実際に使用できるのは数日が限界です。

繰り返しの使用を目的としたキャンプ用エアーマットは携帯性にも優れますが、しっかりしたものでは1万円を超えるため、非常時にしか使わない防災用品としてはコスト高といわざるをえません。
今回紹介する「ポンプインエアーマット」は以下のような特徴があります。
  • ポンプ内蔵で空気入れの準備が不要
  • 防災に備蓄する場合は10年保証つき(未使用の場合)
  • 日本製で作りがしっかりしている
  • 価格が安い(定価:税込3960円)
以上のうたい文句を鵜呑みにすれば理想的な防災用エアーマットです。しかし、実際のところはどうなのでしょうか。

今回は実際に「ポンプインエアーマット」を車内で使用して性能や使い心地を確かめてみました。

3分で設置完了! 実際に「ポンプインエアーマット」を使ってみた

「ポンプインエアーマット」のもっとも大きな特徴は、空気入れがマットに内蔵されている点です。備わるポンプは簡易的なものですが、これがあることで携帯性を損なわずに使い勝手が高められています。

マットへ空気を入れる際は少々コツが必要であるものの、一度使えばすぐに慣れるでしょう。マットを膨らませる方法は以下の通りです。
  1. マット床に広げる
  2. 排気栓が閉じていることを確認する
  3. 空気注入口を開けて、ポンプ室を手で押してマット内に空気を入れる
  4. 手を離すと内部のウレタンが膨らみポンプ室に空気が入る
  5. 以上のポンプ動作を繰り返し、マットが膨らんだら注入口のフタを閉じる
取扱説明書にも記載されているとおり、ポンプを押すときに空気注入口を塞ぎ、離すときに注入口から手を離すと効率よく空気が入ります。

1度目の展開時は説明書どおり4〜6分かかりましたが、慣れた2度目以降は3分程度で膨らませることができました。
テスト場所は、DA64V型スズキ エブリイの荷室です。フルフラットになることで車中避難や車中泊にも適している軽商用バンですが、床面の硬い凹凸が身体に当たるため、マットなしでは快適に眠ることができません。

「ポンプインエアーマット」を膨らませたときの実際のサイズは縦180cm×横50cmで、エブリイに荷室にジャストサイズでした。車外で使う場合も、よほど大柄な人でなければ問題なく使用できるでしょう。

空気をいっぱいに入れた状態での厚さは約6cmあり、横になっても床面の凹凸は一切気になりません。仰向けになった状態でも腰が沈んで床に接することがなく、適度に体圧が分散されて寝心地は快適です。
膝や肘などをつくとマットが潰れて床に触れてしまう点は他の商品と同じです。しかし座った状態でもお尻が直接床面に触れないのは、このエアーマットならではの優れた点といえるでしょう。耐荷重150kgの範囲内なら、複数人が座れるクッションとしても活用できそうです。

生地表面はキャンプ用エアーマットのように不織布コーティングなどは施されていないため、触り心地はビニールそのものですが、衣服や寝袋を付けている状態なら気になりません。

肌などが擦れるとビニール特有のビビリ音が発生するものの、薄いエアーマットにありがちな「シャカシャカ」という不快な擦れ音は一切しないため、眠りを邪魔されずに済みそうです。ビニールの臭いも気になりませんでした。
唯一気になったのが、一般的なキャンプ用エアーマットに比べて幅が狭い点です。非常用と割り切れば50cmの幅でも必要十分な広さといえますが、大きく寝返りは打てません。

その代わりとして両端の空気室だけが太くなっており、これがストッパーになって身体が自然と中央に収まるように工夫されています。

エブリイのような軽商用バンで使う場合は、重ならずに2枚並べることができます。荷室全体にほぼ隙間なく敷き詰められるため、狭い車内でも3人までなら横になれそうです。

非常時だけでなく車中泊やキャンプでもしっかり使える性能

「ポンプインエアーマット」の製造元である株式会社イガラシは、浮き輪やゴムボート、ライフジャケットなどを製造している会社で、製品の信頼性は確かなものです。

そのうえ、防災用に備蓄する場合は10年の長期保証まで付いています。開封してしまえば保証は無効になってしまいますが、それだけ耐久性に自信があることの表れといえるでしょう。

収納時のサイズは23cm×12cm×13cmです。生地の厚さに加えてポンプが内蔵されていることもあって、簡易的な防災エアーマットに比べればかさばるものの、無理なく防災バックに入れられる大きさに抑えられています。

とくに印象的だったのは、安価なエアーマットのように「シャカシャカ」と眠りを妨げる耳障りな音が出ない点です。なにより生地が厚く丈夫なため、使っていて不安感がありません。

使い心地は、同価格帯以上のキャンプ用エアーマットと比べても優れていると断言できます。

この「ポンプインエアーマット」(https://amzn.to/3Oxd1R8)は災害時の備えとしてはもちろん、車中泊やキャンプ用途にも自信を持っておすすめできる商品です。

イガラシ

ポンプインエアーマット クリアワイド

3960円(税込)

安心の日本メーカー製!ポンプ内蔵型のエアーマット

コンパクトで持ち運び、保管に便利なエアーマット。
ポンプ内蔵型になっているため、どんな場所でも膨らませて使用することが可能です。
空気の量を調整し、お好みの硬さに調整することができるため、災害などの緊急時でも硬く冷たい床から寒さや痛みを緩和します。
安心の日本メーカー製なので、車中泊初心者の人でもおすすめです。

‎使用時サイズ
182×56cm

AS MUST

「AS MUST」は、「必要に応じて」という意味を持っています。その名前の通り、AS MUSTでは、子どもからおとなまですべての人の心に寄り添ったさまざまなアイテムを販売しています。今後も、みなさまの好奇心を満たす、魅力あふれる商品を展開していきます。

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商品詳細