今新車で買える丸目の車5選

ジープ レネゲート (2016)

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自動車のヘッドライトは、HIDやLEDライトを採用することで、デザインの自由度がぐーんとアップしています。その結果、先鋭的な印象の薄型ヘッドライトが多くなりました。しかし車のデザインには先鋭的なものばかりではなく、古き良き時代を彷彿とさせる牧歌的なデザインもあります。そんな牧歌的デザインの象徴が丸目のヘッドライトではないでしょうか?現在、日本で新車で購入できる丸目の車を紹介しましょう。
Chapter
その①:スズキ アルトラパン
その②:日産 ジューク
その③:クライスラー ジープ・レネゲード
その④:フィアット 500
その⑤:ベントレー コンチネンタルGT
【おまけ】楕円形のヘッドライト採用車

その①:スズキ アルトラパン

スズキ アルトが万人に受け入れられるような無難なデザインであるのに対し、かわいらしく女性向けに仕上げたアルトラパンは、丸目ヘッドライトを使用し、全体的に丸みを帯びたデザインが特徴です。ラパンはフランス語でうさぎの意味。車内のあちらこちらには、うさぎのキャラが配されています。

エンジンは、アルトと共通の0.66L NAで、燃費は35.6km/L(5MT)と高水準。運転支援システムこそ装備されませんが、そのぶん123万円からというお得な価格が魅力です。

その②:日産 ジューク

日産 ジュークは、世界中に販売されているの小型クロスオーバーSUVです。そのデザインは特徴的で、ひと目でヘッドランプがどれなのか判別できません。

それもそのはずで、通常ヘッドライトが置かれるフロントグリル上部がポジションで、フロントバンパーに丸型のヘッドライトが設置されています。

搭載エンジンは、直4DOHCの1.5L NAと1.6Lターボ。お勧めは、最高出力140kW(190ps)/5,600rpm、最大トルク240Nm(24.5kgm)/1,600-5,200rpmを発生する1.6Lターボで、低回転で最大トルクを発生するエンジンは、街乗りやオフロードで活躍してくれそうです。

2010年にデビューした現行型ジュークには、2018年の夏から秋にかけてモデルチェンジが予想されています。次期型は、Vモーショングリルを基調としたデザインになり、ヘッドライトのデザインもそれにともない変わる予定。現行型のデザインが気に入っているなら、新車を手に入れる最後のチャンスかもしれません。

その③:クライスラー ジープ・レネゲード

かつて三菱自動車もライセンス生産していたジープ。現在では、クライスラーの1部門となっています。レネゲートはジープブランド初の小型SUVです。外観はいかにもジープといったテイストで、駆動系はジープならではの悪路走破性を備えます。それでいて都市で使いやすいサイズのボディとしています。

日本仕様に搭載されるエンジンは、1.4Lの直4マルチエアターボ[最高出力103kW(140ps)/5,000rpm、最大トルク230Nm(23.5kgm)/1,750rpm]と、2.4Lの直4マルチエア[最高出力129kW(175ps)/6,400rpm、最大トルク230Nm(23.5kgm)/3,900rpm]です。1.4Lエンジンはハイオク仕様ですが低回転で最大トルクを発揮し、自動車税の安さも勘案すると有力な購入候補になります。

エンジンのペットネームのマルチエアでお気づきでしょうが、ジープ・レネゲートはフィアット社との共同開発で、フィアットでは姉妹車として、フィアット 500Xを販売しており、日本では1.4Lマルチエアターボ搭載車が購入できます。

その④:フィアット 500

現代の丸目ヘッドライトの代表格と言えるのが、フィアット 500です。ルパン三世にも登場します。丸はヘッドライトだけでなく、ルーフレールやスタイルにも生かされ、全体的に可愛らしい感じを受けます。前出のフィアット 500Xのデザインモチーフとなるほど、フィアットにとっては傑出したデザインと言えます。

ボディは3ドアハッチバックで、サイズは日本の軽自動車規格より150mmほど幅広いだけく、4人乗りです。日本では1.2Lの直4SOHC[最高出力51kW(69ps)/5,500rpm、最大トルク102Nm(10.4kgm)/3,000rpm]と、0.9Lの直2マルチエアターボ[最高出力63kW(85ps)/5,500rpm、最大トルク148Nm(14.8kgm)/1,900rpm]をラインナップ。

パフォーマンス的には軽ターボと大差ありませんが、0.9L 直2エンジンには乗ってみたいですね。

その⑤:ベントレー コンチネンタルGT

最後は、おいそれと買うことができないベントレーです。コンチネンタルGTを販売するベントレー社は、高級スポーツカーメーカーとして設立、その後ロールス・ロイス社に買収され、同社のスポーツカー部門になり、1998年にはVW社に買収され、現在ではVWグループの高級サルーン部門を担当します。

ベントレー コンチネンタルシリーズのなかでもGT系は、2ドアのスポーツスペシャリティモデルです。搭載エンジンは、6.0L W12ツインターボ[最高出力472kW(642ps)/5,900rpm、最大トルク840Nm(85.7kgm)/2,000rpm]と、4.0L V8ツインターボ[最高出力389kW(528ps)/6,000rpm、最大トルク680Nm(69.3kgm)/1,700rpm]とハイスペック仕様となっています。

現行モデルは2代目ですが、3代目もすでに公開済み。日本への導入が待ち遠しいですね。

【おまけ】楕円形のヘッドライト採用車

丸目のバリエーションとして楕円形型のヘッドライトを採用した車もあります。代表的なところとしては、ポルシェ 911やMINIです。ポルシェ車には丸形をモチーフとしたヘッドライトが多く採用されてきましたが、現行型では911以外はどこか変形しており楕円形とは言い難くなっています。

MINIは、BMC時代のMINIをモチーフにデザインされていることもあり、丸型のヘッドライトと大きなグリルがアイコンとなっています。BMW製になってからヘッドライトは楕円形状になり、やや傾斜した配置。生粋のファンにはまるで別物のデザインと言われます。

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