トナカイやネズミ、猫など…動物の名前がついた車8選 part3

三菱 パジェロ

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動物の名前を車名にした車シリーズPart1Part2に続き、今回はすでに絶版となった車種から現在発売中の車種まで、バラエティに富んだラインナップになっています。
Chapter
①トヨタ スプリンター カリブ
②トヨタ ターセル
③三菱 コルト 
④三菱 トッポ
⑤三菱 パジェロ 
⑥UDトラックス(日産ディーゼル) コンドル
⑦フォード ブロンコ 
⑧ジープ チェロキー ナイトイーグル

①トヨタ スプリンター カリブ

スプリンターカリブは、FFコンパクトカーのターセル&コルサをベースにしたパートタイム4WDのステーションワゴンとして1982年に登場しました。

初代のエンジンは、1.5Lのみ。ボディは、高めのルーフやボディ下部をブラックアウトした塗装(AV-Ⅱ)、非対称デザインのテールゲートなどが特徴で、現在、流行しているクロスオーバーSUVの草分け的な存在でもありました。

車名のカリブ(Carib)は、北アメリカに生息するトナカイの呼び名カリブー(caribou)をもじったもの。4輪駆動の高い走行性能で自然のなかを走り回るイメージだったのでしょうね。

②トヨタ ターセル

スプリンター カリブのベースとなったターセル(&コルサ)は、1978年にホンダのシビックに対抗するために、市場に投入されたトヨタ初のFFコンパクトカーでした。

初代モデルのみエンジンが縦置きで、ミッションはエンジンの斜め下に潜り込むように配置され、パワーユニットをコンパクトにしていました。横置きに比べてメンテナンスが容易で、ギヤシフトの感覚が自然、トルクステアが無いなどが、縦置きFFとした理由でした。

ボディは、セダンと3ドアハッチバックの2タイプ。姉妹車のコルサとともに、1999年まで発売されました。

ターセル(Tercel)は、英語で特にオスのハヤブサの意味。小型軽量で軽快に走り回るターセルにピッタリの名称となったようです。

③三菱 コルト 

三菱におけるコルトの名前は、戦後初の自社製作乗用車である三菱500の後継モデルのコルト600(1962年)に始まり、その上級車種として1967年に登場したコルト800(および1000)、さらに排気量を拡大し1969年にデビューしモータースポーツでも活躍したコルトギャランなど、当時は三菱のフラッグシップ的なモデルに採用されていました。

その名前を30年ぶりに復活させモデルが、2002年に発売したコルトでした。ダイムラー・クライスラーと共同開発され、初代のスマート フォーフォーは姉妹車です。

しかし、より低燃費を達成していたライバルに対抗できず、モデルチェンジされることなくラインナップから消滅しています。

コルト(COLT)は英語で、5歳くらいまでの若い雄馬を意味していて、若々しく活発なイメージとされています。

④三菱 トッポ

2ボックスの軽自動車のキャビン部分を背の高い形状にして、広い車内空間を実現した三菱 ミニカトッポがデビューしたのは1990年。スズキ ワゴンRより3年も前にデビューしており、トールワゴンという発想を軽自動車に持ち込んだモデルといわれています、

その後、1998年の軽規格変更にあわせて、一般的なトールワゴンスタイルとしたトッポBJに進化。さらに2008年には、トッポBJから主力の座を引き継いでいたeKワゴンのコンポーネンツを利用したトッポがデビューします。

歴代、背の高いボディスタイルを採用するトッポ(Toppo)は、イタリア語の小ネズミ(topo)と背高のっぽをかけ合わせたものでした。

⑤三菱 パジェロ 

パジェロは、1990年代に大ブームをまき起こした三菱の主力SUV。ラダーフレームをいまなお継承する数少ない本格派のRVであり、パリダカなどへの参戦で、その知名度はヨーロッパを中心に世界規模で知れ渡っています。

現在でもその本格派のDNAは健在であり、ショートボディやクリーンディーゼルエンジンも設定されています。

車名のパジェロ(PAJERO)は、南米のエクアドル、チリ、そしてアルゼンチンに広く生息する、体長55〜70cmほどの野生の猫の名前。その野性味あふれる姿から車名にしたとされます。

⑥UDトラックス(日産ディーゼル) コンドル

コンドルは、UDトラックスが製造・販売するトラックの名称。1975年に初代コンドルがデビュー。日産ディーゼルが販売していた2010年までは、小中型トラックの名称でした。

その後、2017年から2トン車は名称をカゼットに変更。現在は、7.5t-14.5tの中型モデルの名称になっています。

コンドル(CONDOR)は、いわずもがな南アメリカ大陸アンデス山脈に生息するタカ目コンドル科に分類される鳥類の名前。日産ディーゼル時代には、アメリカ野牛の意味を持つバイソンという小型トラックも発売されていて、わかりやすく、勇ましい名前が採用されていたようです。

⑦フォード ブロンコ 

ブロンコは、ジープやシボレーブレイザーに対抗するために、1966年から1996年まで製造されたフォード製のSUVです。歴代モデルはともに、人気トラックシリーズの”F”をベースにしたフルサイズのSUVとして人気がありました。

ブロンコ(BRONCO)は、アメリカ西部産の小馬のことで、放牧されているものや半野生化したもの、飼いならされていない馬のことを意味します。ヤマハに同名のオートバイがありました。

⑧ジープ チェロキー ナイトイーグル

ナイトイーグルは、2018年3月現在も発売中のジープチェロキーの特別仕様車であり、その名の通り、グロスブラックのエクステリアパーツで身を固めたシリーズです。

ジープでは、他にもレネゲート トレイルホーク、グランドチェロキー トラックホーク、ラングラー ナイトイーグルなど、サブネームにイーグルやホークという、猛禽類の名を付けた特別仕様車を用意しています。す。

ちなみに、イーグル(Eagle)は大型の鷲、ホーク(Hawk)は小型の鷲を指します。

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