なぜセダンにリアワイパー装着車が少ない?理由を解説
更新日:2024.09.19
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ハッチバックやステーションワゴン、ミニバンなどには付いているリアワイパーですが、セダンやクーペではあまり見たことがありませんよね。これには、どんな理由があるのでしょう?
リアワイパーって何のためにあるの?
リアワイパーとは、リアウインドウについているワイパーのことです。
雨や雪など悪天候や高速などの走行時、おもにガラスに付いた汚れや水滴が後方視界を阻害しているときに使います。
後方の視界確保といえば、バックカメラ(リアビューモニターなど)を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、バックカメラはR(リバース)にシフトレバーを入れたときに自動的に作動するようになっているタイプが大半です。
そのため、車庫入れや駐車場でバックする際などでの安全確認にしか使うことができません。走行中の後方確認では、リアワイパーが活躍します。
雨や雪など悪天候や高速などの走行時、おもにガラスに付いた汚れや水滴が後方視界を阻害しているときに使います。
後方の視界確保といえば、バックカメラ(リアビューモニターなど)を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、バックカメラはR(リバース)にシフトレバーを入れたときに自動的に作動するようになっているタイプが大半です。
そのため、車庫入れや駐車場でバックする際などでの安全確認にしか使うことができません。走行中の後方確認では、リアワイパーが活躍します。
どんな車についている?
ミニバンやワンボックス、ステーションワゴン、ハッチバックなど、トランクがなくて座席スペースとラゲッジルームがつながっている車、リアハッチやバックドアがついている車にはリアワイパーが装備されています。(廉価グレードにはついてない場合もあり)
セダンに少ない理由は?
さて、このリアワイパー。そういえばセダン系ではあまり見かけることがありません。その理由は、セダンのボディ形状に関係しています。
ミニバンのような2BOXとセダンを比べた場合、トランクの有無や、後部のボディ形状が関係して、リアウインドウ周辺に発生する空気の流れが異なります。またハッチバックの場合は、リアガラスが大きく寝ているため、雨や雪、汚れが付着しやすいスタイルになっています。
一方、セダンの場合、ボディに沿って流れてきた気流はそのままリアウインドウを経由してボディ後方まで流れゆくので、あまり汚れないのです。
ミニバンのような2BOXとセダンを比べた場合、トランクの有無や、後部のボディ形状が関係して、リアウインドウ周辺に発生する空気の流れが異なります。またハッチバックの場合は、リアガラスが大きく寝ているため、雨や雪、汚れが付着しやすいスタイルになっています。
一方、セダンの場合、ボディに沿って流れてきた気流はそのままリアウインドウを経由してボディ後方まで流れゆくので、あまり汚れないのです。
セダンでリアワイパーのある車
セダンにもリアワイパーが装着されている車種はあります。オプションで選択できるものや、寒冷地仕様だと標準装備となるもの、またスバル インプレッサG4など、セダン系でも全車標準装備(一部グレード除く)の車もあります。
また、マークXは寒冷地仕様を選択すると装備されます。ちなみに寒冷地仕様を選択した場合、リアワイパー、ウインドシールドデアイサー(熱線式が)セットで装着されます。
セダンで採用する車種が少ないリアワイパーですが、基本装備にはなくても、オプションで用意されているかもしれません。気になる方は、新車購入前に販売店で確認すると良いでしょう。
また、マークXは寒冷地仕様を選択すると装備されます。ちなみに寒冷地仕様を選択した場合、リアワイパー、ウインドシールドデアイサー(熱線式が)セットで装着されます。
セダンで採用する車種が少ないリアワイパーですが、基本装備にはなくても、オプションで用意されているかもしれません。気になる方は、新車購入前に販売店で確認すると良いでしょう。