ワイパーの寿命、気にしたことはありますか?交換時期を解説
更新日:2024.09.09
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ワイパーの構成部品のうち、拭き取りに関係するのはワイパーゴムとワイパーブレード。この2つは、意外にも消耗品で、定期的な交換を必要とします。点検や車検の明細書をよく見ると、かなり頻繁に交換されているパーツなのですが、それぞれどれぐらいの間隔で交換すれば良いのでしょうか?
ワイパーの交換サイクルは?
ワイパーの交換というと、一般的にはワイパーブレードもしくはゴムだけの交換を意味します。
まずワイパーゴムは、紫外線、ガラスについたゴミやホコリ、アームとブレードによって押し付けられる力などによって、劣化します。
その寿命は意外と早く、メーカーでは1年毎の交換を推奨しています。しかし車両の保管状況やワイパーの使用頻度によっても変わってくるため、降雨量の多い梅雨明けと降雪量の多い冬の終わりの年2回、約半年ごとに交換するのが、筆者はベストだと考えます。
そしてワイパーゴムを支えるワイパーブレードは、半永久的に使えるイメージもありますが、長期間の使用や降雪などにより、変形することがあります。ワイパーブレードが変形すると、ガラスにゴムを均等に押し付けることができなくなるため、クリアな前方視界の確保に影響が出ます。
ワイパーゴムと一緒に半年に1度交換できればベストですが、年に1度の車両点検時に交換でもいいでしょう。どんなに遅くとも継続車検時には保安項目となるので、2年に1度は交換する部品です。
まずワイパーゴムは、紫外線、ガラスについたゴミやホコリ、アームとブレードによって押し付けられる力などによって、劣化します。
その寿命は意外と早く、メーカーでは1年毎の交換を推奨しています。しかし車両の保管状況やワイパーの使用頻度によっても変わってくるため、降雨量の多い梅雨明けと降雪量の多い冬の終わりの年2回、約半年ごとに交換するのが、筆者はベストだと考えます。
そしてワイパーゴムを支えるワイパーブレードは、半永久的に使えるイメージもありますが、長期間の使用や降雪などにより、変形することがあります。ワイパーブレードが変形すると、ガラスにゴムを均等に押し付けることができなくなるため、クリアな前方視界の確保に影響が出ます。
ワイパーゴムと一緒に半年に1度交換できればベストですが、年に1度の車両点検時に交換でもいいでしょう。どんなに遅くとも継続車検時には保安項目となるので、2年に1度は交換する部品です。
ワイパーが劣化すると…
ワイパーゴムやワイパーブレードが劣化すると、拭き残しが多くできるようになります。また、ワイパーがスムーズに動かなくなり、引っかかるような動きを見せたり、ビビリ音の原因になることがあります。
これらの症状に気づかず、放置してゴムが削れたり切れたりすると、最悪の場合はフロントガラスに傷を付けることになってしまい、ウインドウ交換の必要が出てきます。
ワイパーを半年に1度定期的に交換するのは、クリアな前方視界を常に確保し、重大事故の発生を防ぐためですが、放置するとウインドウ交換という大きな出費につながることを覚えておきましょう。
では、ワイパーの交換とは具体的にどのように手順になるのでしょうか?
これらの症状に気づかず、放置してゴムが削れたり切れたりすると、最悪の場合はフロントガラスに傷を付けることになってしまい、ウインドウ交換の必要が出てきます。
ワイパーを半年に1度定期的に交換するのは、クリアな前方視界を常に確保し、重大事故の発生を防ぐためですが、放置するとウインドウ交換という大きな出費につながることを覚えておきましょう。
では、ワイパーの交換とは具体的にどのように手順になるのでしょうか?
ワイパーの交換方法は?
ワイパーの交換方法は、自分で行うか、専門家に任せるかです。専門家に任せれば工賃はかかっても手間はかかりませんし、確実な作業なので安心です。
しかし、交換作業はそれほど難しいものではなく工具も必要ないので、ワイパーの構造を知るうえでもトライしてみても良いかもしれません。
その際に気をつけてほしいのは、ブレードを外したアームでガラスに傷を付けてしまうこと。作業自体は簡単ですが、最新の注意を持って進めるようにしましょう。
しかし、交換作業はそれほど難しいものではなく工具も必要ないので、ワイパーの構造を知るうえでもトライしてみても良いかもしれません。
その際に気をつけてほしいのは、ブレードを外したアームでガラスに傷を付けてしまうこと。作業自体は簡単ですが、最新の注意を持って進めるようにしましょう。
ワイバーブレードの交換方法
ワイパーブレードの取り外し方は、メーカーや年式仕様などの違いで、いくつかのタイプがありますので、取り外す前には取扱説明書で確認しましょう。
作業は、ワイパーアームを立てて、ブレードを外すだけですが、ブレードが外れているときに、アームが倒れてフロントガラスにキズが付くことを防止するために、ウェスなどでフロントガラスを保護してから作業を進めてください。
一般的なワイパーブレードをアーム接続するフックはU字型になっています。取り付けは、取り外しと逆の手順で行うのですが、ブレードをアームに装着する際には、必ずカチッと音がするまで押し込みます。
どうしてもロックされる音がしない場合は、ブレードの品番が違っているか取り付けの向きが間違っていることが考えられます。
取り付け後は、ワイパーを作動させて確認を行い終了です。
ワイパーゴムの交換方法
ワイパーゴムは、ワイパーブレードの付いているパーツなので、ワイパーブレードを外さなければなりません。
ワイパーブレードに付いたワイパーゴムには、ロック穴のある側とない側があります。ワイパーゴムを横にスライドさせてブレードから引き抜く際には、このロック穴のある方向から行います。
あらかじめ用意してあったゴムをセットする際は、ロックが最後になるように、引き抜いたときを逆の手順で行います。新品のワイパーゴムには、レールホルダーが装着されていますので、ホルダーを付けたままブレードにセットすると簡単に作業が行えます。
ワイパーゴムがワイパーブレードの先端まで来たことを確認したら、ワイパーゴムがワイパーブレードのツメすべてに正しく通っているか確認しましょう。そして、レールホルダーを外し、ロック穴にワイパーブレードのツメを確実にはめ込みます。この作業は少し力が必要です。
完成したら、ワイパーブレードの取り付けと同様に作業を行い終了です。
ワイパーゴムやワイパーブレードの価格は?
カー用品量販店なら、ワイパーゴムは1本1,000円、ゴム付きワイパーブレードは3,000円ほどが相場です。
ワイパー交換は運転席、助手席側とも一度に行うもの。1回の交換で2,000~6,000円程度が必要です。ワイパーゴムの交換だけならやや手間がかかりますが、安価です。
しかし安全面を重く考慮したら、多少高価でも交換作業が簡単なワイパーブレードごとの交換が良いでしょうね。
ワイパー交換は運転席、助手席側とも一度に行うもの。1回の交換で2,000~6,000円程度が必要です。ワイパーゴムの交換だけならやや手間がかかりますが、安価です。
しかし安全面を重く考慮したら、多少高価でも交換作業が簡単なワイパーブレードごとの交換が良いでしょうね。