どの国産SUVが気になる?タイプ別オススメ4車種を比較しつつご紹介!
更新日:2024.09.09
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いま自動車業界で、もっともホットなカテゴリーが、SUVです。幅の広い走行性能と使い方が人気の要因ですが、とにかく車種が多くて迷う…という方も多いのでは?そこで、今回はいくつかのタイプにわけて、そのなかでおすすめのSUVを紹介しようと思います。
国産SUVを比較|大型SUVで悪路をガンガン走りたい!
国産SUVの代表といえば、トヨタ ランドクルーザーです。200系と言われるモデルは、中東やロシアなどでも人気のモデルで、世界100ヶ国以上で愛されています。
出自は、自衛隊に納入することを目的に1951年に生まれたトヨタBJジープですが、その座を三菱ジープに奪われてしまったため、1954年にランドクルーザーの名前を冠して一般に販売されました。
1960年に誕生した3代目の40型は、トヨタが初めて北米市場で成功したクルマとしても知られています。
以後、ランドクルーザーは先進国だけなく、世界の僻地で「行ったら戻って来られる」クルマとして、高い悪路走破性と信頼性が評価されています。
現行型の200系は、大人数が快適に乗れるステーションワゴン4WD・55/56型の後継モデルとして、豪華仕様を踏襲。7人が乗れる大きなボディながら、卓越した悪路走破性を発揮する電子制御式のフルタイム4WDシステムを備えています。またインテリアは、高級サルーンを思わせるものとなっています。
道路事情の悪い日本では少々持て余し気味ですが、弟分のランドクルーザープラドならジャストサイズかもしれません。
出自は、自衛隊に納入することを目的に1951年に生まれたトヨタBJジープですが、その座を三菱ジープに奪われてしまったため、1954年にランドクルーザーの名前を冠して一般に販売されました。
1960年に誕生した3代目の40型は、トヨタが初めて北米市場で成功したクルマとしても知られています。
以後、ランドクルーザーは先進国だけなく、世界の僻地で「行ったら戻って来られる」クルマとして、高い悪路走破性と信頼性が評価されています。
現行型の200系は、大人数が快適に乗れるステーションワゴン4WD・55/56型の後継モデルとして、豪華仕様を踏襲。7人が乗れる大きなボディながら、卓越した悪路走破性を発揮する電子制御式のフルタイム4WDシステムを備えています。またインテリアは、高級サルーンを思わせるものとなっています。
道路事情の悪い日本では少々持て余し気味ですが、弟分のランドクルーザープラドならジャストサイズかもしれません。
国産SUVを比較|新しい時代のSUVが気になる
SUVとは言っても、昨今はカテゴリーがどんどん細分化されています。そのなかのひとつが「クロスオーバー」です。クロスオーバーはそもそも、モノコックボディでありながら、クロスカントリー4WDのようなスタイルを持ったライトクロカン4WDが源流となっています。
そんなクロスオーバーのなかで人気ナンバー1の国産モデルが、トヨタ C-HR。まるでコンセプトカーのようなアグレッシブなデザインは、これまでのクロスオーバーの概念を大きく変えました。
パワーユニットは、1.8L 直4エンジン+モーターのハイブリッド、そして1.2L 直噴ターボというダウンサイジングエンジンが用意されています。
SUVというカテゴリーながらドイツでの24時間レースに参加するなど、全地形型自動車としてのイメージ戦略を展開するC-HRは、次世代のクルマのベーシックになるかもしれません。
そんなクロスオーバーのなかで人気ナンバー1の国産モデルが、トヨタ C-HR。まるでコンセプトカーのようなアグレッシブなデザインは、これまでのクロスオーバーの概念を大きく変えました。
パワーユニットは、1.8L 直4エンジン+モーターのハイブリッド、そして1.2L 直噴ターボというダウンサイジングエンジンが用意されています。
SUVというカテゴリーながらドイツでの24時間レースに参加するなど、全地形型自動車としてのイメージ戦略を展開するC-HRは、次世代のクルマのベーシックになるかもしれません。
最新SUVと言えば、今年モデルチェンジを果たしたばかりのマツダ CX-5も気になる存在です。
デザインは初代からのキープコンセプトとなっていますが、優れた動力性能を発揮する新世代ディーゼルエンジンを搭載し、世界から注目を浴びました。
またアダプティブLEDヘッドライトやGベクタリングコントロールなど、ドライバーの負担を軽減してくれる最新技術をいくつも装備。デザインはオーソドックスでも、ユーザーの快適性・利便性を次世代技術で実現した、新しいSUVです。
デザインは初代からのキープコンセプトとなっていますが、優れた動力性能を発揮する新世代ディーゼルエンジンを搭載し、世界から注目を浴びました。
またアダプティブLEDヘッドライトやGベクタリングコントロールなど、ドライバーの負担を軽減してくれる最新技術をいくつも装備。デザインはオーソドックスでも、ユーザーの快適性・利便性を次世代技術で実現した、新しいSUVです。
国産SUVを比較|やっぱり安全が一番!
走行性能が優れているだけでは、現代のSUVは評価されません。やはり、”安全”こそが最高の性能であると考えているユーザーも多いと思います。
昨今はどのメーカーも、自動ブレーキなどの安全装備を充実させることが、ひとつのムーヴメントとなっています。どのメーカーの安全装備も優れているのですが、ここに「独立行政法人自動車事故対策機構」が2017年に発表したあるデータがあります。
それは『自動車アセスメント評価結果』。いわば、どの自動ブレーキが一番優れているのかというランキングです。テストは「対車両向けの被害軽減ブレーキ」「歩行者向けの被害軽減ブレーキ」「はみ出し警報」「後方視界情報」という4つの性能において試験評価されています。
テストはカテゴリーを区切らず、セダンなども含んだ乗用車全体が対象。そのテストにおいて、SUVでもっとも優れているという評価を得たのは、スバル フォレスターでした。スバルは、アイサイトという安全装備を各メーカーに先駆けて実用化しており、現行モデルにはバージョン3のシステムを搭載。フォレスターは、総合順位でも2位を獲得しています。
昨今はどのメーカーも、自動ブレーキなどの安全装備を充実させることが、ひとつのムーヴメントとなっています。どのメーカーの安全装備も優れているのですが、ここに「独立行政法人自動車事故対策機構」が2017年に発表したあるデータがあります。
それは『自動車アセスメント評価結果』。いわば、どの自動ブレーキが一番優れているのかというランキングです。テストは「対車両向けの被害軽減ブレーキ」「歩行者向けの被害軽減ブレーキ」「はみ出し警報」「後方視界情報」という4つの性能において試験評価されています。
テストはカテゴリーを区切らず、セダンなども含んだ乗用車全体が対象。そのテストにおいて、SUVでもっとも優れているという評価を得たのは、スバル フォレスターでした。スバルは、アイサイトという安全装備を各メーカーに先駆けて実用化しており、現行モデルにはバージョン3のシステムを搭載。フォレスターは、総合順位でも2位を獲得しています。
2番目に評価を得たSUVは、総合7位のレクサス RX。トヨタ ハリアーのレクサス版ですが、RXには”レクサス・セーフティシステム+”という予防安全技術が標準装備されています。
基本的にはトヨタ車のトヨタ・セーフティ・センスPと同じシステムの“レクサス・セーフティシステム+は、歩行者感知機能付き衝突回避支援やレーダークルーズコントロールなど、4つの予防安全システムを内包しています。
また総合10位には、スズキのクロスオーバー、ハスラーのXターボが入っており、軽自動車と言えども安全性が評価されました。
とはいえ、安全技術は日進月歩。レクサスも先頃、進化版の“レクサス・セーフティシステム+A”を発表したように、安全性に関しては、より新しいほうが有利ということが言えるかもしれません。
基本的にはトヨタ車のトヨタ・セーフティ・センスPと同じシステムの“レクサス・セーフティシステム+は、歩行者感知機能付き衝突回避支援やレーダークルーズコントロールなど、4つの予防安全システムを内包しています。
また総合10位には、スズキのクロスオーバー、ハスラーのXターボが入っており、軽自動車と言えども安全性が評価されました。
とはいえ、安全技術は日進月歩。レクサスも先頃、進化版の“レクサス・セーフティシステム+A”を発表したように、安全性に関しては、より新しいほうが有利ということが言えるかもしれません。
国産SUVを比較|本格的なSUVは手に余る?
SUVの本場であるアメリカでは、日本よりも大きなサイズのモデルが多くあります。アメリカの燃費規制においては、SUVはライトトラックという区分に入り、セダンなどに比べると緩いという事情があります。そのため、ボディサイズの大きいクルマがSUVに多いという背景があります。
全長5.5m、ホイールベース3mを越えるサイズを、北米ではフルサイズとかラージカーと呼びます。こうしたモデルは、日本でも一部のファンに人気がありますが、実際の道路事情を考えると持て余してしまうというのが実際のところです。
とはいえ、3列シートのどの席でもゆったりと座れるSUVが欲しい…というニーズがあるのも確か。そんなユーザー心に沿ったモデルが、マツダ CX-8です。CX-8は、北米用CX-9をベースに日本向けにリメイクしたもの。
取り回しのしやすいよう、全幅はCX-5と同じ1,840㎜に抑えながら、全長は4,900㎜、全高は1,730㎜という余裕のサイズを確保。緊急用や子供用になりがちなサードシートの居住性を十分に考慮した設計になっているのです。
最小回転半径は、5.8mと、ランドクルーザーの5.9mを下回る数値。都市部の密集住宅街などでは切り返しが必要な時もありますが、日常生活で非常に苦労するということはありません。
今回は4つのテーマに沿って、オススメのSUVを紹介しました。かつては非日常の特別なクルマ…というイメージが強かったSUVですが、現代はクルマのスタンダードになりつつあります。走る場所、使い方に多様性を持ったSUVを選ぶことこそ、損をしないクルマ選び術なのかもしれません。
全長5.5m、ホイールベース3mを越えるサイズを、北米ではフルサイズとかラージカーと呼びます。こうしたモデルは、日本でも一部のファンに人気がありますが、実際の道路事情を考えると持て余してしまうというのが実際のところです。
とはいえ、3列シートのどの席でもゆったりと座れるSUVが欲しい…というニーズがあるのも確か。そんなユーザー心に沿ったモデルが、マツダ CX-8です。CX-8は、北米用CX-9をベースに日本向けにリメイクしたもの。
取り回しのしやすいよう、全幅はCX-5と同じ1,840㎜に抑えながら、全長は4,900㎜、全高は1,730㎜という余裕のサイズを確保。緊急用や子供用になりがちなサードシートの居住性を十分に考慮した設計になっているのです。
最小回転半径は、5.8mと、ランドクルーザーの5.9mを下回る数値。都市部の密集住宅街などでは切り返しが必要な時もありますが、日常生活で非常に苦労するということはありません。
今回は4つのテーマに沿って、オススメのSUVを紹介しました。かつては非日常の特別なクルマ…というイメージが強かったSUVですが、現代はクルマのスタンダードになりつつあります。走る場所、使い方に多様性を持ったSUVを選ぶことこそ、損をしないクルマ選び術なのかもしれません。