シートベルトがない車は違法?旧車の法律・車検・後付けまで徹底解説
更新日:2025.09.30
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近年販売されている自動車は、乗用車・商用車を問わず全てシートベルトが標準装備されています。日本では道路交通法により運転中のシートベルト着用が強く義務づけられ、違反すると減点処分の対象にもなります。
しかし一昔前の車には、シートベルトそのものが付いていない車種も存在しました。「シートベルトがない車」に乗ることは今の法律で違法にならないのか?これは旧車愛好家やクラシックカーマニアにとって気になるポイントでしょう。
本記事では、シートベルト未装備の車(旧車やクラシックカー等)の存在と背景、法律上の扱い、車検は通るのか、実際の運用上の注意点やシートベルトの後付け方法まで、幅広く詳しく解説します。
しかし一昔前の車には、シートベルトそのものが付いていない車種も存在しました。「シートベルトがない車」に乗ることは今の法律で違法にならないのか?これは旧車愛好家やクラシックカーマニアにとって気になるポイントでしょう。
本記事では、シートベルト未装備の車(旧車やクラシックカー等)の存在と背景、法律上の扱い、車検は通るのか、実際の運用上の注意点やシートベルトの後付け方法まで、幅広く詳しく解説します。
【旧車・クラシックカー】シートベルト未装備車は本当に存在する
まず、「シートベルトがない車」なんて本当にあるのか?と思う方もいるでしょう。
実は1960年代以前に製造された多くの車には、現在のようなシートベルトが装備されていませんでした。日本においてシートベルトの車両への設置が義務化されたのは1969年4月1日からであり、それ以前に生産された国内の普通乗用車には運転席ですらシートベルトが付いていないものが存在したのです。
具体的には、1969年3月31日以前に製造された車がこれに該当します。
この時代の車には助手席や後部座席のみならず、運転席にもベルトが無いケースがあります。加えて、1969年の義務化当初は運転席のみの規定で、助手席は1973年4月1日から、後部座席は1975年4月1日から順次シートベルト設置が義務化されました。
したがって1970年代前半までの車種では、「助手席にはシートベルトが無い」という状態もあり得ました。クラシックカーの展示会などでシートベルトやヘッドレストが付いていない古い車を目にすることがありますが、そうした車こそまさに当時の法律下で生まれた「シートベルトがない車」の代表例なのです。
なお、バスやトラックなど特殊な車両についても昔はシートベルト未装備のものが存在しましたが、現在では新車で発売されるものは乗用・貨物問わず乗員用ベルトの設置が義務化されています。
つまり、現代においてシートベルトが付いていない車は基本的に年代物の旧車のみと言ってよいでしょう。
実は1960年代以前に製造された多くの車には、現在のようなシートベルトが装備されていませんでした。日本においてシートベルトの車両への設置が義務化されたのは1969年4月1日からであり、それ以前に生産された国内の普通乗用車には運転席ですらシートベルトが付いていないものが存在したのです。
具体的には、1969年3月31日以前に製造された車がこれに該当します。
この時代の車には助手席や後部座席のみならず、運転席にもベルトが無いケースがあります。加えて、1969年の義務化当初は運転席のみの規定で、助手席は1973年4月1日から、後部座席は1975年4月1日から順次シートベルト設置が義務化されました。
したがって1970年代前半までの車種では、「助手席にはシートベルトが無い」という状態もあり得ました。クラシックカーの展示会などでシートベルトやヘッドレストが付いていない古い車を目にすることがありますが、そうした車こそまさに当時の法律下で生まれた「シートベルトがない車」の代表例なのです。
なお、バスやトラックなど特殊な車両についても昔はシートベルト未装備のものが存在しましたが、現在では新車で発売されるものは乗用・貨物問わず乗員用ベルトの設置が義務化されています。
つまり、現代においてシートベルトが付いていない車は基本的に年代物の旧車のみと言ってよいでしょう。
道路運送車両法と道路交通法で読む「シートベルト装着義務」の適用範囲
では、シートベルトが付いていない車に乗ることは法律上どう扱われるのでしょうか。ポイントは2つの法律に分かれます。
1つは車両そのものの基準を定める法律(道路運送車両法に基づく保安基準)、もう1つは運転者や乗員のシートベルト着用を義務付ける法律(道路交通法)です。
まず車両側の法律についてですが、日本の「道路運送車両の保安基準」では1969年4月1日以降に製造された車には運転席へのシートベルト設置を義務付けています。ただし、この保安基準は「車が製造された当時の法律」が適用されるという重要な特徴があります。
つまり発売当時にシートベルト装着義務が無かった車には、後になって義務をさかのぼって適用しないのです。
次にシートベルトの着用義務に関する法律(道路交通法)です。
日本では1985年9月1日からシートベルト着用の義務化が始まり、当初は高速道路・自動車専用道路での運転席および助手席に限って着用が義務付けられました。その後 1986年11月1日から一般道路でも運転席・助手席での着用が義務化され、さらに 2008年6月1日から後部座席についても着用義務が追加されています。
現在ではすべての座席でシートベルト着用が法律上必要です。ただし、違反時の扱いは席によって異なり、運転席・助手席の未着用は運転者に対して違反点数1点の加点(反則金はなし)となりますが、後部座席については高速道路等を走行中のみ取り締まりの対象となります。
それでは「シートベルトがない車」にこの着用義務はどう適用されるでしょうか。当然ながら、もともと物理的にシートベルトが付いていない車両では着用は不可能です。法律上も、製造当時にシートベルト未装備だった車についてはシートベルト着用義務違反の対象外と明記されています。
簡単に言えば、「生産されたときシートベルトが無かった車両」については、現行法でもシートベルトの着用義務が免除されているということです。
1つは車両そのものの基準を定める法律(道路運送車両法に基づく保安基準)、もう1つは運転者や乗員のシートベルト着用を義務付ける法律(道路交通法)です。
まず車両側の法律についてですが、日本の「道路運送車両の保安基準」では1969年4月1日以降に製造された車には運転席へのシートベルト設置を義務付けています。ただし、この保安基準は「車が製造された当時の法律」が適用されるという重要な特徴があります。
つまり発売当時にシートベルト装着義務が無かった車には、後になって義務をさかのぼって適用しないのです。
次にシートベルトの着用義務に関する法律(道路交通法)です。
日本では1985年9月1日からシートベルト着用の義務化が始まり、当初は高速道路・自動車専用道路での運転席および助手席に限って着用が義務付けられました。その後 1986年11月1日から一般道路でも運転席・助手席での着用が義務化され、さらに 2008年6月1日から後部座席についても着用義務が追加されています。
現在ではすべての座席でシートベルト着用が法律上必要です。ただし、違反時の扱いは席によって異なり、運転席・助手席の未着用は運転者に対して違反点数1点の加点(反則金はなし)となりますが、後部座席については高速道路等を走行中のみ取り締まりの対象となります。
それでは「シートベルトがない車」にこの着用義務はどう適用されるでしょうか。当然ながら、もともと物理的にシートベルトが付いていない車両では着用は不可能です。法律上も、製造当時にシートベルト未装備だった車についてはシートベルト着用義務違反の対象外と明記されています。
簡単に言えば、「生産されたときシートベルトが無かった車両」については、現行法でもシートベルトの着用義務が免除されているということです。
シートベルト無しでも車検は通る? 合否ラインを詳しく解説
旧車オーナーにとって気がかりなのが、シートベルトが付いていない車で継続検査(車検)を通せるのかという点でしょう。
結論から言えば、製造時にシートベルトが元々無い車は車検も問題なく合格可能です。前述のように道路運送車両の保安基準では「その車が新車当時に適合していた基準」に基づいて検査が行われます。
したがって、当時の基準でシートベルトの設置義務が無かった車両に現代の基準を適用して不合格にするようなことはありません。
ただし注意していただきたいのは、「元々付いていない車」だから問題ないのであって、本来シートベルトが付いているべき車から取り外した場合は違法になるということです。仮に1970年以降に製造された車でシートベルトを故意に外したりすると、保安基準不適合となり車検には通りません。
逆に、「シートベルト無しでも車検に通るから」といって安全装備を軽視するのは禁物です。シートベルトは乗員の命を守る最も基本的なデバイスの一つであり、その効果は現代の交通事故統計でも明らかです。車検に通るか否かと、安全に公道を走れるかは別問題です。
結論から言えば、製造時にシートベルトが元々無い車は車検も問題なく合格可能です。前述のように道路運送車両の保安基準では「その車が新車当時に適合していた基準」に基づいて検査が行われます。
したがって、当時の基準でシートベルトの設置義務が無かった車両に現代の基準を適用して不合格にするようなことはありません。
ただし注意していただきたいのは、「元々付いていない車」だから問題ないのであって、本来シートベルトが付いているべき車から取り外した場合は違法になるということです。仮に1970年以降に製造された車でシートベルトを故意に外したりすると、保安基準不適合となり車検には通りません。
逆に、「シートベルト無しでも車検に通るから」といって安全装備を軽視するのは禁物です。シートベルトは乗員の命を守る最も基本的なデバイスの一つであり、その効果は現代の交通事故統計でも明らかです。車検に通るか否かと、安全に公道を走れるかは別問題です。
事故リスクと警察対応:シートベルト未装着で走る際の注意点
法律的には問題なくとも、シートベルトが無い車に乗ることのリスクはしっかり理解しておく必要があります。
まずなんと言っても事故発生時の危険性です。
シートベルト未装着だと、急ブレーキや衝突の際に乗員は何の拘束もなく車内で投げ出されてしまいます。その結果、ハンドルやダッシュボードに激突したり、車外に放り出されたりして致命傷を負うリスクが極めて高くなります。
当然ながらシートベルト無しの旧車を運転・同乗する際は最新の注意を払い、通常以上に慎重な運転を心掛ける必要があります。長距離や高速走行は極力避け、どうしても乗る際は低速で近場の移動に留めるなど、安全への配慮が求められます。
次に、道路上で警察に声をかけられる可能性についても触れておきます。
旧車でシートベルト無しのまま走行していると、交通取り締まり中の警察官に停止を求められるケースが稀にあります。しかし、その車が年代的にシートベルト義務化前のモデルであれば法律上問題ないことを説明すれば理解してもらえます。車検証の初度登録年月(年式)を示せばスムーズです。
シートベルト未装着=即違反ではないことをドライバー自身が正しく把握し、万一職務質問を受けた際には落ち着いて事情を説明できるようにしておきましょう。
もう一点、ヘッドレストの未装備についても注意が必要です。
シートベルトと同様、ヘッドレスト(頭の後ろの枕)も1973年6月1日から前席で義務化された経緯があります。古い車にはヘッドレストが無いものも多いですが、これも合法ではあるものの安全上はリスクになります。
追突された際に首を痛める(むち打ちになる)危険が増すため、可能であれば簡易的なヘッドレストパッドを後付けするなどの対策が望ましいでしょう。シートベルト同様、当時基準で合法=安全というわけではない点を改めて認識してください。
まずなんと言っても事故発生時の危険性です。
シートベルト未装着だと、急ブレーキや衝突の際に乗員は何の拘束もなく車内で投げ出されてしまいます。その結果、ハンドルやダッシュボードに激突したり、車外に放り出されたりして致命傷を負うリスクが極めて高くなります。
当然ながらシートベルト無しの旧車を運転・同乗する際は最新の注意を払い、通常以上に慎重な運転を心掛ける必要があります。長距離や高速走行は極力避け、どうしても乗る際は低速で近場の移動に留めるなど、安全への配慮が求められます。
次に、道路上で警察に声をかけられる可能性についても触れておきます。
旧車でシートベルト無しのまま走行していると、交通取り締まり中の警察官に停止を求められるケースが稀にあります。しかし、その車が年代的にシートベルト義務化前のモデルであれば法律上問題ないことを説明すれば理解してもらえます。車検証の初度登録年月(年式)を示せばスムーズです。
シートベルト未装着=即違反ではないことをドライバー自身が正しく把握し、万一職務質問を受けた際には落ち着いて事情を説明できるようにしておきましょう。
もう一点、ヘッドレストの未装備についても注意が必要です。
シートベルトと同様、ヘッドレスト(頭の後ろの枕)も1973年6月1日から前席で義務化された経緯があります。古い車にはヘッドレストが無いものも多いですが、これも合法ではあるものの安全上はリスクになります。
追突された際に首を痛める(むち打ちになる)危険が増すため、可能であれば簡易的なヘッドレストパッドを後付けするなどの対策が望ましいでしょう。シートベルト同様、当時基準で合法=安全というわけではない点を改めて認識してください。
安全重視!旧車へシートベルトを後付けする方法と費用
安全性を高めるために、シートベルトが付いていない車にベルトを後付けできないかと考える方もいるでしょう。技術的には後付け装着は可能なケースが多いです。
例えば古い車でも、車体の頑丈なフレーム部にシートベルト用アンカー(金具)を追加で取り付け、2点式または3点式の汎用シートベルトを固定することで、シートベルトを機能させることができます。
市販されているクラシックカー・旧車向けの汎用シートベルトキット(2点式ラップベルトや3点式巻き取り式ベルトなど)も多数存在し、ネット通販やカー用品店、一部の旧車専門ショップで購入が可能です。
実際、「助手席にシートベルトが無い旧いハイエースにディーラーオプションで後付けしたら、部品代・工賃で約4〜5万円かかった」という事例もあります。費用は車種や工法によりますが、数万円程度の投資でシートベルトが追加できる可能性があります。
しかし、シートベルト後付けには注意すべき点も多いです。最大の懸念は取り付け箇所の強度で、ボディのどこにどのように固定するかによって、いざというとき本来の強度を発揮できない恐れがあります。
例えば薄い床板や弱いピラー部にボルト留めしただけでは、衝突時にその部分が変形・破断してシートベルトごと乗員を抑えきれなくなるリスクがあります。自分でDIYで付けることも不可能ではありませんが、安全装置である以上専門業者に依頼して確実な施工を行うことが望ましいでしょう。
取り付け作業では、車種によっては内装やシートを外し、補強プレートの溶接や穴開け加工が必要になる場合もあります。旧車の場合、メーカー純正の取り付け想定がないため、強度計算や設置位置のノウハウを持つ専門家の判断が重要です。
また、後付けシートベルトが車検で認められるかも気になるところですが、基本的には適切に固定され機能するものであれば問題なく通るケースが多いようです。車検場によっては後付けベルトの固定状況をチェックされることもありますが、「無いよりは有ったほうが安全」という観点で見てもらえるでしょう。
ただし、極端に不安定な取り付け方をしていたり、安全基準を満たさない4点式レーシングベルト(公道走行不可)に交換していると指摘される可能性があります。公道用には2点式または3点式のシートベルトを選び、シートベルト自体も保安基準適合品を用いるようにしてください。
例えば古い車でも、車体の頑丈なフレーム部にシートベルト用アンカー(金具)を追加で取り付け、2点式または3点式の汎用シートベルトを固定することで、シートベルトを機能させることができます。
市販されているクラシックカー・旧車向けの汎用シートベルトキット(2点式ラップベルトや3点式巻き取り式ベルトなど)も多数存在し、ネット通販やカー用品店、一部の旧車専門ショップで購入が可能です。
実際、「助手席にシートベルトが無い旧いハイエースにディーラーオプションで後付けしたら、部品代・工賃で約4〜5万円かかった」という事例もあります。費用は車種や工法によりますが、数万円程度の投資でシートベルトが追加できる可能性があります。
しかし、シートベルト後付けには注意すべき点も多いです。最大の懸念は取り付け箇所の強度で、ボディのどこにどのように固定するかによって、いざというとき本来の強度を発揮できない恐れがあります。
例えば薄い床板や弱いピラー部にボルト留めしただけでは、衝突時にその部分が変形・破断してシートベルトごと乗員を抑えきれなくなるリスクがあります。自分でDIYで付けることも不可能ではありませんが、安全装置である以上専門業者に依頼して確実な施工を行うことが望ましいでしょう。
取り付け作業では、車種によっては内装やシートを外し、補強プレートの溶接や穴開け加工が必要になる場合もあります。旧車の場合、メーカー純正の取り付け想定がないため、強度計算や設置位置のノウハウを持つ専門家の判断が重要です。
また、後付けシートベルトが車検で認められるかも気になるところですが、基本的には適切に固定され機能するものであれば問題なく通るケースが多いようです。車検場によっては後付けベルトの固定状況をチェックされることもありますが、「無いよりは有ったほうが安全」という観点で見てもらえるでしょう。
ただし、極端に不安定な取り付け方をしていたり、安全基準を満たさない4点式レーシングベルト(公道走行不可)に交換していると指摘される可能性があります。公道用には2点式または3点式のシートベルトを選び、シートベルト自体も保安基準適合品を用いるようにしてください。
まとめ:旧車でも安全第一—法的免除と命を守る選択肢
「シートベルトがない車」であっても、日本の法制度上では旧車やクラシックカーに限り合法的に存在します。
1960年代までに製造された一部の車両には元々シートベルトが搭載されておらず、そのような車に現行のシートベルト装着義務は遡及適用されません。したがって、それ自体は違法ではなく車検にも通ります。
しかし、法的に許されているからといってシートベルト未装着のリスクを軽視するのは非常に危険です。交通事故の際、シートベルト有無で生死が分かれることすらあるのは多くの検証で実証済みです。旧車の雰囲気やオリジナル性も大切かもしれませんが、命には代えられません。
旧車オーナーであっても可能であればシートベルトを後付けすることを強く検討すべきですし、どうしても付けられない場合はせめて慎重な運転と安全運転義務の励行によってリスク低減に努めましょう。
最後に、一般のドライバー向けには言うまでもありませんが、現行の車に乗る際は全席で確実にシートベルトを着用してください。後部座席でもシートベルトをする・しないで事故時の被害は大きく異なります。万一シートベルトが壊れてしまった場合も放置せず速やかに修理交換し、常に万全の状態で乗車しましょう。
シートベルトのないクラシックカーにはロマンがありますが、安全あってのカーライフです。法律を正しく理解しつつ、安全第一でドライブを楽しんでください。
1960年代までに製造された一部の車両には元々シートベルトが搭載されておらず、そのような車に現行のシートベルト装着義務は遡及適用されません。したがって、それ自体は違法ではなく車検にも通ります。
しかし、法的に許されているからといってシートベルト未装着のリスクを軽視するのは非常に危険です。交通事故の際、シートベルト有無で生死が分かれることすらあるのは多くの検証で実証済みです。旧車の雰囲気やオリジナル性も大切かもしれませんが、命には代えられません。
旧車オーナーであっても可能であればシートベルトを後付けすることを強く検討すべきですし、どうしても付けられない場合はせめて慎重な運転と安全運転義務の励行によってリスク低減に努めましょう。
最後に、一般のドライバー向けには言うまでもありませんが、現行の車に乗る際は全席で確実にシートベルトを着用してください。後部座席でもシートベルトをする・しないで事故時の被害は大きく異なります。万一シートベルトが壊れてしまった場合も放置せず速やかに修理交換し、常に万全の状態で乗車しましょう。
シートベルトのないクラシックカーにはロマンがありますが、安全あってのカーライフです。法律を正しく理解しつつ、安全第一でドライブを楽しんでください。