ヒストリックランクルがアメリカで急騰中|1,000万円超えも
更新日:2024.09.09
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世界的に流行中のSUVモデル。このSUVという言葉が出来る前は、RV、クロカンなどと呼ばれていましたね。その代表格がトヨタ ランドクルーザーです。日本でも人気の高いモデルですが、北米でもFJ40を中心に、その評価がうなぎ登りのようなのです!
アメリカでFJ40ランクルが高額取引されている事実
現在、世界的に人気カテゴリーとなっているSUVモデル。どのメーカーもプレミアム感を付与したモデルを、各セグメントに投入。かつてのスポーツクーペが担っていたポジションをカバーする車種になったと解釈することもできるでしょう。つまり、現在では若者をはじめ、さまざまな世代に訴求しているのがSUVモデルというわけです。
そのSUVの歴史を紐解けば、アメリカのジープ、イギリスのレンジローバーと並び、トヨタ ランドクルーザーも重要なポジションに位置しています。
ラダーフレーム構造を採用した走破性の高い本格的なモデルであり、過酷な条件下での使用に耐えうる点から世界各国で歴代モデルは評価されてきた、いわば信頼のブランド。アフリカ大陸では、もっとも人気の高いSUVがトヨタ ランドクルーザーなんだとか。
そんなランドクルーザーのヒストリックモデルが、北米で人気が高まっているようなのです。
※画像はランドクルーザー200
そのSUVの歴史を紐解けば、アメリカのジープ、イギリスのレンジローバーと並び、トヨタ ランドクルーザーも重要なポジションに位置しています。
ラダーフレーム構造を採用した走破性の高い本格的なモデルであり、過酷な条件下での使用に耐えうる点から世界各国で歴代モデルは評価されてきた、いわば信頼のブランド。アフリカ大陸では、もっとも人気の高いSUVがトヨタ ランドクルーザーなんだとか。
そんなランドクルーザーのヒストリックモデルが、北米で人気が高まっているようなのです。
※画像はランドクルーザー200
北米でのヒストリックカーの嗜好も変化しつつある!?
アメ車といえば大排気量、V8エンジンのアメリカンマッスルが象徴的な存在であり、世界的にはレースで活躍したシェルビー コブラやマスタング、コルベットといった存在がアメリカンヒストリックカーの定番とされてきました。
もちろんそうしたモデルは現在でも高い人気を誇りますし、高額で取引がなされているのも事実。しかし、そんなヒストリックカーの一角で、旧型のトヨタ ランドクルーザーFJ40の人気が高まっているようなのです。
近年、あるオークションにかけられたFJ40ランクルの平均落札価格は、新車の状態に近いものなら10万5,000ドル(約1,100万円)。最高では、18万ドル近い金額で落札された個体もあったようです。
現在のSUV人気は、そのアクティブに使えるツールとしての魅力も大きなポイント。そうした魅力が多くのカーマニアの心に刺さりだしたということになるのでしょうね。
もし現在FJ40ランクルを所有している方は、大切にしたほうが良いかもしれません。
もちろんそうしたモデルは現在でも高い人気を誇りますし、高額で取引がなされているのも事実。しかし、そんなヒストリックカーの一角で、旧型のトヨタ ランドクルーザーFJ40の人気が高まっているようなのです。
近年、あるオークションにかけられたFJ40ランクルの平均落札価格は、新車の状態に近いものなら10万5,000ドル(約1,100万円)。最高では、18万ドル近い金額で落札された個体もあったようです。
現在のSUV人気は、そのアクティブに使えるツールとしての魅力も大きなポイント。そうした魅力が多くのカーマニアの心に刺さりだしたということになるのでしょうね。
もし現在FJ40ランクルを所有している方は、大切にしたほうが良いかもしれません。
FJ40ランクルとは?
北米を中心に高額取引されているFJ40ランクルは、1960年~1984年の24年もの間生産されたロングライフモデル。前モデルの20型に、北米市場の要求を大きく組み込んだモデルとされています。
その内容は、コラムシフトの採用や、ワイドレシオの3速MT、クルージング性能向上のためにファイナルギアを高めるなど、長距離を高速でクルーズしやすい特性となっています。
余談ですが、日本でも人気の高いFJクルーザーのデザインは、この40型がベースになっています。
このように元来、アメリカ市場向けであったこと、そして無骨でアクティブなイメージを持つエクステリアが、大きく再評価される要因になったのではないでしょうか。
■FJ40型 ランドクルーザースペック
■F型エンジン…水冷直列6気筒 3,878cc(ガソリン)
最高出力…125ps/3,600rpm
最大トルク…29kgm/2,000rpm
■B型エンジン…水冷直列4気筒 2,977cc(ディーゼル)
最高出力…85ps/3,600rpm
最大トルク…20kgm/2,200rpm
■2B型エンジン…水冷直列4気筒 3,168cc(ディーゼル)
最高出力…93ps/3,600rpm
最大トルク…22.0kgm/2,200rpm
■3B型エンジン…水冷直列4気筒 3,431cc(ディーゼル)
最高出力…98ps/3,500rpm
最大トルク…23.0kgm/2,200rpm
その内容は、コラムシフトの採用や、ワイドレシオの3速MT、クルージング性能向上のためにファイナルギアを高めるなど、長距離を高速でクルーズしやすい特性となっています。
余談ですが、日本でも人気の高いFJクルーザーのデザインは、この40型がベースになっています。
このように元来、アメリカ市場向けであったこと、そして無骨でアクティブなイメージを持つエクステリアが、大きく再評価される要因になったのではないでしょうか。
■FJ40型 ランドクルーザースペック
■F型エンジン…水冷直列6気筒 3,878cc(ガソリン)
最高出力…125ps/3,600rpm
最大トルク…29kgm/2,000rpm
■B型エンジン…水冷直列4気筒 2,977cc(ディーゼル)
最高出力…85ps/3,600rpm
最大トルク…20kgm/2,200rpm
■2B型エンジン…水冷直列4気筒 3,168cc(ディーゼル)
最高出力…93ps/3,600rpm
最大トルク…22.0kgm/2,200rpm
■3B型エンジン…水冷直列4気筒 3,431cc(ディーゼル)
最高出力…98ps/3,500rpm
最大トルク…23.0kgm/2,200rpm