ガラスエンジンフード…雹(ひょう)などの日って安全なの?
更新日:2024.09.09
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一部の高級車ではエンジンフードを透明のガラスや樹脂で作り、意図的にエンジンが見えるようデザインされていることがあります。ミドシップレイアウトのフェラーリやランボルギーニなどで多く見られる構造で、車好きとしては外部からエンジンが見えるギミックには心踊らされるものがありますよね。今回は、このエンジンフードの安全性について触れてみたいと思います。雹が降ったり雪が積もったりしても割れたりしないのでしょうか?
- Chapter
- ガラスエンジンフードってどうなの?
- 雹は車の天敵
- 雪にも注意
ガラスエンジンフードってどうなの?
このガラスエンジンフードは、主にクリアエンジンフードやクリアボンネットと呼んだりします。
車の心臓部であるエンジンが外から見えるというのは、非常に格好良いものですよね。ただ、エンジンを保護しているカバーがガラスやプラスチック樹脂というのは、ちょっと心許ない気もしてしまいます。
少しの衝撃が加わっただけで割れてしまいそうですが、そんなことはないのでしょうか?
車の心臓部であるエンジンが外から見えるというのは、非常に格好良いものですよね。ただ、エンジンを保護しているカバーがガラスやプラスチック樹脂というのは、ちょっと心許ない気もしてしまいます。
少しの衝撃が加わっただけで割れてしまいそうですが、そんなことはないのでしょうか?
雹は車の天敵
普段から気にしている人はほとんどいないと思いますが、雹による車の傷・凹みの被害は意外に多く発生しています。ただ、滅多に降ることはありませんし、青空駐車の場合はカバーをかける等の対策しかしようがありません。
小石のような硬い氷が空から勢いよく降って来ればやはりボディへの傷は免れられません。ボディの材質によっては、凹んでしまうこともあります。
さらに致命的なのがガラスです。特に角度が寝ているフロントガラスは衝撃が大きければすぐに割れてしまいます。基本的にガラスエンジンフードも同じ材質なので、割れてしまう可能性があります。
最悪なのはフードが割れて、さらにエンジンに雹が直撃する場合ですね。車のガラスは割れても一気に粉砕はしませんが、雹が高級スーパーカーに直撃するようなシーンは避けたいものです。
小石のような硬い氷が空から勢いよく降って来ればやはりボディへの傷は免れられません。ボディの材質によっては、凹んでしまうこともあります。
さらに致命的なのがガラスです。特に角度が寝ているフロントガラスは衝撃が大きければすぐに割れてしまいます。基本的にガラスエンジンフードも同じ材質なので、割れてしまう可能性があります。
最悪なのはフードが割れて、さらにエンジンに雹が直撃する場合ですね。車のガラスは割れても一気に粉砕はしませんが、雹が高級スーパーカーに直撃するようなシーンは避けたいものです。
雪にも注意
もうひとつ、雹と同様に気を付けたいのが雪です。
車の屋根やボンネットは、ちょっとやそっとの積雪では凹んだりはしません。サンルーフを装備した車やガラスルーフを装着した車でも、それほど簡単に潰れてしまうことはありません。しかし、除雪車が圧雪した重みのある雪などが車上に乗ると、その重みで凹んでしまうことがあるのです。
積雪に耐えることができても、雪の状態や落下の仕方によってはかなりの衝撃が加わります。たとえば屋根に積もった雪は、天気が良くなると屋根を滑るように落ちてきます。これが2階からの雪であればどうでしょうか?
ボディと同じスチール製のエンジンフードやルーフなら、凹んでしまうこともあるでしょう。これが樹脂やガラスだとすれば、ひびが入ったり最悪割れてしまうこともあるかもしれません。
ガラスは基本的に部分的補修ができないので、一面の交換となると修理費用もかなりのものです。積雪地域では駐車位置なども注意が必要です。
車の屋根やボンネットは、ちょっとやそっとの積雪では凹んだりはしません。サンルーフを装備した車やガラスルーフを装着した車でも、それほど簡単に潰れてしまうことはありません。しかし、除雪車が圧雪した重みのある雪などが車上に乗ると、その重みで凹んでしまうことがあるのです。
積雪に耐えることができても、雪の状態や落下の仕方によってはかなりの衝撃が加わります。たとえば屋根に積もった雪は、天気が良くなると屋根を滑るように落ちてきます。これが2階からの雪であればどうでしょうか?
ボディと同じスチール製のエンジンフードやルーフなら、凹んでしまうこともあるでしょう。これが樹脂やガラスだとすれば、ひびが入ったり最悪割れてしまうこともあるかもしれません。
ガラスは基本的に部分的補修ができないので、一面の交換となると修理費用もかなりのものです。積雪地域では駐車位置なども注意が必要です。
ただ、ランボルギーニやフェラーリのような超高級車を所有している人であれば、青空駐車をしている人はまずいないでしょう。屋根付きの駐車場や自宅の車庫に保管しているのが一般的と思われます。盗難やいたずらが怖くて、むき出しの状態ではあまり置いておきたくないですものね。
積雪でも雹でも、一番の解決策はやはり屋内保管に尽きます。せっかくの良い車ですから、取り扱いには気を付けたいものです。
積雪でも雹でも、一番の解決策はやはり屋内保管に尽きます。せっかくの良い車ですから、取り扱いには気を付けたいものです。