ガラスエンジンフード…雹(ひょう)などの日って安全なの?

ランボルギーニ ウラカン ガラスエンジンフード

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一部の高級車ではエンジンフードを透明のガラスや樹脂で作り、意図的にエンジンが見えるようデザインされていることがあります。ミドシップレイアウトのフェラーリやランボルギーニなどで多く見られる構造で、車好きとしては外部からエンジンが見えるギミックには心踊らされるものがありますよね。今回は、このエンジンフードの安全性について触れてみたいと思います。雹が降ったり雪が積もったりしても割れたりしないのでしょうか?
Chapter
ガラスエンジンフードってどうなの?
雹は車の天敵
雪にも注意

ガラスエンジンフードってどうなの?

このガラスエンジンフードは、主にクリアエンジンフードやクリアボンネットと呼んだりします。

車の心臓部であるエンジンが外から見えるというのは、非常に格好良いものですよね。ただ、エンジンを保護しているカバーがガラスやプラスチック樹脂というのは、ちょっと心許ない気もしてしまいます。

少しの衝撃が加わっただけで割れてしまいそうですが、そんなことはないのでしょうか?

雹は車の天敵

普段から気にしている人はほとんどいないと思いますが、雹による車の傷・凹みの被害は意外に多く発生しています。ただ、滅多に降ることはありませんし、青空駐車の場合はカバーをかける等の対策しかしようがありません。

小石のような硬い氷が空から勢いよく降って来ればやはりボディへの傷は免れられません。ボディの材質によっては、凹んでしまうこともあります。

さらに致命的なのがガラスです。特に角度が寝ているフロントガラスは衝撃が大きければすぐに割れてしまいます。基本的にガラスエンジンフードも同じ材質なので、割れてしまう可能性があります。

最悪なのはフードが割れて、さらにエンジンに雹が直撃する場合ですね。車のガラスは割れても一気に粉砕はしませんが、雹が高級スーパーカーに直撃するようなシーンは避けたいものです。
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雪にも注意
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