ランボルギーニおすすめ人気車種7選|ランボルギーニの新車・中古価格はいくら?

ランボルギーニ ウラカン LP610-4

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1970年代、日本でスーパーカーブームが起こりました。火付け役の1台はランボルギーニ カウンタック。それまでの日本車では見たこともないスタイリングと跳ね上げ式のドア(シザースドア)に、多くの人が魅了されました。その後もフェラーリと伍する車両を生み出すランボルギーニの歴史を辿り、特に人気の7車種をご紹介します。

(※本文中の新車/中古車価格は2017年3月時点です)
Chapter
ランボルギーニ社の歴史
猛牛エンブレムの由来は?
ランボルギーニ社の過去の市販車両
ランボルギーニおすすめ人気車種①ウラカン
ランボルギーニおすすめ人気車種②アヴェンタドール
ランボルギーニおすすめ人気車種③ミウラ
ランボルギーニおすすめ人気車種④ガヤルド
ランボルギーニおすすめ人気車種⑤カウンタック
ランボルギーニおすすめ人気車種⑥ムルシエラゴ
ランボルギーニおすすめ人気車種⑦イオタ

ランボルギーニ社の歴史

ランボルギーニ社の設立は1963年、創立者はフェルッチオ・ランボルギーニ氏です。

農家の出身で農耕器具に興味を持ち、機械工学を学んだ後、軍に整備工として登用されました。イタリア敗戦後捕虜となるも、1946年に帰還。その後軍用トラックを民生用に改造し販売、自社開発のトラクター販売、ボイラー販売、エアコン販売と立て続けにビジネスで成功を収め、巨万の富を築きます。

大の車好きであったフェルッチオは、それまでに得た富でエキゾチックカーを購入するようになりますが、満足できる車はありませんでした。

そこで、フェラーリを始め、当時のエキゾチックカーに対抗しうる完璧な自動車を製造し販売するため、自動車業界へ進出します。

そうして出来上がったモデルが、スカリオーネデザインによるボディをまとった350GTVでした。フロントにランボルギーニ社製のV12エンジンを搭載した美しいクーペは、1台のみの生産で、改良型の350GTが1964年から発売されることになります。

猛牛エンブレムの由来は?

ランボルギーニグループでは自動車とトラクターに、デザイン違いの猛牛エンブレムを与えています。このエンブレムの由来は諸説ありますが、初めて採用されたのは350GTVでした。

当時、製造されていたトラクターには、猛牛エンブレムは与えられておらず、1983年ごろに発売されたトラクター(ランボルギーニ1706)が最初だったようです。

エンブレムの歴史を見ると、フェラーリの跳ね馬エンブレムに対抗する猛牛説が一番説得力があるように感じます。さらに、フェルッチオ・ランボルギーニ氏の農家出身の誇り、トラクター製造の誇り、スポーツカー業界への反発心など多くの想いが込められたデザインなのでしょう。

ランボルギーニ社の過去の市販車両

これまでランボルギーニ社が世に送り出した車両は大きく分けると、グランツーリスモ、スポーツカー、オフロード4WDの3タイプです。

グランツーリスモは、350GT(1964~66年)、400GT(1966~68年)、イスレロ(1968~70年)、エスパーダ(1968~78年)、ハラマ(1970~76年)、そしてV8エンジンのウラッコ(1973-79年)。

スポーツカーは、V12搭載車がミウラ(1966~73年)、カウンタック(1971~90年)、ディアブロ(1990~2001年)、ムルシエラゴ(2001~10年)、レヴェントン(2007~09年/20台)、ヴェネーノ(2013年/12台)。V8/10搭載車は、シルエット(1976~79年)、ジャルパ(1981~89年)、ガヤルド(2003~13年)。

現行のV12搭載車はアヴェンタドール(2011年~)、V10はウラカン (2014年~)です。

意外な、オフロード4WDは、LM002(1986~93年)というモデルで、エンジンはカウンタック同様のV12が搭載されていました。

そんなランボルギーニ社の人気モデル7車種を紹介します。

ランボルギーニおすすめ人気車種①ウラカン

ウラカンは、現行のV10エンジン搭載車です。クーペとスパイダーのラインナップで、駆動方式はFRと4WD、全車に右ハンドルの設定があります。

エンジンはハイオク仕様で、最高出力610HP(618ps)、最大トルク560Nm(57.1kgm)を発生。0-100km/hは3.2秒、パワーウエイトレシオは2.33kg/HP、最高速度は公称325km/h以上です。燃費は総合で17mpg(約7.2km/L)と、スポーツカーとしては良好です。

年間想定維持費は,、燃料費9万5,000円(5,000km走行、ハイオク136円/Lの場合)。ディーラーによると標準タイヤの交換は1台分35万円~、法定整備費用が20万円程度とのこと。

車両本体価格は、クーペが2,535/2,971万円(FR/4WD)、スパイダーが2,788/3,268万円(FR/4WD)です。中古車相場は新車価格と大差なく最安値は2,488万円でした。

ランボルギーニおすすめ人気車種②アヴェンタドール

V12エンジンを搭載した2017年最新のランボルギーニ社のフラッグシップモデルです。

ボディタイプはクーペとロードスターが用意され、駆動方式は4WD。 エンジンはハイオク仕様で、SVクーペに搭載されるエンジンは最高出力750HP(760ps)、最大トルク690Nm(70.36kgm)を発揮し、0-100km/hは2.8秒。パワーウエイトレシオ2.03kg/HPで、最高速度は公称350km/h以上です。燃費が総合で13mpg(約5.5km/L)なのも頷けます。

年間の想定維持費は、燃料代12万4,000円(5,000km走行、ハイオク136円/Lとした場合)、タイヤ交換は1台分50万円以上、法定点検はウラカンと変わりなく20万円程度です。

新車価格は、クーペが4,317.2万円、SVクーペが4,932.5万円、ロードスターが4,793.5万円、SVロードスターが5,239万円。中古者相場は最安値で3,680万円です。

ランボルギーニおすすめ人気車種③ミウラ

ミウラはランボルギーニ車初のV12搭載ミッドシップカーです。

ベルトーネ社がデザインしたエクステリアは、同社でもっとも美しい自動車と評されることも。総生産台数は750台程度といわれ、すでにコレクターズアイテムとなっており、オークションでの相場は2億円以上だそうです。

ランボルギーニおすすめ人気車種④ガヤルド

2003年より販売されたガヤルドは、ランボルギーニ車で最も多く生産されました。

量産効果も高く、ディーラーによれば品質が一定のため故障も少なく、乗りやすいランボルギーニ車とのこと。 新車価格はベーシックなLP550-2で2,364万9,150円。中古社相場は1,475万~1,888万円です。

ランボルギーニおすすめ人気車種⑤カウンタック

カウンタックは、日本にスーパーカーブームを巻き起こした1台です。

ドラマ、映画、漫画にと大活躍しました。ガルウイングドア(ランボルギーニではシザースドア)を広く世に知らしめた1台です。 カウンタックは、約20年に渡って生産され、ランボルギーニ車で生産期間が最長のモデルです。

ランボルギーニおすすめ人気車種⑥ムルシエラゴ

ランボルギーニ ムルシエラゴは、ディアブロの後継車で、2001年から2010年までランボルギーニ車のフラッグシップモデルでした。

アウディ傘下になって初めて発売された車種です。駆動方式は4WDのみで、方式はアウディ傘下ながらシンプルなビスカスカップリング式センダーデフ方式でした。新車価格はLP640で3,850万円。中古車相場は2,000万~3,000万円です。

ランボルギーニおすすめ人気車種⑦イオタ

ランボルギーニ イオタは、ミウラをベースに制作された実験用車両で、1台のみ製造されました。その存在が知られたことでランボルギーニ車がミウラをベースに制作した純正レプリカモデル(ミウラSVJ)が世界に10数台程度存在するとされます。オークションでの価格は約3億円です。
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