ボクスター981と718の違いを徹底比較!何がどう変わった?
更新日:2024.09.09
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ポルシェが販売するオープンモデル「ボクスター」。先代モデルの981型は2012年に登場し、わずか4年で718型が登場しました。海外メーカーとしては短期間でのモデルチェンジでした。デザイン的にもほとんど変わらなかったこともあり、981型と718型の区別は、好きな人でなければ難しいかもしれません。981型から718型へ、一体何が変わったのでしょうか?
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いつもCarMeをご覧いただき誠にありがとうございます。
一部記事の内容に誤りがありました。
読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
(2017年4月10日)
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(2017年4月10日)
ボクスターとは?
ボルシェ ボクスターは、ソフトトップを持つオープンタイプのスポーツカーです。名前の由来は、"ボクサーエンジン"と"スピードスター"の造語です。
初代モデルが登場したのは1996年。フロントエンジン+トランスアクスルという凝ったレイアウトを持つ968の後継として、ポルシェのエントリーモデルとして世に送り出されました。その歴史は約20年とまだまだ浅いモデルですが、安定した人気でポルシェ社のなかでも重要な役割を担っています。
ちなみに同じエンジンを搭載するケイマンは、このボクスターをベースに開発したクーペモデルです。
ボクスター系の駆動方式はMRで、スポーツカーの素性という観点からは、RRの911よりもボクスター系のほうが有利なのです。
初代モデルが登場したのは1996年。フロントエンジン+トランスアクスルという凝ったレイアウトを持つ968の後継として、ポルシェのエントリーモデルとして世に送り出されました。その歴史は約20年とまだまだ浅いモデルですが、安定した人気でポルシェ社のなかでも重要な役割を担っています。
ちなみに同じエンジンを搭載するケイマンは、このボクスターをベースに開発したクーペモデルです。
ボクスター系の駆動方式はMRで、スポーツカーの素性という観点からは、RRの911よりもボクスター系のほうが有利なのです。
ボクスター 981
ボクスター 718
モデルチェンジで何が変わった?
981型から718型への変更は、「ビッグマイナーチェンジ」という言葉がよりしっくりくるかもしれません。内外装や足回り、ステアリングなど、いくつかの変更点がありますが、一番の違いはエンジンです。
981型の自然吸気水平対向6気筒に対して、718型のエンジンは、近年の欧州車によく見られるダウンサイジングターボ。それも2気筒を削った水平対向4気筒。4年という短期間で718型を登場させたのは、このダウンサイジングターボを搭載するためだったと言えましょう。
排気量は、981型の2.7Lと3.4Lに対して、現行モデルでは2.0Lと2.5Lに縮小。出力は、981型は2.7Lモデルが265ps、3.5Lモデルが315ps。718では2.0Lで300ps、2.5Lモデルでは350psと、ターボ過給によって排気量を補う以上のパワーを発生しています。
981型の自然吸気水平対向6気筒に対して、718型のエンジンは、近年の欧州車によく見られるダウンサイジングターボ。それも2気筒を削った水平対向4気筒。4年という短期間で718型を登場させたのは、このダウンサイジングターボを搭載するためだったと言えましょう。
排気量は、981型の2.7Lと3.4Lに対して、現行モデルでは2.0Lと2.5Lに縮小。出力は、981型は2.7Lモデルが265ps、3.5Lモデルが315ps。718では2.0Lで300ps、2.5Lモデルでは350psと、ターボ過給によって排気量を補う以上のパワーを発生しています。
エンジンスペックの違い
さらに718型のダウンサイジングターボは、2,000rpmに満たない回転域で、最大トルクを発揮することができます。細かい仕様変更に気が付かなくても、乗り比べればその差は歴然としています。
この低速トルクは、ツインスクロールターボの特徴でもあり、一番恩恵が感じられる部分でもあります。
エンジンスペックは確かに先代よりも刺激的になっていますが、その一方でダウンサイジングされ4気筒になったエンジンは水平6気筒に比べれば、スムーズさやサウンドでは劣っているという声も少なからずあります。先代の981型のほうが官能的だったとよく言われていますね。
絶対的な速さだけでなく、エンジンのフィーリングも大事という人にとっては、981型もまだまだ魅力のあるボクスターであるといえましょう。
この低速トルクは、ツインスクロールターボの特徴でもあり、一番恩恵が感じられる部分でもあります。
エンジンスペックは確かに先代よりも刺激的になっていますが、その一方でダウンサイジングされ4気筒になったエンジンは水平6気筒に比べれば、スムーズさやサウンドでは劣っているという声も少なからずあります。先代の981型のほうが官能的だったとよく言われていますね。
絶対的な速さだけでなく、エンジンのフィーリングも大事という人にとっては、981型もまだまだ魅力のあるボクスターであるといえましょう。
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