70系〜150系まで…ランクルプラドはどのように変わってきた?

1990年の誕生以来、常に高い人気をキープしているミッドサイズSUVといえば、ランドクルーザープラドです。もともとは直4を搭載したランクルの軽量ライトデューティーモデルでしたが、1985年に乗用のワゴンモデルを追加してからは、状況は一変。当時好敵手だった三菱 パジェロの対抗車として進化し、今ではオンオフこなせるオフローダーから発展したクロスSUVとなっています。そんなプラドの歴史を辿ってみましょう。

Chapter
前身はランドクルーザー70 ワゴン(1985〜1990年)
初代70系ランドクルーザープラド(1990年4月〜1996年5月)
2代目90系ランドクルーザープラド(1996年5月〜2002年10月)
3代目120系ランドクルーザー プラド(2002年10月 - 2009年9月)
4代目150系ランドクルーザー プラド(2009年9月〜)
そろそろ次期新型プラドの登場か!?

前身はランドクルーザー70 ワゴン(1985〜1990年)

ランドクルーザー70 ワゴン

ランドクルーザープラドの登場は1990年ですが、その源流は1985年に発売されたランドクルーザー70 ワゴンです。

それまでのランドクルーザーはバンが主体で、大排気量エンジンを搭載しながら貨物自動車登録。自動車税の節税になっていました。

一方、ランドクルーザー70 ワゴンは小排気量の2.4Lのディーゼルターボを搭載。ボディタイプもワゴンのみで、ランクル史上初の5ナンバー車です。屋根もバンには設定のあったソフトトップ(幌)を設定せず、メタルハードトップのみです。

初代70系ランドクルーザープラド(1990年4月〜1996年5月)

ランドクルーザープラド 初代70系

初めて「プラド」を名乗った車種が、ランドクルーザー70 ワゴンです。もっと正確に言えば、1990年4月にショートホイールベース、3ドアのみのランドクルーザー70 ワゴンにロングホイールベースの5ドアワゴンを追加。

これを機にランドクルーザーのワゴンモデルに、「プラド」のサブネームが与えられることになりました。

以後、プラドは70系から独立し、独自の進化を歩みます。従来からの3ドア車は2列シートの5人乗り。追加された5ドア車は3列シートの8人乗りです。

ランドクルーザー70 ワゴンを含め、プラドは当時大人気だった三菱 パジェロに対抗するべく投入された車種です。

パジェロが乗用車のコンポーネントを使用していることに倣ったのか、当初は70系ランクルのシャーシにハイラックスの2.4Lディーゼルターボエンジンを搭載。1993年のマイナーチェンジで、3.0Lディーゼルターボに変更されました。


次ページ
2代目以降はこちらへ