ボルボが世界一安全な車と称される理由
更新日:2024.09.12
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ボルボ車のイメージは?と聞かれたら、すぐに「安全」の二文字が思い浮かぶ人も少なくないでしょう。1927年に市販車第一号を発売してから90年。ボルボ社は一貫して「ボルボ設計の基本は常に安全でなければならない」という理念のもと、安全装備の開発、事故調査の実施と設計へのフィードバックを行うなど、車の安全性開発において世界をリードし続けてきました。
ボルボがいち早く実用化してきた安全装備はこんなにある!
安全装置の基本ともなる「3点式シートベルト」もボルボが1959年に実用化を果たした装備です。ボルボが開発、特許を取得した安全技術ですが、一人でも多くの命を救いたいという願いから、ボルボはこの特許を無償で公開し、世界全ての自動車メーカーが装備できるようにしました。
このことだけでもボルボの安全へのこだわりがとても良くわかりますね!
現在では、どんな車にも当たり前のように装着されている3点式シートベルトをはじめ、数多くの安全装備を開発、実用化してきた経緯があります。
このことだけでもボルボの安全へのこだわりがとても良くわかりますね!
現在では、どんな車にも当たり前のように装着されている3点式シートベルトをはじめ、数多くの安全装備を開発、実用化してきた経緯があります。
ボルボが開発・実用化してきた安全装備の数々
1944年 セーフティケージ構造の採用/強化合わせガラス
1954年 フロントウィンドーデフロスター
1956年 フロントウインドー シールドウォッシャー
1959年 3点式フロントシートベルト
1960年 衝撃吸収インストルメントパネル
1966年 ダブルトライアングルブレーキシステム/クランプル・ゾーン(衝撃吸収前後ボディ構造)
1967年 後席3点式シートベルト
1968年 フロントヘッドレスト
1972年 チャイルドシート
1974年 衝撃吸収式ステアリング/衝撃吸収式バンパー
1982年 サブマリニング現象防止構造の採用/広角リアビュードミラー/リアフォグライト
1984年 ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
1987年 運転席エアバッグ
1991年 SIPS(側面衝撃吸収システム)開発
1992年 助手席エアバッグ
1994年 SIPSバッグ(サイドエアバッグ)
1954年 フロントウィンドーデフロスター
1956年 フロントウインドー シールドウォッシャー
1959年 3点式フロントシートベルト
1960年 衝撃吸収インストルメントパネル
1966年 ダブルトライアングルブレーキシステム/クランプル・ゾーン(衝撃吸収前後ボディ構造)
1967年 後席3点式シートベルト
1968年 フロントヘッドレスト
1972年 チャイルドシート
1974年 衝撃吸収式ステアリング/衝撃吸収式バンパー
1982年 サブマリニング現象防止構造の採用/広角リアビュードミラー/リアフォグライト
1984年 ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
1987年 運転席エアバッグ
1991年 SIPS(側面衝撃吸収システム)開発
1992年 助手席エアバッグ
1994年 SIPSバッグ(サイドエアバッグ)
救急車より早い!? スウェーデン本社に常駐の「事故調査隊」がすごすぎる
ボルボの交通事故調査活動は、ボルボが開発した3点式シートベルトをフロントシートに標準装備し、負傷者の減少について調査した1960年代初頭から始まりました。
1966年、1年に渡りスウェーデンでボルボ車が関与したすべての事故について調査がなされた結果、3点式シートベルトによって負傷者が50%も減少したことが判明しました。
そこで、ボルボは事故の際、車と乗員に何が起きたのかを知ることが製品開発の上で重要であると実感したのです。
その後、1970年に自動車メーカーとして、初めて事故調査隊を結成。こちらの調査隊では、スウェーデンのイエテボリから半径100キロ圏内で発生するボルボ車が関与したすべての事故について調査・分析し、交通事故と当事者だけでなく警察・救急医療機関・保険会社へのインタビューデータを蓄積しています。
100億円を投じて設計されたセーフティセンターで、事故を完全に再現したうえで事故の原因を追求し、ボディ構造の研究に役立てているとのこと。これまで4万件近くに及ぶ実際に起こった事故に関する調査・研究を行っています。
以上のように、ボルボは、安全装備の開発や事故調査の実施、設計へのフィードバックなど、車の安全性開発において、世界をリードした取り組みを行っています。こうした取り組みが、車の安全性能の向上に結びつき、ユーロNCAPでもボルボ車は高く評価されています。
今後のさらなる進化に期待ですね!
1966年、1年に渡りスウェーデンでボルボ車が関与したすべての事故について調査がなされた結果、3点式シートベルトによって負傷者が50%も減少したことが判明しました。
そこで、ボルボは事故の際、車と乗員に何が起きたのかを知ることが製品開発の上で重要であると実感したのです。
その後、1970年に自動車メーカーとして、初めて事故調査隊を結成。こちらの調査隊では、スウェーデンのイエテボリから半径100キロ圏内で発生するボルボ車が関与したすべての事故について調査・分析し、交通事故と当事者だけでなく警察・救急医療機関・保険会社へのインタビューデータを蓄積しています。
100億円を投じて設計されたセーフティセンターで、事故を完全に再現したうえで事故の原因を追求し、ボディ構造の研究に役立てているとのこと。これまで4万件近くに及ぶ実際に起こった事故に関する調査・研究を行っています。
以上のように、ボルボは、安全装備の開発や事故調査の実施、設計へのフィードバックなど、車の安全性開発において、世界をリードした取り組みを行っています。こうした取り組みが、車の安全性能の向上に結びつき、ユーロNCAPでもボルボ車は高く評価されています。
今後のさらなる進化に期待ですね!