18年ぶりに復活したV90!なぜ復活したのか?

ボルボのフラッグシップワゴンV90が復活し、2017年春には日本上陸予定とのこと。昨年は、前年比7.8%増の販売となり、たたみ掛けるように攻勢をかけてきたボルボ。V90を復活させたワケとは…!?

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復活したボルボ「90」シリーズ
強力なエクステリアとパワーユニットを得たV90
何故今、V90なのか…!?

復活したボルボ「90」シリーズ

V90

V90に触れる前に、ボルボとステーションワゴンに触れなければなりません。

その歴史は、1940年代までさかのぼります。モデルは、1946年にデビューしたPV444をベースにしたPV445。1949年から1953年にかけて製造されたPV445は、小型貨物、バン、エステートなどのボディがありました。

このPV445を基本に生産された高級バージョンがPV445デュエットで、これが今日のボルボ製ステーションワゴンの原型になったモデルです。

その後、P120アマゾンとの兄弟車P210、同じくP220、アマゾンのシャシーに現代的なボディを架装した145、ロングセラーモデルの240シリーズ、ツーリングカーレースで活躍した700シリーズなど、ボルボのラインナップには常にステーションワゴンが用意されていました。

今回復活したV90の祖は、1990年に登場した960シリーズ。1996年から始まったボルボの名称変更によって、セダンにはS、エステート(ステーションワゴン)にはVの文字をおごることになりました。

搭載するエンジンは、最高出力200ps、最大トルク27.2kgmを発揮する3.0L直列6気筒。駆動方式はFR。そのアピアランスは、皆さんが想像するボルボそのもので、見るからに頑丈そうな角ばった車、といった風情でした。

ちなみに、このFRのS90/V90は生産期間が1997〜1998年と短く、希少性の高いモデルとなっています。

さて、時を経て2017年に姿を現したS90/V90は、ボルボのフラッグシップモデル…という点を除いては、当然ながらまったくの別物。かつてのそれとは大きく姿を変え、欧州車の色気を備えたモデルへと変貌を遂げています。

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強力なエクステリアとパワーユニットを得たV90