2016年、最もカラーデザインが良かった車は?「ロードスターRF」グランプリ受賞!

オートカラーアウォード2016受賞車(ロードスター)

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クルマ好きなら各種「カー・オブ・ザ・イヤー」は網羅していると思いますが、クルマの賞というものはいろんなものがあるようです。

「オートカラーアウォード」と聞いて、聞きなれない賞だと思った方も多いかもしれませんが、その2016年度グランプリは、マツダ ロードスターRFが受賞しました!
Chapter
オートカラーアウォードとは何か?
どんなカラーのクルマが受賞できる?
カラーアウァード2016、特別賞の皆様

オートカラーアウォードとは何か?

一言で言えば「クルマのカラーマッチング賞」とでも言うべき「オートカラーアウォード2016」は、総合的に見てもっとも優れたクルマのカラーデザインに対して毎年選考されています。

主催は、カラーデザインの向上と、豊かな色彩生活を目指し活動する、一般社団法人 日本流行色協会(以下、JAFCA)により行われています。

1953年(昭和28年)に設立されて以降、長い歴史を紡いできたJAFCAは、クルマ対しても優れたカラーデザインを選考するようになり、1998年以降グランプリ、およびファッションカラー賞または特別賞の受賞車が生まれてきました。

当初は四輪自動車のみでしたが、2014年以降は対象を「車両」に拡大したため、二輪車のエントリーも可能になっています。

どんなカラーのクルマが受賞できる?

過去のグランプリ受賞車”を見ると、そのクルマが紹介される時に引用される事の多いボディカラーがズラリと並んでおり、カラフルな特別仕様車が頻繁に設定された日産 K12マーチなど3回も受賞しています。

2014・2015年はハスラーとアルトラパンがスズキが2年連続受賞していますが、その決め手はそれぞれ3色の代表的なカラーコーディネートです。

とはいえオシャレなカラーであれば何でも良いというわけではなく、2008年にはホンダ FCXクラリティのスターガーネットメタリック(ボディカラー)/ウォームグレー(インテリア)が受賞していますが、新しい「エコ」カラーの方向性を示唆した、がその理由になっています。

つまり、単に良い色良いクルマというわけではなく、「その色がそのクルマを表している」事も非常に重要な要素なようです。

カラーアウァード2016、特別賞の皆様

ちなみに2016年は他に2台が特別賞を受賞しています。

1台はバレンシアレッドパール(ボディカラー)/レッド(インテリア)およびヌーベルブルーパール(ボディカラー)/オーキッド(インテリア)の2通りがノミネートされたホンダ NSX。

受賞理由は以下の通り。
"●思わず足を止めて見てしまうような、存在感のある色。色の力を感じるカラーデザインである。
●陰影へのこだわりが日本的であり、日本人デザイナーの感性が生きている。
●ヌーベルブルーパールは、手の届かない空の青を間近で見るような美しさを実現している。"
JAFCA公式HPより)

そういえば高くて手が届かないクルマだしな…と、色とは全く関係の無い事を考えてしまいます。しかし、高級車やスーパーカーというのはそれでいいのかもしれません。
もう1台の受賞車は二輪車で、ヤマハ XSR900とビーノデラックスの各カラー。

ヤマハの持つ楽器の技術により、クラフトのようなデザインで注目された。「クラフト」は今の時代のキーワードと言え、楽器のようにひとつひとつの手作り感、クラフトマンシップを感じさせる評価のようですね。

性能やフィーリングを重視しがちなクルマ好きとはまた違った観点からクルマを見る事ができるオートカラーアウォード、来年はどんなクルマが受賞するかと考えていると、今後デビューするクルマを見る楽しみが増えるかもしれませんね。
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