世代を超えて愛されるトヨタ 86(ハチロク) その軌跡と本質に迫る

トヨタ ハチロク

スポーツカー好きなら誰もが知っているトヨタの86(ハチロク)。

「頭文字D」と共に知名度の高く多くの方の青春を形づくったスポーツカーです。中古車市場でも根強い人気がありますが、大体の値段はどれくらいなのでしょうか?86(ハチロク)の燃費やインテリア(内装)、スペックに触れながら、86(ハチロク)の人気の秘訣に迫ります。

トヨタ 86(ハチロク)誕生の軌跡

現代の86(ハチロク)は2007年頃から開発が始まりました。

2007年、2009年の東京モーターショーにコンセプトモデルを出展し、2011年12月の東京モーターショーで市販仕様車「86(ハチロク)」を出品。

翌2012年2月に正式に発表し同年に発売となりました。MR-S以来絶えていたトヨタのスポーツカーが5年ぶりに「小型FRスポーツ」として復活したことでAE86ファンはもちろん、FR車好きなユーザーや自動車業界も大きな盛り上がりを見せました。ちなみに、86(ハチロク)は双子車であるスバル BRZと同様、富士重工の群馬製作所本工場にて製造されています。

トヨタは、86(ハチロク)を販売すると同時にスポーツカー文化を育てることも企てており、86(ハチロク)の発表と同時に「86スポーツカーカルチャー構想」として7つのプロジェクトを発表。単にハードとしてのスポーツカーを世に送り出すだけではなく、スポーツカーを一つの「文化」としてとらえ、文化育成活動を積極的にすすめているのもさすがトヨタといったところです。

AE86(ハチロク)から受け継がれる意思

頭文字Dでも取り上げられ、特に40-50代の青春を形作る一台ではないでしょうか。

このAE86、最大の特徴は軽重量FR(フロントエンジン・リアドライブ)!軽量でありながらも、FFに比べ加速しやすくハンドリングに優れたFRの魅力を教え続けてくれるのです。

更に、パーツが豊富なのも外せないポイントですよね!高価格であるスポーツカーの中でも、現在の物価でも200万円前後と割と手に入りやすかった86(ハチロク)。

カスタマイズを気軽にできて、オンリーワンの1台を作り出せるのは、この上ない楽しみです。

AE86の人気さは、販売終了後に中古車が足りなくなると、海外から逆輸入して日本用に作り変えて販売された、というエピソードが残っているほど。根強いファンに支えながら、多くの人の人生に寄り添ってきた車がAE86なのです。

そこで、86(ハチロク)は、まるで若者の車離れに警笛を鳴らすかのように、スポーツカーの魅力をもう一度広めるために現在に生まれ変わった車種なのです。

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トヨタ 86(ハチロク)のグレード構成