買って分かった!クリーンディーゼルのメリットと知っておきたい事とは?

マツダ デミオ 2016

今回は、クリーンディーゼルについてご紹介します。

 今やクリーンディーゼルと言えば時代のトレンドです。かつてのディーゼルとは異なり排ガスもクリーンで音も静か、メルセデス・ベンツやBMWといったハイエンド輸入車モデルがこのマーケットを開拓し、マツダのスカイアクティブディーゼルによって国産車にも広がりを見せました。

コンパクトカーからセダン、ステーションワゴン、SUVと様々なラインナップで身近な存在となったクリーンディーゼルエンジンについて、実際に購入したマツダ 4代目デミオXD(LDA-DJ5AS )を通してわかったメリットと購入前に知っておきたい事をレポートします。

Chapter
クリーンディーゼルとは
ディーゼルとクリーンディーゼルの違い
4代目マツダ デミオXDのクリーンディーゼルモデルは秀逸コンパクトカー
4代目マツダ デミオXDのクリーンディーゼルモデルは軽井沢への上り路面もスイスイ!
イチバン気になる!クリーンディーゼルの燃料費とその他の費用
クリーンディーゼル車を購入する前に知っておきたい知識

クリーンディーゼルとは

そもそもディーゼルエンジンとは、ガソリンではなく軽油を燃料とするエンジンのことを言います。ガソリンエンジンは点火プラグで着火するのに対して、ディーゼルエンジンは点火装置を必要とせず、圧縮されて高温になった空気に直接燃料を噴射し、燃料の自己着火により燃焼させるということも特徴のひとつです。

ディーゼルエンジンの方が、大きなエンジンをつくりやすい、燃料代が安く燃費性能にも優れている、クルマの維持費を抑えられるなど多くのメリットがありますが、不完全燃焼が起こりやすく、窒素酸化物や粒子状物質などの大気汚染ガスが出やすいということがデメリットでした。

そのため、2000年代に入ってから、排出ガスによる大気汚染が問題視されるようになり、2003年には「ディーゼル車規制条例」が制定。この条例の基準を満たさないディーゼル車の走行を禁止されるなど、ディーゼル車の規制強化が行われました。この環境問題に配慮した新たなディーゼルエンジンとして、クリーンディーゼルエンジンが誕生したのです。

ディーゼルとクリーンディーゼルの違い

環境問題に対応する形で誕生したクリーンディーゼルエンジン。従来のディーゼルエンジンとの大きな違いは、コモンレールシステムという燃料噴射システムを搭載していることです。このコモンレールシステムを搭載したことで、ポンプよりも高い圧力をかけることができるようになりました。それを電子制御することで、完全燃焼に近づけることを実現。

これにより不完全燃焼が原因で排出されていたススや排気ガスを抑えることに成功し、ディーゼルエンジンの大きなデメリットであった有害物質を排出するという問題をクリアしたのです。また、尿素SCRシステムや微粒子捕集フィルターといった窒素酸化物や粒子状物質の排出を抑える工夫も施されています。

尿素SCRシステムは、窒素酸化物とアンモニアを化学反応させることで窒素酸化物を浄化させることができ、エンジンから排出される排気ガスを微粒子捕集フィルターでろ過することで、排出される粒子状物質の量を抑えることが可能となっています。このような新しいシステムを導入することで、クリーンディーゼルエンジンは従来のディーゼルエンジンのデメリットとなっていた環境面の課題を克服しています。

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