ホイールベースが長い国産車5選!!ホイールベースは長いほど乗り心地が良い!?
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
ホイールベースとは車両の前輪と後輪の軸(中心)間の距離を表し、日本語では軸距と呼ばれます。一般的にはホイールベースが長いと、前後方向の揺れ(ピッチング)と蛇行(ヨーイング)が抑えられ、室内空間(室内長)を大きく取れるというメリットがあります。
では、そんなホイールベースが長~い国産車にはどんなものがあるのでしょうか?5車種をピックアップし、今、一番売れている国産コンパクト「トヨタ アクア」とも比較してみました。
【参考】アクア:全長3,995mm、ホイールベース2,550mm、最小回転半径4.8m
では、そんなホイールベースが長~い国産車にはどんなものがあるのでしょうか?5車種をピックアップし、今、一番売れている国産コンパクト「トヨタ アクア」とも比較してみました。
【参考】アクア:全長3,995mm、ホイールベース2,550mm、最小回転半径4.8m
ホイールベースが長い国産車① トヨタ センチュリー(現行モデル)
【全長】5,270mm 【ホイールベース】3,025mm 【最小回転半径】5.7m
トヨタ自動車から発売されている高級乗用車。政治家の方、企業の社長・重役の方など偉い方が運転手付きで乗っている車というイメージですね。元々は官公庁や企業などの社用車として企画されたため、後部座席空間は快適性を重視した作りとなっています。
対アクアで全長は+1m27cmもありますが、トランク部分の長さ等が意外とあるため、ホイールベースは+48cmにとどまっています。そのせいもあってか、見た目はとても大きく、取り回しが悪そうに見えるにもかかわらず、最小回転半径は普通の3ナンバーセダン並の5.7m。
トヨタ自動車から発売されている高級乗用車。政治家の方、企業の社長・重役の方など偉い方が運転手付きで乗っている車というイメージですね。元々は官公庁や企業などの社用車として企画されたため、後部座席空間は快適性を重視した作りとなっています。
対アクアで全長は+1m27cmもありますが、トランク部分の長さ等が意外とあるため、ホイールベースは+48cmにとどまっています。そのせいもあってか、見た目はとても大きく、取り回しが悪そうに見えるにもかかわらず、最小回転半径は普通の3ナンバーセダン並の5.7m。
ホイールベースが長い国産車② 日産 シーマ(現行モデル)
【全長】5,120mm 【ホイールベース】3,050mm 【最小回転半径】5.8m
日産より発売されている高級セダン。過去に販売されていた「セドリック」「グロリア」の上級仕様として発売されました。現行モデルは2012年より販売の5代目のモデルにあたり、三菱自動車にディグニティとしてOEM供給もされています。
対アクアで全長は+1m12cm、ホイールベースは+50cmと比較的センチュリーに近いですが、最小回転半径は5.8mと少々大きい部類に入ってきます。
日産より発売されている高級セダン。過去に販売されていた「セドリック」「グロリア」の上級仕様として発売されました。現行モデルは2012年より販売の5代目のモデルにあたり、三菱自動車にディグニティとしてOEM供給もされています。
対アクアで全長は+1m12cm、ホイールベースは+50cmと比較的センチュリーに近いですが、最小回転半径は5.8mと少々大きい部類に入ってきます。
ホイールベースが長い国産車③ レクサス LS(ロングボディ/現行モデル)
【全長】5,210mm 【ホイールベース】3,090mm 【最小回転半径】5.9m
トヨタ自動車が展開する高級車ブランドレクサスのフラッグシップモデルとして販売されています。今回ご紹介するロングホイールなモデルは、LS600hL/LS460Lなど、車種名の最後にLが付くロングボディーモデルで、通常ボディに対して全長が12cm、それに伴い室内長も最大で12cm拡大されています。
対アクアで全長は+1m21cm、ホイールベースは+54cmとなります。最小回転半径はアクアの4.8mを完全に1m超えて、いよいよ6mの大台間近の5.9mとなっています。
トヨタ自動車が展開する高級車ブランドレクサスのフラッグシップモデルとして販売されています。今回ご紹介するロングホイールなモデルは、LS600hL/LS460Lなど、車種名の最後にLが付くロングボディーモデルで、通常ボディに対して全長が12cm、それに伴い室内長も最大で12cm拡大されています。
対アクアで全長は+1m21cm、ホイールベースは+54cmとなります。最小回転半径はアクアの4.8mを完全に1m超えて、いよいよ6mの大台間近の5.9mとなっています。
ホイールベースが長い国産車④ トヨタ ハイエースワゴン(スーパーロング/現行モデル)
【全長】5,380mm 【ホイールベース】3,110mm 【最小回転半径】5.7m
トヨタ自動車から1967年に初代が発売され、現行モデルは2004年から販売されている5代目モデル。主に商用車として広く貨物車や社用車として利用されているロングセラーモデルです。
耐久性が高いことから、新興国や開発途上国でも非常に人気が高く、2007年からの7年間は車種別の自動車盗難数1位という喜べない記録もあるほど。
今回ご紹介のスーパーロングモデルは通常ボディと比べて約70cmも全長が長く、対アクアで全長は+1m38cm、ホイールベースは+56cmとなっています。
最小回転半径はついに6mの大台突入の6.1m!さすがに取り回しがきつそうです・・・。
トヨタ自動車から1967年に初代が発売され、現行モデルは2004年から販売されている5代目モデル。主に商用車として広く貨物車や社用車として利用されているロングセラーモデルです。
耐久性が高いことから、新興国や開発途上国でも非常に人気が高く、2007年からの7年間は車種別の自動車盗難数1位という喜べない記録もあるほど。
今回ご紹介のスーパーロングモデルは通常ボディと比べて約70cmも全長が長く、対アクアで全長は+1m38cm、ホイールベースは+56cmとなっています。
最小回転半径はついに6mの大台突入の6.1m!さすがに取り回しがきつそうです・・・。
ホイールベースが長い国産車⑤ 光岡 ラセード(2000年モデル)
【全長】5,230mm 【ホイールベース】3,424mm 【最小回転半径】6.3m
いよいよ、ロングホイールベースな国産車の1位の登場です。販売はすでに終了しており、一般的にはちょっとなじみのない車種かもしれませんが、ラセードは初代が1990年、2代目が2000年に発売されたクラッシック風クーペです。
ちなみにこのラセード、ベース車は皆さん何だと思いますか?
なんと!日産のシルビアがベースなんです!!
1990年のモデルがS13シルビア、2000年のモデルがS15シルビアをベースとしており、キャビン部分はほぼシルビアのまま、フロントバルクヘッドより前部分を延長しているそうです。
全長は5,230mmとハイエースより短くレクサスLS同等なものの、ホイールベースは他を寄せ付けないアクア比+87cm!
最小回転半径も6.3mともはや普通乗用車では考えられない、スーパーカー級の数値です。
いよいよ、ロングホイールベースな国産車の1位の登場です。販売はすでに終了しており、一般的にはちょっとなじみのない車種かもしれませんが、ラセードは初代が1990年、2代目が2000年に発売されたクラッシック風クーペです。
ちなみにこのラセード、ベース車は皆さん何だと思いますか?
なんと!日産のシルビアがベースなんです!!
1990年のモデルがS13シルビア、2000年のモデルがS15シルビアをベースとしており、キャビン部分はほぼシルビアのまま、フロントバルクヘッドより前部分を延長しているそうです。
全長は5,230mmとハイエースより短くレクサスLS同等なものの、ホイールベースは他を寄せ付けないアクア比+87cm!
最小回転半径も6.3mともはや普通乗用車では考えられない、スーパーカー級の数値です。
いかがでしたか?
比較的身近な車からほとんど乗る機会のない車まで、ロングホイールベース車も色々あるものですね。今回ご紹介した車種を乗り比べて、ロングホイールならではの直進安定性や居住性も一度味わってみたいです。
比較的身近な車からほとんど乗る機会のない車まで、ロングホイールベース車も色々あるものですね。今回ご紹介した車種を乗り比べて、ロングホイールならではの直進安定性や居住性も一度味わってみたいです。