燃費改善にも有効?大径タイヤのメリットとデメリット
更新日:2024.09.09
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大きなホイールと偏平率の低いタイヤ(大径タイヤ)は、いまやドレスアップの定番になっています。最近の高性能車では、純正で20インチというタイヤ&ホイールも珍しくありません。この大径タイヤにはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
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いつもCarMeをご覧いただき誠にありがとうございます。
一部記事の内容に誤りがありました。
読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
(2017年6月1日)
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一部記事の内容に誤りがありました。
読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
(2017年6月1日)
大径タイヤを使うメリットは?
大径タイヤの大とは、タイヤの直径が大きいという意味です。一般的に、大径になればなるほど偏平率が低く、タイヤが薄くなります。
また、偏平率の低いタイヤは、ゴム部分が薄いのでタイヤのたわみやよじれが少なくなります。つまり、タイヤの剛性が高くなるので、シャープでダイレクトなハンドリング操作を堪能することができます。
もちろん、ドレスアップ効果も絶大です。分厚いタイヤよりも薄くて、アルミホイールがキラキラ輝く足元の方がカッコいいですよね。
また、偏平率の低いタイヤは、ゴム部分が薄いのでタイヤのたわみやよじれが少なくなります。つまり、タイヤの剛性が高くなるので、シャープでダイレクトなハンドリング操作を堪能することができます。
もちろん、ドレスアップ効果も絶大です。分厚いタイヤよりも薄くて、アルミホイールがキラキラ輝く足元の方がカッコいいですよね。
大径タイヤ、当初の目的は大型ブレーキを装着する空間を確保するため
大径タイヤに交換する目的は、今ではほとんどがドレスアップになっていますが、本来は「自動車の高性能化にともなう、ブレーキの大型化」を実現するためでした。
ホイール径が大きければ、その分大型で高性能なブレーキを装着する空間を確保できます。
ホイール径が大きければ、その分大型で高性能なブレーキを装着する空間を確保できます。
デメリットもたくさんあります
スタイリッシュで高性能な大径タイヤですが、デメリットもあります。
・値段が高い(偏平率が低くなればなるほど、価格も跳ね上がります)
・ゴムが薄い分、路面のショックをダイレクトに感じる。(=乗り心地が悪くロードノイズも大きくなる)
・路面のショックを受けやすくなるため、ショックアブソーバの消耗が激しくなる
・わだちにハンドルを取られやすくなる
・縁石などで擦りやすくなる
などなど...それ相応の覚悟が必要そうです。
・値段が高い(偏平率が低くなればなるほど、価格も跳ね上がります)
・ゴムが薄い分、路面のショックをダイレクトに感じる。(=乗り心地が悪くロードノイズも大きくなる)
・路面のショックを受けやすくなるため、ショックアブソーバの消耗が激しくなる
・わだちにハンドルを取られやすくなる
・縁石などで擦りやすくなる
などなど...それ相応の覚悟が必要そうです。
最近では燃費向上をうたった大径タイヤも
ブリヂストンが2013年に発表したエコタイヤの新技術「ラージ&ナロー」では、タイヤを大径化・高内圧化することで路面と接地する部分の変形を大幅に抑制することに成功しました。また、構造・材料の最適化により転がり抵抗係数を約30%低減。
さらに狭幅化によって燃費向上に関わる重要な特性である空気抵抗を低減。現在市販されているBS製低燃費タイヤを大幅にうわ回る低燃費性能を実現しているとのことです。
まだまだ課題が多い大径タイヤですが、技術発展の見込みは十分ありそうですね。
さらに狭幅化によって燃費向上に関わる重要な特性である空気抵抗を低減。現在市販されているBS製低燃費タイヤを大幅にうわ回る低燃費性能を実現しているとのことです。
まだまだ課題が多い大径タイヤですが、技術発展の見込みは十分ありそうですね。