ダイハツ ムーヴキャンバスの収納&使い勝手は?女性やスマホネイティブを意識したデザイン【プロ徹底解説】

ムーヴキャンバス

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ハイトワゴンの車体に、両側スライドドアをつけて高い機能性を備えて、2016年に誕生したのが初代ムーヴキャンバスです。

その機能性の高さに、可愛らしいルックスも加わってヒットモデルとなりました。

それを受け継いだ第2世代が、2022年7月に発売となりました。

新しいムーヴキャンバスの収納や使い勝手を解説します。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
Chapter
使い勝手の決め手となるのが両側スライドドア
数多く用意された車内の収納スペース
紫外線と赤外線をカットする窓など快適装備も充実
リクライニング可能な後席を使った多彩なシートアレンジ

使い勝手の決め手となるのが両側スライドドア

初代から続くムーヴキャンバスの大きな魅力は、両側スライドドアを象徴とする使い勝手の良さです。ムーヴキャンバスは、ハイトワゴンであるムーヴと同じ全高でありながら、より背の高いタントと同じように両側スライドドアを備えています。

スライドドアは、ドアを開けたときの開口部が大きく、開けたドアが外に広がりません。隣に他の車が並んで停まっているときに、ドアの開け閉めで、他の車にドアをぶつける心配もありません。
そんなスライドドアの開口部は、左右に595mm、上下に1,110mmになります。

また、電動で開閉できるパワースライドドアを両側に設定。ドアが閉まり切る前に操作すると、ドアが閉まった後に自動でロックできる、タッチ&ゴーロック機能を用意。

新型では、降車時に予約しておけば、電子カードキーを持って車に近づくだけでパワースライドドアが自動で開く、ウェルカムオープン機能が一部グレードに設定されています。

買い物の荷物で両手がいっぱいになっていても、車の乗り込みが簡単にできる新機能です。

数多く用意された車内の収納スペース

ムーヴキャンバスには初代から後席の座席下に収納スペースが一部グレードに用意されていました。それが「置きラクボックス」です。新型モデルでも踏襲されており、普段使わないものを収納したり、買い物を倒さないように置いたりするなどに利用できます。
後席後ろの荷室の床にはラゲージアンダーボックスがあり、傘などを収納するのもおすすめできます。
運転席・助手席周りにも数多くの収納スペースが用意されています。

インパネには、スマートフォンなどを置くことのできるインパネセンタートレイがあり、その下にはインパネロアボックスとグローブボックス、インパネロアポケットが設置されています。
運転席と助手席の間にはボックス付きのフロントセンターアームレストがあり、両側のフロントドアの内側にドアポケット&ドラインクホルダーが設置されています。後席のドアには後席クォーターポケット&ボトルホルダーが用意されています。

紫外線と赤外線をカットする窓など快適装備も充実

快適装備の充実度も新型ムーヴキャンバスの魅力の一つ。窓は、フロントからサイド、リヤまですべてが紫外線(UV)と赤外線(IR)をカットするガラスが採用されています。

日焼けを予防し、ジリジリとした強い光の暑さも緩和しています。
軽自動車初の装備となるのが、保温機能付きの「ホッとカップホルダー」です。一部グレードの前席のカップホルダーに設定されています。また、運転席&助手席のシートヒーターもついていて嬉しい快適装備でしょう。

リクライニング可能な後席を使った多彩なシートアレンジ

後席は前後240mmのスライド機能だけでなく、4~50度の範囲でリクライニング機能も備わっています。

もちろん前倒しにすることもできるため、アイデア次第で多彩なシートアレンジが可能となります。
前席のヘッドレストを外して、完全に後ろに倒せば、前席から後席座面までをフラットにすることも可能となります。
ムーヴキャンバスは、スーパーハイトワゴンよりも全高が低いながらも、両側スライドドアを備えていることが特徴です。

両側スライドドアならではの機能性の高さをベースに、便利な収納スペースや機能を数多く用意。

可愛いだけでなく、機能性の高い車であることが高い人気の理由となっているのです。
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