スカイラインはなぜインフィニティを名乗るのか?

日産 スカイライン 200GT-t

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2013年11月に発表された現行スカイラインのフロントグリルには、日産のマークではなく、インフィニティのバッチがつけられています。インフィニティといえば、北米から展開が始まった海外市場での日産の高級ブランド。新型スカイラインでは、価格帯も一気に100〜200万円アップしました。なぜスカイラインは、インフィニティバッチのままで登場したのでしょうか?

Chapter
インフィニティというブランド
突然の新型スカイラインへの採用
なぜインフィニティなのか
インフィニティの乗り心地は高級車!?

インフィニティというブランド

インフィニティ(INFINITI)は、トヨタ自動車のレクサス、ホンダのアキュラと同様、日産自動車が海外で展開している高級ブランドです。1989年にアメリカから始まって、香港・台湾・インドネシア・中東の一部・ロシア・中国など、世界中で展開されています。

日本市場では、ブランド展開はされず、バブル絶頂期の1989年に「インフィニティQ45」が日産のフラッグシップカーとして発売されています。

突然の新型スカイラインへの採用

当初は従来通り日産バッチをつけたスカイラインとして販売される予定でしたが、2013年夏に急遽インフィニティのバッジをつけて登場することになったそうです。しかし、レクサスのように独立した高級車ブランドを構築するには多額の投資が必要となるので、スカイラインへの導入はあくまで個別車種としての展開です。

なぜインフィニティなのか

新型スカイラインは、当初、排気量3.5Lのハイブリッド車のみという設定で、価格は前モデルの300万円台から一気に450万円〜550万円台と、国産車最高クラスになりました。

知名度抜群のスカイラインに、高級ブランドのバッチを装着して販売することで、初期投資を少なくインフィニティの存在を認知させることができるというメリットがあるのでしょう。この戦略がうまく行けば、日本国内でのインフィニティブランドの日産車がもっと増えるかもしれませんね。

インフィニティの乗り心地は高級車!?

新しいスカイラインは、それまでのスカイラインとは一線を画すワンランク上の車格、素晴らしいエンジン性能、極上の乗り心地備えています。ハイブリッドにより燃費はJC08モードで18.4km/Lを達成。

大きめなボディを感じさせない軽やかな走りも素晴らしく、グラマラスな外観も含めインフィニティのブランドに恥じない車です。ハイブリット車としての性能と高級車としての性能が上手くマッチしたモデルとなった新型スカイラインの登場によって、今後のインフィニティブランドの展開に期待大です。
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