ホンダ 6代目 ステップワゴンのグレード別の特徴や違いを比較解説!【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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ホンダの6代目ステップワゴンには、「エアー(AIR)」と「スパーダ(SPADA)」という2つの基本グレードに加え、「スパーダ」をベースとした上級仕様である「スパーダプレミアムライン(SPADA PREMIUMLINE)」が設定されています。
グレードによって、それぞれどのような違いがあるのか解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
グレードによって、それぞれどのような違いがあるのか解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
ホンダの6代目ステップワゴンは2グレード構成が基本
ホンダの6代目ステップワゴンは、「エアー」と「スパーダ」の2グレードを基本としています。
さらに、「スパーダ」には上級仕様である「スパーダプレミアムライン」が設定されていることから、合計3つのグレードが用意されています。
ガソリン車は、すべてのグレードでFFもしくはリアルタイムAWDを採用した4WDを選ぶことができる一方、「e:HEV」を採用したハイブリッド車は全車でFFとなっています。
さらに、「スパーダ」には上級仕様である「スパーダプレミアムライン」が設定されていることから、合計3つのグレードが用意されています。
ガソリン車は、すべてのグレードでFFもしくはリアルタイムAWDを採用した4WDを選ぶことができる一方、「e:HEV」を採用したハイブリッド車は全車でFFとなっています。
ガソリン車にはパワーユニットとして、1.5リッターのDOHC水冷直列4気筒L15C型直噴ターボエンジン(最高出力150PS、最大トルク203Nm)を搭載。
ハイブリッド車では、2.0リッターのDOHC水冷直列4気筒LFA型エンジン(最高出力145PS、最大トルク175Nm)に、H4型モーター(最高出力184PS、最大トルク315Nm)を採用しています。
また、「スパーダ」には福祉車両として、スロープにより車いすのままで乗り降りできる車いす仕様車と、2列目のシートが電動で回転および昇降するサイドリフトアップ車が用意されています。
ハイブリッド車では、2.0リッターのDOHC水冷直列4気筒LFA型エンジン(最高出力145PS、最大トルク175Nm)に、H4型モーター(最高出力184PS、最大トルク315Nm)を採用しています。
また、「スパーダ」には福祉車両として、スロープにより車いすのままで乗り降りできる車いす仕様車と、2列目のシートが電動で回転および昇降するサイドリフトアップ車が用意されています。
ホンダの6代目ステップワゴンの各グレードの違い
6代目ステップワゴンは、グレードによってそれぞれコンセプトや装備が異なります。ここでは、グレードによってどのような違いがあるのか解説します。
エアー
「エアー」のインテリアは、シンプルさとクリーンさをコンセプトとする優しい雰囲気が特徴です。
メランジ調のシートのカラーは、グレーとブラックの2色を用意しています。
グレーシートの車内壁には全面にベージュを使用し、開放感を感じさせる明るい雰囲気を演出しました。
エクステリアデザインでは、控えめなフロントグリルに細いメッキモールなどのフェイスデザインを採用。インテリアと同じく、クリーンでシンプルなイメージを強調していることが特徴です。
メランジ調のシートのカラーは、グレーとブラックの2色を用意しています。
グレーシートの車内壁には全面にベージュを使用し、開放感を感じさせる明るい雰囲気を演出しました。
エクステリアデザインでは、控えめなフロントグリルに細いメッキモールなどのフェイスデザインを採用。インテリアと同じく、クリーンでシンプルなイメージを強調していることが特徴です。
スパーダ
「スパーダ」のインテリアは、「エアー」と比較するとスタイリッシュな印象が強い空間となっています。
インテリアカラーはブラックのみで、シートにはファブリックとプライムスムースを組み合わせたシートを採用。シートのメイン素材に新しくファブテクトを採用。ファブテクトとは、撥水性に加えて撥油性も備えており、汚れに強く掃除も楽な素材となっています。
インパネ周辺やガーニッシュや各部のソフトパッドも、ブラック基調とすることで、高級感を感じさせる空間としています。
エクステリアデザインにおいては、「エアー」よりも力強さを強調するデザインが採用されています。「エアー」よりも、厚くなったブラックのグリルを装着することで押し出し感を演出しました。
ギラつくような派手さは控えめにしつつ、クロームで仕上げられたきらびやかなパーツを増やすことによって高級感をプラスしています。
さらに、装備面では「エアー」の基本的な装備に加えて2列目シートがオットマンになり、パワーテールゲートや全列にUSBチャージャーが装備されます。
インテリアカラーはブラックのみで、シートにはファブリックとプライムスムースを組み合わせたシートを採用。シートのメイン素材に新しくファブテクトを採用。ファブテクトとは、撥水性に加えて撥油性も備えており、汚れに強く掃除も楽な素材となっています。
インパネ周辺やガーニッシュや各部のソフトパッドも、ブラック基調とすることで、高級感を感じさせる空間としています。
エクステリアデザインにおいては、「エアー」よりも力強さを強調するデザインが採用されています。「エアー」よりも、厚くなったブラックのグリルを装着することで押し出し感を演出しました。
ギラつくような派手さは控えめにしつつ、クロームで仕上げられたきらびやかなパーツを増やすことによって高級感をプラスしています。
さらに、装備面では「エアー」の基本的な装備に加えて2列目シートがオットマンになり、パワーテールゲートや全列にUSBチャージャーが装備されます。
スパーダプレミアムライン
「スパーダプレミアムライン」のインテリアは上級仕様グレードにふさわしく、ベースである「スパーダ」の質感をさらに高めた上質な空間となっています。
シート素材には、ファブリックではなくスエード調素材を採用し、プライムスムースとの組合せによって、高級感を感じる見た目だけでなく、心地よい肌ざわりが魅力です。
インパネ周辺のガーニッシュやソフトパッドにもスエード調の素材が用いることによって、キャビンの内部全体の質感がワンランクアップした印象を与えてくれます。
さらに、「スパーダプレミアムライン」では、フロントグリルにプラチナ調クロームメッキ仕上げの加飾を採用。
ホイールは、「エアー」や「スパーダ」の16インチホイールから17インチにインチアップし、専用デザインのホイールが装備されます。
また、「スパーダ」の装備に加えて、ヘッドランプはアダプティブドライビングビームを採用、安全装備としてマルチビューカメラシステムも採用されます。
シート素材には、ファブリックではなくスエード調素材を採用し、プライムスムースとの組合せによって、高級感を感じる見た目だけでなく、心地よい肌ざわりが魅力です。
インパネ周辺のガーニッシュやソフトパッドにもスエード調の素材が用いることによって、キャビンの内部全体の質感がワンランクアップした印象を与えてくれます。
さらに、「スパーダプレミアムライン」では、フロントグリルにプラチナ調クロームメッキ仕上げの加飾を採用。
ホイールは、「エアー」や「スパーダ」の16インチホイールから17インチにインチアップし、専用デザインのホイールが装備されます。
また、「スパーダ」の装備に加えて、ヘッドランプはアダプティブドライビングビームを採用、安全装備としてマルチビューカメラシステムも採用されます。
ホンダの6代目ステップワゴンは、「エアー」および「スパーダ」という基本グレードに加え、「スパーダプレミアムライン」という上級グレードが設定されています。それぞれに異なるコンセプトのデザインが与えられており、カラーや装備もグレードによって差があります。
ステップワゴンにおいては、シンプルな「エアー」、装備が充実した「スパーダ」という棲み分けになるでしょう。
ステップワゴンにおいては、シンプルな「エアー」、装備が充実した「スパーダ」という棲み分けになるでしょう。