トヨタ 新型ノア&ヴォクシーの違い・おすすめグレードを解説!
更新日:2024.09.09
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2022年1月に4代目モデルが登場したノア&ヴォクシー。
両車は兄弟車関係となっていますが、ノアは5グレード、ヴォクシーは2グレードとなっています。
ではグレード間の違いはどんなところがあるのでしょうか?
文・写真/小鮒 康一
両車は兄弟車関係となっていますが、ノアは5グレード、ヴォクシーは2グレードとなっています。
ではグレード間の違いはどんなところがあるのでしょうか?
文・写真/小鮒 康一
ノア&ヴォクシーは5+2の合計7グレード展開
ノアとヴォクシー、共通して設定されているグレードは「S-Z」と「S-G」となっており、ノアにのみ設定されているグレードは「Z」、「G」、「X」の3グレードとなります。
全グレードで1.8Lのハイブリッドと2Lのガソリンモデルが選択でき、駆動方式はどちらのエンジンでも前輪駆動(FF)と四輪駆動(ハイブリッドはE-four)が選択可能となりました。
乗車定員は最上級グレードの「S-Z」と「Z」が7人乗りのみの設定となり、その他のグレードでは7人乗りと8人乗りを選ぶことが可能となっています。
全グレードで1.8Lのハイブリッドと2Lのガソリンモデルが選択でき、駆動方式はどちらのエンジンでも前輪駆動(FF)と四輪駆動(ハイブリッドはE-four)が選択可能となりました。
乗車定員は最上級グレードの「S-Z」と「Z」が7人乗りのみの設定となり、その他のグレードでは7人乗りと8人乗りを選ぶことが可能となっています。
グレード体系は最近の他のトヨタ車と同じく、最上級グレードの「Z」、中間グレードの「G」、エントリーグレードの「X」という扱いとなっており、「S-」が付くグレードはエアロパーツを纏った仕様となります。
そのためヴォクシーはエアログレードのみで、ノアにはエアロ非装着のグレードも用意されているということになるのです。
つまり両車の違いは主にエクステリアの違いに終始しており、クルマの基本性能に関わる部分や装備については同一グレード間において差はありませんので、好みのルックスの方をチョイスすることができるでしょう。ではここからグレード毎の主な違いを確認してみます。
そのためヴォクシーはエアログレードのみで、ノアにはエアロ非装着のグレードも用意されているということになるのです。
つまり両車の違いは主にエクステリアの違いに終始しており、クルマの基本性能に関わる部分や装備については同一グレード間において差はありませんので、好みのルックスの方をチョイスすることができるでしょう。ではここからグレード毎の主な違いを確認してみます。
ノア&ヴォクシーのグレード毎の主な装備等の違い
「X」
ノアにのみ設定される「X」は、最も安価な価格設定となっているエントリーグレード。先進安全装備の「Toyota Safety Sense」は標準搭載となりますが、拡張機能である「緊急時操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト」や「ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト」、駐車・走行支援の「トヨタチームメイト」はオプションでも選択することができない点は注意が必要です。また他のグレードでは標準装備となる助手席側のパワースライドドアやディスプレイオーディオ、アルミホイール、本革巻ステアリングなども非装着となるため、どこまでの装備が必要なのかの見極めが必要なグレードと言えそうです。
「G」
中間グレードとなる「G」は、エクステリアこそ16インチのアルミホイールが標準となるほかは「X」と変わりませんが、「X」には備わらない助手席側パワースライドドアやコネクティッドナビ対応の8インチディスプレイオーディオ、本革巻ステアリングなどが標準装備となり、必要十分な装備が最初から備わるものとなります。内装ではシート表皮が上級ファブリックとなるだけでなく、ブラックカラーのほか明るく落ち着いた印象のフロマージュが選べる点も「X」の特徴と言えるでしょう。また「X」では選択できなかったToyota Safety Senseの拡張機能やトヨタチームメイトなどをオプションとして装着することが可能となっているほか、メーカーパッケージオプションの「快適利便パッケージ(Mid)」(ハンズフリーデュアルパワースライド、ナノイーX、左右独立温度コントロールフルオートエアコン+リアオートエアコン、快適温熱シート、独立式センターコンソールボックス)を選ぶことができる点も見逃せません。
ノアにのみ設定される「X」は、最も安価な価格設定となっているエントリーグレード。先進安全装備の「Toyota Safety Sense」は標準搭載となりますが、拡張機能である「緊急時操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト」や「ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト」、駐車・走行支援の「トヨタチームメイト」はオプションでも選択することができない点は注意が必要です。また他のグレードでは標準装備となる助手席側のパワースライドドアやディスプレイオーディオ、アルミホイール、本革巻ステアリングなども非装着となるため、どこまでの装備が必要なのかの見極めが必要なグレードと言えそうです。
「G」
中間グレードとなる「G」は、エクステリアこそ16インチのアルミホイールが標準となるほかは「X」と変わりませんが、「X」には備わらない助手席側パワースライドドアやコネクティッドナビ対応の8インチディスプレイオーディオ、本革巻ステアリングなどが標準装備となり、必要十分な装備が最初から備わるものとなります。内装ではシート表皮が上級ファブリックとなるだけでなく、ブラックカラーのほか明るく落ち着いた印象のフロマージュが選べる点も「X」の特徴と言えるでしょう。また「X」では選択できなかったToyota Safety Senseの拡張機能やトヨタチームメイトなどをオプションとして装着することが可能となっているほか、メーカーパッケージオプションの「快適利便パッケージ(Mid)」(ハンズフリーデュアルパワースライド、ナノイーX、左右独立温度コントロールフルオートエアコン+リアオートエアコン、快適温熱シート、独立式センターコンソールボックス)を選ぶことができる点も見逃せません。
「Z」
エアロなしグレードの最上級グレードである「Z」では、フロントのフードモールディングがメッキとなり、ドアベルトモールディングもステンレスとなるほか、LEDフォグランプも標準装備なって見た目の高級感が大きくアップします。また内装も合成皮革+ファブリックのシートとなり、ブラックのほかシックなダークブラウンを選択することも可能です。パワースライドドアもデュアル(両側)となり、バックドアイージークローザーや左右独立温度コントロールフルオートエアコン+リアオートエアコン、ハイブリッド車では非常時給電システム付のAC100V・1500Wアクセサリーコンセントなどが標準装備となります。またアダプティブハイビームシステム付のプロジェクター式LEDヘッドランプや、カラーヘッドアップディスプレイ+デジタルインナーミラーが追加されるドライビングサポートパッケージなど、「X」や「G」では選択できないオプションが用意される点も「Z」ならではと言えるでしょう。そして「X」にも設定されていた「快適利便パッケージ」はMidからHighとなり、パワーバックドアやステアリングヒーター、2列目キャプテンシートにシートヒーターやオットマン、アームレストなどが追加される充実ぶりとなっています。
エアロなしグレードの最上級グレードである「Z」では、フロントのフードモールディングがメッキとなり、ドアベルトモールディングもステンレスとなるほか、LEDフォグランプも標準装備なって見た目の高級感が大きくアップします。また内装も合成皮革+ファブリックのシートとなり、ブラックのほかシックなダークブラウンを選択することも可能です。パワースライドドアもデュアル(両側)となり、バックドアイージークローザーや左右独立温度コントロールフルオートエアコン+リアオートエアコン、ハイブリッド車では非常時給電システム付のAC100V・1500Wアクセサリーコンセントなどが標準装備となります。またアダプティブハイビームシステム付のプロジェクター式LEDヘッドランプや、カラーヘッドアップディスプレイ+デジタルインナーミラーが追加されるドライビングサポートパッケージなど、「X」や「G」では選択できないオプションが用意される点も「Z」ならではと言えるでしょう。そして「X」にも設定されていた「快適利便パッケージ」はMidからHighとなり、パワーバックドアやステアリングヒーター、2列目キャプテンシートにシートヒーターやオットマン、アームレストなどが追加される充実ぶりとなっています。
「S-G」
ノアとヴォクシーに設定される「S-G」ですが、基本的な装備とオプション設定は「G」と共通となり、エアログレード専用のフロントバンパーとリアバンパー、サイドマッドガードが備わり、専用デザインの16インチアルミホイールが標準装着となります。またノアの「G」ではオプションとなるLEDフロントフォグランプが標準となるほか、インテリアではルーフライニング(天井)もブラックカラーとなり、スポーティな印象となりますが、「G」で選択できたフロマージュ内装は選択不可となってしまいます。
「S-Z」
エアログレードの最上級グレードとなる「S-Z」も、「S-G」と同じく基本装備やオプション設定は「Z」と同等となり、違いはエクステリアが中心となります。このグレードでは新型ノア&ヴォクシーのなかでは唯一17インチのアルミホイールが標準(2WD車)となる点が最大の特徴で、内装色は「S-G」と同じくブラックのみの設定となります。
ノアとヴォクシーに設定される「S-G」ですが、基本的な装備とオプション設定は「G」と共通となり、エアログレード専用のフロントバンパーとリアバンパー、サイドマッドガードが備わり、専用デザインの16インチアルミホイールが標準装着となります。またノアの「G」ではオプションとなるLEDフロントフォグランプが標準となるほか、インテリアではルーフライニング(天井)もブラックカラーとなり、スポーティな印象となりますが、「G」で選択できたフロマージュ内装は選択不可となってしまいます。
「S-Z」
エアログレードの最上級グレードとなる「S-Z」も、「S-G」と同じく基本装備やオプション設定は「Z」と同等となり、違いはエクステリアが中心となります。このグレードでは新型ノア&ヴォクシーのなかでは唯一17インチのアルミホイールが標準(2WD車)となる点が最大の特徴で、内装色は「S-G」と同じくブラックのみの設定となります。
ノア&ヴォクシーのグレード毎のボディカラー
ノア、ヴォクシーに共通して設定されるボディカラーは「ホワイトパールクリスタルシャイン」、「メタルストリームメタリック」、「アディチュードブラックマイカ」、「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」、「グリッターブラックガラスフレーク」の5色となります。
ヴォクシー専用色として用意されるのは「マッシブグレー」となり、ノア専用色として用意されるのは、「レッドマイカメタリック」と「スティールブロンドメタリック」の2色となりますが、レッドマイカメタリックはエアログレード専用色(そのほかグリッターブラックガラスフレークもエアログレード専用色)となり、スティールブロンドメタリックは、非エアログレード専用色となります。
ヴォクシー専用色として用意されるのは「マッシブグレー」となり、ノア専用色として用意されるのは、「レッドマイカメタリック」と「スティールブロンドメタリック」の2色となりますが、レッドマイカメタリックはエアログレード専用色(そのほかグリッターブラックガラスフレークもエアログレード専用色)となり、スティールブロンドメタリックは、非エアログレード専用色となります。