高速道路から下道に降りたら、警察から逃げ切れる?

パトカー

高速道路から下道に降りたら、警察は追ってこないという噂は本当なのでしょうか。これは、一般道と高速道路は警察内でも管轄が違うことが原因でいわれているようです。高速道路から下道に降りれば、本当に逃げることができるのでしょうか。

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基本的に警察から逃げ切るのは不可能

基本的に警察から逃げ切るのは不可能

高速道路を走っている最中に違反を起こしてパトカーから追跡され、下道に降りても検挙から逃げ切るのは事実上不可能です。

そもそも、高速道路から下道に降りたら警察は追ってこないという噂は、一般道と高速道路で担当している部隊が違うために生まれたイメージでしょう。

通常、一般道は交通機動隊、高速道路は高速隊に分かれて警らを行っています。

そのため、基本的には高速隊が下道に降りた違反車両を追跡し続けるということは少ないようです。

しかし、交通機動隊と高速隊は互いに連携しており、必要があれば交通機動隊が高速隊から引き継ぐ形で追跡を行う場合もあります。

さらに、現在の取り締まりは追跡している最中に、パトカーの車載カメラによる撮影や、オービスの映像、防犯カメラなどによって検挙する根拠となりえる証拠を集めながら行われています。

このことから、違反車両をその場で停止させる必要性は薄くなっており、万が一パトカーが振り切られたとしても、証拠映像などから特定した住所に出頭要請を行って検挙するケースもあるようです。

また、現行犯で取り締まりが行われる違反だけでなく、飲酒運転や盗難車両を運転していたケース逃走による証拠隠蔽が図られる恐れがある場合には、緊急配備による検問や張り込みなども実施されます。

以上のことから、高速道路でパトカーを振り切ったとしても、警察内の連携や証拠映像などによって検挙を逃れるのはほとんど不可能といえるのです。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道